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レンストファンがみるアバレンジャー 21話「アバレ恋!キロキロ」

第21話「アバレ恋! キロキロ」


アバン:

 前回のおさらいから。アバレキラーとキラーオーの戦いで傷つき、敗北してしまったアバレンジャー。全員が暗い顔です。爆竜の傷もなんとか癒えたようです。だからと言って問題が解決したわけじゃないのが辛いところ。そんななか、最後の爆竜が見つかったとアスカの一報。

爆竜アンキロベイルス
「助けてキロキロ」

 キラーに対抗するためにも戦力は少しほしいアバレンジャー。急いで捜索を始めますが、本人の言動が一致しません。海辺かといえば次は畑、挙句に街みたいと悪戯に振り回します。

爆竜アンキロベイルス:
「そんなのない、キロキロキロ!」

 当人はまさかの嘘をついて振り回し挙句にそれを笑うという性悪っぷり。可愛い声していい性格してんな……。これには流石にアスカも声を荒げます。

Aパート:恋するトリノイド!?

 海辺に面する別荘、仲代千琴。優雅な生活をしているのかと思うと何やら濁声が。

ヤツデンワニ:
「海は広いぜ、でも海は嫌いだ〜♪」

なんと、瞬殺されたかと思われていたヤツデンワニが意気揚々と登場。なんでも、倒されたように見えましたが、捕獲されていたようです。エヴォリアンに帰りたいと願う彼は、自分の能力を使って電話しますが、恥晒しと切られてしまいます。関係ないですが、邪命神はキラーについてはノータッチの様子。ジャンヌは何やら気になることがあるようですが?

 こうなったら、キラーは強すぎるのでアバレンジャーを手土産にエヴォリアンに復帰することを画策。妄想の中で無邪きに万歳するジャンヌに笑ってしまう。いざ、活動開始。

 街で捜索していたらんるが駆けつけ、まだ何もしてないのに「最低のトリノイド」と罵倒されますが、

ヤツデンワニ:
「そういう軽蔑の眼で見られると、俺、俺、俺は……ラブリ〜♪ 恋してしまう!!」

 あ、今回はギャグ回ですね。タイトルから薄々気づいてましたけど。積極的にアピールされて戸惑い通り越して激怒するらんる。そんな彼女をバーミア兵を呼び出して捕まえようとします。バーミア兵はまだいうこと聞いてくれるんだ(笑)。変身してアバレイエローに変身します。愛しの女性が敵だと知って衝撃を受けるヤツデンワニ。

ヤツデンワニ:
「俺の愛する軽蔑の眼がアバレンジャーのアバレイエローだったとは……ますます愛してしまって涎を垂らしてしまうのね」

 こいつメンタル無敵か。本当に涎をドバドバ流し始めてドン引きするイエロー。レッドとブルーも駆けつけて戦いになります。自分に(色んな意味で)ロックオンされたヤツデンワニに攻撃しますが、

ヤツデンワニ:
「痛くない、気持ちいい! 愛するものに攻撃されるとこんな気持ちいいものとは知らなんだ! もっと攻撃してぇ!」

 無敵すぎないかこいつ。ひたすらアピールしてくる姿に純粋な恐怖を感じますが、一通り叫んで満足したのか帰ります。何をしにきたんだ。イエローはひたすら拒否感。

 酷い展開ですがらんるにとっては笑い事ではありません。恐竜やに戻って笑われますが、まさかのヤツデンワニから電話が。自分が念じればどこにでも電話がかけられると豪語します。ロクでもない能力だ。愛の唄を捧げまずが、安定もバラバラで酷い音痴。慌てて切りますが、受話器を置いてもつながり続ける電話についに電話線を引っこ抜く有様。挙句に人体にも影響に与えるらしく周囲の人が苦しんで動けなくなります。ギャグみたいな能力ですがシンプルに迷惑。

 急いで対処しようとするアバレンジャー。そこで珍しく声を荒げるアスカが。どうやらやる気を見せないアンキロベイルスに怒り心頭のようです。とりあえずプライベートな問題ということでらんるが対応することに。

Bパート:アンキロとアスカ

 広場で歌い続けて人々を苦しみ続けるヤツデンワニの前に現れるらんる。それだけで大喜びするとヤツデの花束(花はない)を渡し、強制的にウェディングドレス姿に。意外と器用なやっちゃな。純粋な気持ち悪さに悲鳴をあげて逃走。気持ちわからんでもない。そこへまさかのアンキロベイルスが発見されるという展開に。もう何が何だか。

