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魔法使いプリキュア!! MIRAI DAYS 第4回「ひーちゃんの反抗期」

第4話「ひすいの秘密」


あらすじ

アイルの怪しげな企みを阻み、ひすいを守ろうと改めて心に決めたみらいとリコ。
だが、アイルはいったいどこにいるのだろうか?
手掛かりはみらいが見た、本棚の前にエプロン姿で立つアイルのイメージ。
みらいたちは魔法ガールとして人助けをしながら、彼の居場所を探る。

人助け中、リコに子ども扱いされたひすいがへそを曲げていると、彼女の前にアイルがやって来た。
彼はブランケット型のモンスターとデウスマストの眷属の力を合体させ、今まで以上に強力なモンスターで襲い掛かってくる。
みらいとリコはすぐに変身してひすいを守ろうとするが、強力な合体モンスターを相手に苦戦を強いられてしまう……。

そんなピンチを打破したのは、なんとひすいだった。
二人を守りたいという気持ちを高めたひすいがみらいにもらった杖を構えると、杖の先からまばゆい光が放たれ、モンスターを退けたのだ。
さらにひすいは、光の中にことはの姿を見る――。

公式HPより

アバン:反抗期

 冒頭、ひーちゃんの魔法ごっこに付き合わされるみらい。上手くタイミングが合わずに苦情を言われます。流石に疲れが隠せないみらい。リコは情報収集に専念してます。今回はあっさりめ

Aパート:親の想い、子の想い

 色々と2人で相談中ですが、ひーちゃんがリコのスマホを強奪。注意を促すも本人はしっかり口答え。スクスクと体も心も成長しているようで何よりです。まだ4話なんだけどね。リコのスマホから、はーちゃんの写真を見つけます。懐かしい光景ですが、モフルンがひーちゃんと似てるというと本人は大反発。

ひすい:
「全然似てないし!」

 まぁ、しっかりとして自我を持つ個人としては、他の誰かと同一視されてしまうのは面白くありません。ガオガイガーでも似たような話し合ったしね。キュアスタで再び助けを呼ばれて駆けつけます。それを見つめる謎の人物……リコは気づいたようですね。

 ひーちゃんもついてきたようで、ものによっては危険だと忠告するも聞き入れるような素直さはもうありません。関係ないけど、強盗を捕まえたことあるの? ちなみに本日の願いはいなくなった猫探しでした。ひーちゃんもやる気を出しますが、魔法はみらい任せです。この微妙に親(みらい)頼りなところが微笑ましい。

朝日奈みらい:
「違ったな、この格好……」

 地道な捜索活動だったために魔法学校の制服だと悪目立ちしてしまうみらい。やっぱ本人にも思うところがあるのか若干、恥ずかしそう。こういうリアリティを地味に上げているのが上手いですね。するとそこにこちらを凝視する勝木かなの姿が。隣には長瀬まゆみもいます。久しぶりの出番ですね。慌てて隠れます。

勝木かな:
「本当にいたんだよ、魔法使いの格好したみらいとリコ、後はーちゃんにそっくりな子も!」
長瀬まゆみ:
「この感じ、懐かしいかも……」

 テレビ本編ではお約束のやり取りでしたね。ちなみにリコは魔法使いの格好してないんですけど。しかも、リコは久しぶりに旧友との再会だったのにこれで流れることに。普通に可哀想。制服で活動していることに怒られます。なかなか迷い猫が見つからないことに困りますが、みらいが「自分に任せて!」と自信満々に言いますが。

 みらいが立てたのは迷い猫のお気に入りの公園で好きなおやつでおびき寄せる作戦でしたが、公園での餌やりは禁止されているので敢えなく断念(当たり前だ)。地味に猫を1匹ずつ捕まえる作戦に移ります。

ひすい:
「なんでひーちゃん魔法使えないの……」

 自分と深い関係性を持っているはずのはーちゃんが使えるのに、自身が使えないことに対して苛立ちを感じ、それをまだ見ぬ彼女にぶつけます。しかし、そこで先ほどの不審者に気づいたリコはモフルンに任せて追いかけます。

