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レンジャーズストライクファンが見るハリケンジャー 46話

巻ノ四十六「おせちと三巨人」

アバン:新年のご挨拶

「新年あけまして「「おめでとうございます」」今年もよろしく「「お願いします」」」

 新年の挨拶から始まった今回、七海の作ったおせち料理でお出迎え。味も良いようで面々からも絶賛されます。ていうか、シュリケンジャーは変装するでもなくまんまの姿で笑ってしまう。逆にそこは変装しなよ。みんな舌鼓を打ちながら食べますが、御前様は全く手をつけません。七海に勧められるも、無言で去っていきます。関係ないですがシュリケンジャーはマスク被った状態でどうやって食べてるんだ。

「御前様……」

 料理するときにできたであろう、絆創膏を撫でる七海の姿が悲しい。

Aパート:サーガインの遺産

 ウェンディーヌはサーガインの研究ノートを見ながら彼が残したからくり巨人を発見します。メガタガメマークⅣ、フラビジェンヌロボ、ジャイアントムササビスタルの3機で、それぞれウェンディーヌ、フラビージョ、そして自分用に残しておいたようです。サタラクラにも発見されますが、そのまま今回の作戦に巻き込みます。

「サーガインの意思を無駄にはしない、出撃よ」

 サタラクラは協力を拒んで逃げ出そうとしますが、フラビージョが追いかけます。仲間が残した兵器を見上げながら、亡き友に誓います。

「見ていてサーガイン、貴方が残したマシーンで必ずハリケンジャーを倒して見せるわ!」

 仲間の無念を背負い、女性幹部の逆襲開始です。

 おせちも食べてひと段落ついた鷹介達。そろそろだ、とおぼろさんとシュリケンジャーは席を外します。七海は御前様が料理に一切、手を付けなかったことにショックを受けます。御前様が戻ってくるもジャカンジャの出現を報告。お正月でも関係ないのか、とやや後ろ髪をひかれつつも出陣。

メガタガメマークⅣ改め、メガタガメセクシーでハリケンジャーを待ち受けるフラビージョ。シノビマシンを出撃させようとするも、おぼろさんが欠席なので、代わりの御前様がやってくれます。旋風神と豪雷神で迎え撃ちます。

「御前様、なんで食べてくれないんだろう……?」

 メガタガメには何度も痛い目を見せられたので、用心して戦いますが、先ほどのことが気になって集中できない七海。操縦が疎かになって攻撃を受けてしまい、御前様に叱責されます。

 ガトリングレオを呼び出して攻撃するも、上手く射線上に轟雷神が誘導されておりフレンドリーファイアに。動けなくなった轟雷神を放置して旋風神を追い詰めます。

「まずいことになった」

 先ほどのことを気にしている七海は「まずい」に過剰反応、再び操縦が疎かになって劣勢に。そこで、久しぶりに旋風神ハリヤーで高速戦闘で盛り返すも、あと一歩のところでフラビジェンヌロボとジャイアントムササビスタイルが援護に。サタラクラもなんとか説得できたようで戦線に参加します。

 サンダールは前回の隠れ家に向かったようですが、すでにもぬけの空だったと報告。今回はどうやらウェンディーヌ達の行動は独断専行だったようですが、タウ・ゼントは気にしてない様子。

「よもやあいつらがハリケンジャー共を倒し、嘆きの弓のメダルを……フ、まさかな」

 サンダールもウェンディーヌ達の勝利はまずない、と考えているようです。性格の悪さが段々と露見していますね。

Bパート:御前様とおせち料理

 旋風神ハリアーでなんとか奮戦するものの、やはり三体相手では苦戦を強いられます。持ち前の素早さで何とか回避し続けるも、徐々に追い込まれていきます。

「踏み込みが甘い」

 御前様の言葉で再び七海は「甘すぎる」と言われた気分になって混乱。しかし、そこで沈黙していた轟雷神が再起動。

「偶然にしては、上手くいったではないか」

 今度は料理を褒めてもらえたと大興奮の七海。御前様が理解できていませんが、そこでシュリケンジャーが到着、と思いきや天空神が3体も登場。まさかの量産型天空神とのこと。しかも、操作しているのはまさかの黒子ロボです。オペレーションも帰ってきたおぼろさんが担当。量産型が合体して天空旋風神、天空轟雷神に合体。まさかの揃い踏み。

