魔法使いプリキュア!! MIRAI DAYS 感想 第3回「アイル再び」
第3話「刻の魔法」
あらすじ
アバン:時間を操作する魔法?
前回のことを校長先生と水晶さんに伝えます。過去と未来の映像を見せたのは、前回2人が受けた魔法の影響ではないか、と考えますが校長先生ですらそんな魔法を知りません。アイルの服装がナシマホウ界のものであることに気づいて、再び戻ります。
Aパート:久しぶりの朝日奈家
ナシマホウ界に帰るために列車に乗りますが、行きと同じ通りに2人分を支払いますが、気づけばひーちゃんが成長してて3人前を請求されてしまいます。急成長したことに驚くよりも気づけなかったことにショックを受けるリコ。はーちゃんの経験があるとはいえ、当たり前のように受け入れてて笑ってしまう。もっと急成長したことに驚いてくれ。
ナシマホウ界に戻るとキュアスタ経由で連絡が来ているようです。どうやら、1話の出来事が動画サイトを含めて拡散されているようです。連絡をくれたケイはナシマホウ界で記者になるべく奮闘中とのこと。増子さんと出会ってたりするのかな。
久しぶりに朝日奈家にお邪魔するリコとヒスイ。快くみんな受け入れてくれます。4年ぶりの同居です。そこで、みらいの祖母、かの子さんが足を怪我していることに気づきます。なんでも、つまづいて痛めてしまったようです。
朝日奈かの子:
「つまらない段差で転ぶだなんて、本当に、年取ったわね」
介護業界の人間なので笑えなくて困る(震。健康体の人でも高齢になると転倒からの骨折で寝たきりになることは多いので、真顔で聞いてた。かの子さんは今何歳なんだろう。引退を考えていたグスタフさんもそうですが、否応なしに時間が進んでいることを改めて感じさせます。リコの部屋はいつでも戻れるように綺麗に整えていたとのこと。感激するリコ。……みらいってリコのことになると急になんか激重感情見せるよね()。
1話の現場はすでに警察が物々しく封鎖してて簡単には入れそうにありません。ここら辺の世界の解像度は上げてきているのが上手いよねこの作品。調査を続けたいですが、みらいは大学もあるので日中はリコに任せることに。残念そうなのは力になれないことなのか、折角なのにリコと一緒に入れないからなのか。
十六夜リコ:
「いつでも連絡が取れるように“アレ“必要ね」
ということでスマホ確保。キュアスタ見て、みらいが魔法ガールとして頑張っていることに感心します。ふと、みらいの部屋の窓にカーテンがないことに気づきます。朝寝坊しないためだろうか。
スマホを見ながら調査するリコ、1話の現場にアイルがいることに気づきますが、2人の前に姿を現した時と服装が違います。バイトの途中みたいな格好してんな。何気にいちごメロンパンもちゃっかり登場。集中しているのをいいことにリコの分も食べちゃうひーちゃん可愛い。
そんな2人を至近距離から見つめているアイル。お巡りさんこっちです。
大学の講義中のみらいは再び、未来の原始を見ます。本に囲まれた場所でアイルに出会う映像。急いでリコに電話すると出たのはまさかのアイル。これはギャグ抜きにしてシンプルにギョッとするな。
Bパート:アイルの魔法
みらいとモフルンはスマホのGPSを頼りにすぐに駆けつけます。……え、GPSアプリ入れてるの??? それともアカウント共有しているのかな。そこら辺、詳しくないからわかんないんだけど、なんか健全な方法があるんだろう。向かってみるとリコの鞄を横に彼女のスマホをいじっているアイルの姿が。
朝日奈みらい:
「リコとひーちゃんは?」
ドスの効いたみらいの声いいよね。問い詰めるも、カバンとスマホ置いて単にいちごメロンパンを買いにい行っただけでした。あまりにも不用心すぎてモフルンからも怒られます。おばあちゃんか君か。ひーちゃんが成長したことに言葉上で驚きの声をあげます。
アイル:
「僕がここで彼女に下手な脚注を与えるよりも、彼女と物語を紡ぐ中で知って言った方がよくない?