リアン
「見つかったか……」

 不審者と思われていたのはまさかのリコのお父さんのリアンさん。ちょくちょく1期のキャラが顔を見せてくれるのが地味に嬉しい。ひーちゃんの護衛のために陰から見守っていたようです。自分が信頼されていないようで、不満を伝えますが、

リアン:
「たとえ成人しようとも、伝説の魔法使いであろうとも、親から見れば子供だよ」

 子供が何歳になろうとも、親心というのは無くなりません。その気持ちに理解を示しつつも、急激な体と心の成長にまだ本人も戸惑っていることから、無用の刺激を与えたくないリコは自分達に任せて欲しいと訴えます。しかし、そこでひーちゃんが割り込んできてややこしいことに。子供扱いされることに反発してしまいます。自分を子供扱いするくせに、親から子供扱いされることに反発する姿は、確かにひーちゃんから見れば言ってることとやってることが違うように感じるのは無理もありません。

ひすい:
「リコなんか大っ嫌い!!」

Bパート:よく似た少女

 そう叫んで飛び出してしまいますが、運悪くアイルとかち合ってしまいます。みらいがすかさずに駆けつけると、透明マントを渡して逃げるように言います。一般の目がある中で魔法を使うことの危険性をアイルが指摘しますが、彼女は迷いません。

朝日奈みらい:
「バレても構わない。ひーちゃんを守るためなら……!」

 リコもすぐに駆けつけると、アイルがわざわざフィールドを張ってくれます。またしても魔法使いを見つけるも見失うかな。往年のやり取り再び。

 みらリコが確信に迫りつつあるとして、新たな章に入るというアイル。呼び出された魔神もこれまでのおもちゃをやや可愛らしさを残すようなデザインからシンプルでキモいデザインに変わります。再び変身、今回は基本のピンクダイヤスタイル。

 基本のダイヤらしい、様々な宝石の力を使った戦闘になります。しかし、アイルはデウスマストの眷属が眠っていると思われる香具を融合させてパワーアップ。ピンクダイヤスタイルを圧倒します。ここで終わりにする、と宣言して追いつめていきます。ひーちゃんだけでも守ろうと必死になるプリキュアたちですが、2人の元を離れられないひーちゃん。

アイル:
「まるで親子だ」

 その姿を見て、親子だと例えるアイルに、先ほどのリアンさんとリコの会話を思い出します。どれほど成長しようとも、その成長を見守ってきたものたちからすれば、護りたい対象に変わりはない。プリキュアたちの想いを正しく理解した時、彼女は再び杖を構えて魔人に立ち向かいます。

ひすい:
「いじめるな……みらいとリコをいじめるな!」

 彼女の気持ちに呼応するように魔力が杖に纏い、莫大なエネルギーの本流となって魔人を怯ませます。そして、彼女の目前に現れるピンク髪の少女……花海ことはの姿。

ひすい:
「あっちに行けぇ!」

 彼女の言葉に呼応するようにエネルギーが魔人を吹き飛ばすと、それまでが嘘のように消滅。全てはひすいを成長させるためにアイルがうった幻想でした。満足そうにひーちゃんの頭を撫でようとする手をマジカルが掴み、ミラクルが顔面狙って本気パンチ。相手は人間だけど関係ありません。残念ながら避けられますが、リアンさんが介入したことでアイルは撤退。ひーちゃんは力を使い尽くしたのかその場で気絶します。

 はーちゃんと出会ったことを告げると、彼女が助けてくれたんだと理解するみらリコ。これで魔法が使えるようになったと喜ぶひーちゃんですが、そうは上手くいかず、結局、魔法役はみらいが続投することに。

次回予告:第5話「流ゆく歳月」

 リコ、一人暮らしを始める!?

感想

 はーちゃんようやく登場!(一瞬だけど)。アイルの言葉を借りるならば状況は確かに進んでいるようで、ひーちゃんも力の片鱗のようなものを見せましたが、フロチャートを知っているのがアイルだけなので視聴者も自体がどう進んでいるのかまだわからないのが歯痒いところ。何気ない日常会が続いているようにも見えますが。はーちゃんもようやく姿を現し始めたので、早く合流して欲しいですね。

 次回はリコの一人暮らし?!

前後エピソード

次回

前回

まとめ

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