 アンキロベイルスの登場に千琴も反応。奪い取るために動き出します。

 姿を見せたアンキロベイルスに共に戦おうと声をかけますが彼(彼女?)はこれを拒否。そこへアバレキラーも現れたために一旦、棚上げ。アバレキラーには変身シーンがないんだ。相変わらずの強さでアバレンジャーを圧倒します。彼が登場するや否や先ほどまでのギャグの雰囲気がすっ飛んでいきました。

ヤツデンワニ:
「イエロー、がんばれ、俺がついてる!」

そしてアバレイエローを応援するヤツデンワニ。トリノイドだろうがお前は。容易くアバレンジャーを退けると、アンキロベイルスを強奪するためにキラーオーを呼び出します。

爆龍ステゴスライドン:
「このワクワクが、生きてる証テゴ!」

 ステゴもすっかり、アバレキラーに染まってしまっています。アバレンジャーも爆竜を呼びます。

爆竜ブラキオザウルス:
「君は狙われているブラ」

 今回はデンジマンのEDですね。爆竜たちも出撃してアバレンオーになってキラーオーとアンキロベイルスを取り合います。無理やり、引っ張られて完全に拗ねたアンキロは殻に籠城する始末。

ヤツデンワニ:
「イエロー! ガンバ!ガンバ!」

 そしてどっちの味方がわからなくなっているヤツデンワニ(笑)。もう君はそのままでいてくれ。

ヤツデンワニ:
「それにしても俺のことすっかり忘れて……俺ってキャラが薄いのかな」

それだけはない(断言。アンキロに力を貸すようにブラックが声をかけますが、子供のように臍を曲げてしまい、話になりません。その駄々っ子のような反応についにアスカも堪忍袋の尾が切れます。

アバレブラック:
「お前なんか……お前なんか大嫌いだ!!」

 その場に泣き崩れるアスカ。流石にその姿に感じるものがあったのか、アバレンジャーに力を貸すことを決意。爆竜コンバイン、アバレンオーベイルスに。硬い殻で攻撃を防ぎ、爆竜必殺ダブルトルネードでキラーオーを下します。先週、苦戦させられたキラーオーをまさかの完封。その姿に思わずヤツデンワニも大喜び。アバレキラーは撤退します。ちゃんとヤツデンワニを回収して。

 無事にキラーオーを退けて勝利の美酒ならぬ勝利のカレーに舌鼓をうつアバレンジャーですが、そこへ再び電話が。嫌な予感のらんる。

Cパート:次のターゲット

 電話はヤツデンワニではなくただの間違い電話でした。しばらくはトラウマになりそうです。当の本人はアバレイエローを応援してたせいで千琴から責められることに。投げられたダーツの矢がパキケロとディメノコに刺さります。

仲代千琴:
「次はもっと面白いゲームなるだろう……」

 不敵な笑みを浮かべて、次回に続く。

次回予告:第22話「娘たちのアバレ歌」

 囚われのパキケロとディメノコ!?

感想

ヤツデンワニ大暴れ回。アバレンジャーなんかよりもよっぽど暴れてて笑ってしまう。そこからアバレキラーが登場した瞬間に真面目な展開になってしまうので風邪を引きそう。こんなキャラが濃いトリノイドがアバンで倒されてたなんて信じられないな。これで爆竜は全員登場ということで、とりあえず戦力は出揃った感じなのかな?

 次回はアバレキラーがパキケロとディメノコに牙を向く……?

レンスト「XG6-016[RS]爆竜アンキロベイルス」紹介

 今回紹介するのはようやく登場した最後の爆竜、爆竜アンキロベイルスのカード。パラサロッキルと共にクロスギャザー第6弾「ザ・ギガンティックタイタン」にて参戦。

見つかっちゃったキロ…もっと遊んでたかったのになぁ。みんな真面目すぎるキロ。

 必要パワー6、BP5000の重ユニット。分数SPという特殊なSP持ちで、単体の爆竜では珍しくストライクできる能力を持っている。1/2は2番目に場に出たときにストライクできる。能力【爆竜必殺ダブルトルネード】はコンビネーションした同色のLユニットの能力をタイミング関係なしに発動させるというもの。WBにはラッシュした際に発動する能力が多いので、そういった本来ならば1度きりの能力を複数回、使えるようになる。あんまり劇中の能力の再現のようには見えないが、”ダブル”トルネード辺りからの連想だろうか?

 フレーバーテキストではやっぱりやる気がないのか劇中通りにぼやいている。

前後エピソード

次回

前回

まとめ

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