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レンジャーズストライクファンが見るハリケンジャー 22話

巻之二十二「翼とニンジャ」

Aパート:サソリと謎の声

 前回の続きから。絶体絶命のハリケンジャーたち。なんとかみんなで支えあいながら耐えていますが、サタラクラはそれを嘲笑うように次のクイズを探します。

「みんな、シノビチェンジだ」

 一甲は全員で同時に変身することで危機を突破する作戦を提案。鷹介たちもこれに乗ります。サタラクラも箱を爆発させますが、見事に成功させて形勢逆転、彼を取り囲みます。しかし、それすらもあっさりと突破して逃走します。「憑りつかれている」と意味深なセリフを残していきます。言葉の意味が分からずに首をかしげる全員に、おぼろさんは緊迫した口調ですぐに戻るように伝えます。

上機嫌でセンティピードに帰還するサタラクラ。マンマルバにウザ絡みして邪険にされます。ここで彼からネタ晴らし。クワガライジャーに宇宙サソリを寄生させたところ、期待を超えて全員に帰省したようです。

「あれに憑りつかれると半日も経たずに死に至る」

 不気味に笑うマンマルバ。

 ハリケンジャーの基地で調べてみると、やはり全員の体にサソリが寄生したようです。無理に出そうとすると毒素が体に放出されてしまい、手の打ちどころがないようです。途方に暮れる鷹介達。

「Teach me why? どうしてこうなるのかなぁ?」

 一方シュリケンジャーは愛機に乗るも長年、掃除されてなかったせいでコックピットはクモの巣だらけ。不満を言いながら払っていきます。対してジン・ギローンはせっせと爆弾の準備を続けていきます。

 一甲はジン・ギローンの足元についていた金属を元に居場所を絞り込みます。サソリの問題は解決していませんが、

「俺たちは自分の命より、地球の命を護りたい!」

地球の命を護ること、それが忍者の使命。その覚悟に、館長も止めずに見送ります。準備が整って導火線に火をつけて高笑いするジン・ギローンですが、寸前で鷹介が爆弾を強奪。火を消して阻止します。ドライガンで応戦するもまさかのダメージなし。サタラクラ配下とだけあって結構な実力者です。幻影を駆使して全員を翻弄し、同士討ちを誘います。

「もう一回、仲間同士で戦えローン」

 再び同じ術で翻弄するも、偽物と本物が見分けられずに苦戦します。

「Hey boy! 目を閉じて敵を見てごらん」

 急にかけられた助言。一瞬、戸惑うも、助言通りに目を閉じて心の目で敵の本体を見抜きます。どうやら、全員が同じような声を聴いたようです。なんとか敵の術から抜け出すも、タイミング悪くサソリが心臓に近づき、苦しみ始めたところでBパートに続く。

Bパート:シュリケンジャー推参

 苦しみ始めて戦いどころではないハリケンジャーたち。マンマルバは勝利を確信し、サタラクラは止めを刺すように指示。しかし、苦しみながらも、鷹介は立ち上がります。

「負けるかよ……一人一人の力は弱くても、五人いれば勇気も元気も百万倍なんだ!」

 気力を振り絞ってビクトリーガジェットを起動、ジン・ギローンはなおも蜃気楼で翻弄しようとしますが、すでに術の破り方を知った5人には無意味です。本体を撃ち抜かれてついに倒されます。「!」にされた人々も解放されて元に戻っていきます。やられてもなお、笑うサタラクラ、デッ仮面を使って巨大化させます。まさかの3つ目の巨大化方法。

 からくり巨人を出撃して応戦します。しかし、本人たちの体調が万全でないことも相まって、苦戦します。新カラクリボール「カラクリマント」でなんとかその場を凌ぎます。しかし、あっさりと攻略されて倒されてしまい、変身も解除されて絶対絶命。

 しかし、ローター音を響かせて無数のヘリコプターが現れると、爆撃でジン・ギローンを追い詰めます。新たな戦力に驚く七本槍と、なにか難しい顔をしているタウ・ゼント。

「またせちゃって、ごめんね。I am Ninja Odagiri 忍者の中の忍者! 緑の光弾! 人はそう、Meをこう呼ぶ、天空忍者シュリケンジャー!」

新入りのくせに名乗りが長い、て言われてて笑ってしまった。というか、こんなノリの人だったんだ……。天空神のビークルモードでジン・ギローンを翻弄します。さらに変形すると、カラクリボールのスピンビーを「究極奥義 暴れ独楽」であっさりと倒してしまいます。

 戦闘が終わりホッとするも、まだサソリの脅威が残っています。途方に暮れるおぼろさんでしたが、シュリケンジャーが原理はよくわかりませんが、瞬く間にサソリを無効化します。

「Meの正体かい? それはね……それは次回のお楽しみ!」

 助けてもらったお礼と正体を尋ねられますが、シュリケンジャーは応えることもなく去っていきます。ジャカンジャ組も新しい戦士の登場にざわついていますが、マンマルバは余裕の態度を崩しません。

「カブトライジャーの頭上にだけは、まだ死神が微笑み続けている……!」

 マンマルバの予言の意図は……?

次回予告:巻之二十三「コロンと名探偵」

 シュリケンジャーの正体は?!

感想

 シュリケンジャー大暴れ回。想像以上に彼の声が若々しいのとかなりノリの軽い性格でびっくりしちゃった。なんかこう、もっと大御所みたいな性格を想像していただけに。ゴウライジャーが仲間になって浅いのにすぐに登場したのもびっくりしたけど。
 次回はシュリケンジャーの正体が明らかになる……のか?

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