「どうだい、イカすだろう、七海ガール」

 しかし、ハリケンドルフィンのコックピットには七海の姿がありません。七海はハリケンジャーのアジトに戻ると、手をつけられていないおせち料理を見て、気落ちします。それを見て、何かを察する館長。

 一方、それぞれの必殺技でヒラビジェンヌロボ、ジャイアントムササビスタイルが撃破。しかし、合体していた天空神がオーバーヒートしたのか、火花を散らせて危険な状態に。やっぱ安物はダメだな! 戻ってきた七海は気落ちしつつも、ならばしっかり食べてもらおう、と逆に気力を出します。

「こうなったら、早いこと片付けて、御前様におせち食べてもらうんだ!」

 ハリケンドルフィンでメガタガメセクシーに噛み付くと、そのままコックピットまでよじ登ってガラスを叩き割るとウェンディーヌを直接強襲。筆で落書きしまくるというなんとも気が抜ける悪戯をしてから、帰還して天雷旋風神に合体。リボルバーマンモスも呼び出すと、そのまま合体して動けないメガタガメに向けてアルティマレインボーで撃破。やや過剰火力にも感じる()

「やーん、悔しい! ごめん、サーガイン!!」

 復讐は果たせませんでした。

 アジトでは御前様に館長が七海の頑張りを告げます。おせち料理に込められた七海の想いを知った御前様。

「実は御前様は食事をしないんだ」

 体内に封印された闇石のおかげで食事をしなくてもいい体になったそうです。そのことを知って安堵する七海達。しかし、帰還するとおせち料理に手をつける御前様の姿が。その姿を嬉しそうに見つめる七海の姿を映して、次回に続く!

次回予告:巻ノ四十七「封印と宇宙統一」

 御前様を守れ!!!!

感想

 七海がひたすら空回りする回でしたが、美味しい料理を食べてほしい、という純朴なものなのでほっこりする展開でした。長寿になっているので何かしらの理由でご飯を食べれないのでは、と思ってましたがそういうわけではなかったのは一安心。展開も合体するとまるまる過剰パーツになるハリケンドルフィンを上手く話に絡ませてて良かったですね。玩具の過剰パーツをエピソードに絡ませるのは新鮮でした。お正月も過ぎて残り5話、最終決戦も近づいてきている雰囲気を感じます。

レンスト「RS-101 ハリケンブルー」紹介

 今回、紹介するのはエピソードの中心だった七海ことハリケンブルー。ていうか、今まで紹介してなかったことが驚きですが。他のメンバー共々第2弾「二人の黒騎士」から参戦。レアリティはノーマル。

はい、おいたはここまでね。

 パワー0でBP1000という最低限の能力値。コストが最低限なので序盤から出していけるのが強みですが、反面、CNは4とやや重め。能力のSユニットを手札に戻す効果はなかなかだが、選択肢が相手にあるのとラッシュエリア限定なので使い勝手がやや難しい。とはいえ、Sユニットであれば問答無用でラッシュエリアに引きこもっているサポーターを手札に返すこともできるので、それを狙っていこう。とはいえ、必要パワー0なので、序盤の戦力やMユニットを出すためのコストにするのは最適なカードなので、効果はついで感覚でいいかもしれない。

 他の2人よろしく第5弾で再録され、絵柄とフレーバーテキストが変更されている。

邪気を押し流し、誰もいなくなった清流の中を、彼女はひとり気持ちよさそうに泳いだ。

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感想まとめ

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