なんてね、僕も彼女のことをよく知らないんだ」
まるで、手のひらでみらい達を振り回しているようなアイルですが、ひーちゃんのことはあまり知らないと吐露します。特殊フィールドを生み出したのでみらい達も変身です。今回はトパーズスタイル。毎回、新規バンクが拝めるので眼福です。これっきりなのがちょっと勿体無いな。
トパーズスタイルで戦いを挑むも、アイルは次々と攻撃方法を読んで先手を打ってきます。トリッキーな攻撃が得意なトパーズスタイルの強みが完全に失われてしまいます。驚く彼女達の言葉まで完コピ。ちゃんとモフルンまでやってくれてちょっと笑ってしまった。あんなイケボのモフが聞けるとは(笑)。
アイル:
「簡単なことだよ……君たちに授けた力と同じさ」
やはり、前回から時折起こっている未来視、過去視(造語)はアイルの魔法の影響のようです。ここからはこいつの出番、と巨大なロボットを呼び出します。何らかの筋書きに沿って行動しているようですが。これをプリキュアはさっさと吹っ飛ばします。折角、呼び出されたのに。
アイル:
「君がどんな未来を見たのか、僕にはわからない」
未来視の力について尋ねられるも、「僕の物語に必要」との返答。しかし、みらいやリコが見た映像についてはアイルも知ることができず、ましてやコントロールもできないそうです。意外と制限が多い魔法なのか、強力すぎて操作が難しいのか。実は1話での予言も魔法で得たものではなく、今知った情報を過去に遡って本人達に教えたというのがからくりらしいです。ああ、だからキュアスタに上がってた映像は服装が違ったのか。関係ないけど漢字読めないモフルンもスマホの使い方がわからないリコのコミカルなやり取りが面白かった。完全におばあちゃんの反応なのよ。
アイル:
「その子を得る筋書きだよ!」
やはりアイルの目的はひーちゃん。そこで先ほどの吹っ飛ばしたロボットが帰ってきたのでトパーズ・エスペランサで浄化。アイルもその場で撤退します。魔法のフィールドも消えたので一般人に見つかる前にさっさと撤収。
アイルの目的がひーちゃんだとわかり、改めて彼女を守ることを決意するみらリコ。とりあえず今日は休んで英気を養います。と、りこが部屋に戻ったタイミングで過去視が始まります。映像はテレビ本編が終わってすぐの時期のようです。
朝日奈みらい:
「みんなと別れてから初めてだね、十六夜。十六夜の夜に戻ってくるって、リコ言ってたのに……カーテン開けておかないとね、リコが、はーちゃんが帰ってきてもすぐに気づけるようにさ!」
辛い。
ろくに別れを受け入れる時間もないまま、再開できる確証もないままにただ待ち続けることしかできなかったみらいが、切実な願いが叶うようにと行ったのが、カーテンを開けておくという不思議な行動だったんですね。はーちゃんの安否が気になるところです。
自宅に帰宅したアイル。マンションの一室ですが、魔法の力で拡大しているようですね。どうやら過去に戻って1話をやってきた後のようです。
アイル:
「どうせ見るなら、違う過去が良かったんだけどね」
映るのは写真たてに映る幼少期のアイルと母親らしき女性の写真。
次回予告:第4話「ひすいの秘密」
ひーちゃんの反抗期!?
感想
アイル再び! 1クールアニメなので展開が早いですね。もうちょっと大人になったみらリコで日常回みたいなのもみたいですが、尺が足りないのでしょうがない。アイル側の情報がチラチラと見えてきましたが、未来視・過去視はアイルにもコントロールできないものだったのは意外と言えば意外。思ってたよりも万能の力ではないのかもしれない。やはりキーとなるのは最後に映った母親と思わしき女性ですが、彼女を取り戻すのが目的でしょうか。
それにしても、リコやはーちゃんのことになると途端に激重感情を見せるみらいがなんとも……個人的には好きですが()。まぁ、再開して日も浅いし、リコも教職で忙しくて中々、会えないのもあるんでしょうけど、まだ精神的な安心感が戻ってないのかもしれませんね。カーテンが閉めれないのは、はーちゃんが戻ってきてないのもあるのでしょうけど、精神的な安定を取り戻せてないのかも。
次回はついにひーちゃん反抗期!