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レンストファンがみるアバレンジャー 8話「アバレブラックこの一発!」
第8話「アバレブラックこの一発!」
アバン:焦る気持ち
パキケロナグルスの成長は順調なようで、えみぽんと舞ちゃんの前で元気よく飛び跳ねています。凌駕の作ったお味噌汁のお礼のとのことで、アバレンジャーの面々もそれをほほえましく見守っています。
樹らんる:
「私だってお魚焼いて大根おろしたんだけどな♪」
らんるがそうアピールして肩を回すと「その程度で肩こりか?」と幸人が相変わらずのチクチク言葉。しかし、それを聞いてパキケロナグルスは彼女の肩に乗ると自慢の頭で肩をたたいてくれます。健気な姿に女子陣はメロメロ。
アスカ:
『あの時、これは完全に治っていた……それなのに何故……?』
ほんわかしている仲間をしり目に前回の失態を引きずっているアスカ。それを見た舞ちゃんはギャラクシアン・カタルシスというと謎のポーズをとります。なんでもギャラクシアンイグレッグというヒーローの技らしく、相手をいやす効果があるそうです。
アスカ:
「私は元気です、どこもおかしくなんかない!」
しかし、追いつめられてたアスカは悪いほうに受け取ってしまったのか、そう怒鳴ると恐竜やから出て行ってしまいます。うーん、気持ちはわからんでもないがこれはアスカが悪い。舞ちゃんが失言したわけでもないしな。
アスカ:
「今度こそ……今度こそマホロの仇を……!」
復讐心に捕らわれる心。タイトルコール。
Aパート:本物のヒーロー?
侵略の園ではヴォッファがインスピレーションが沸いたのかノリノリで作曲中。ギガノイド第2番を生み出します。しかし、その姿を見てミケラは「どこかでみたことがある」と首をかしげます。
破壊の使徒ジャンヌ:
「このギガノイド、私に預けない?」
その姿を見て何かをひらめいたジャンヌ、協力を言い出しますが、珍しい行動にヴォッファは疑うも、邪命神が認めたので任せます。
恐竜やに鳴り響くアラーム、反応の大きさからギガノイドだと予測して映像を見ると、そこには前回、倒したはずのギガノイド「運命」の姿が。一度、倒したこともあるので余裕だ、とみんなで出撃しようとしますが、
三条幸人:
「3人でいい」
真っ先に駆け出そうとしたアスカに、幸人が厳しく言い放ちます。前回の失態からの判断でしょうが、彼にとっては辛い言葉です。まぁ、無理に戦ってケガしても大変だから、という理由もあるかもしれません。
駆け付けた3人はさっそく爆竜を待ちますが、それよりも早く空から光とともに金色に輝く巨人が現われます。
アバレッド:
「すげぇ、ギャラクシアンイグレッグの本物だ!」
なんと、その姿はヒーロー番組のギャラクシアンイグレットにそっくり! ……てかこれまんまウルトラマンだ!? いろんな意味で大丈夫なのかなこのネタ!? こうやって無事に配信出来ている、てことは大丈夫だったんだろうけど!?
驚きながらも夢のヒーローが現われたことに興奮するアバレッドと街中の子供たち。果敢に運命に立ち向かいます。肉弾戦では優位に立つも、電流を流されてイグレッグがダウン。すると、子どもたちの声援が飛び交い、それを受けて再び立ち上がると反撃。声援にこたえるように攻撃を繰り出し最後はツインギャラクシーという薙刀を使って撃破します。子供たちは大喜び。
なんだこれ。
戦いが終わると空に帰っていくイグレッグ。もう完全にウルトラマンで笑ってしまいます。
恐竜やでもその話題で持ち切り。
今中笑里:
「これからはギガノイド出てきたときはイグレッグにお任せかな」
地球を守るアバレンジャーからすれば頼もしい仲間が増えるに越したことはありません。しかし、ひねくれ者の幸人は少々懐疑的。
三条幸人:
「簡単に信用するな。フィクションのヒーローが現実に出てくるなんて胡散臭いだろ」
舞ちゃんはイグレッグの擁護。幸人も彼女にはかなわないので、口をつぐみますが、その疑いをはっきりさせるためにプテラが秘密裏に尾行していたようです。
監視してみれば、溝にはまった車の救出、高層ビルにサインのファンサービス、と善行ばかり。いや、後者は善行かちょっと怪しいけど。それを聞いて舞ちゃんも「いい人だ」と太鼓判。えみぽんも「地球と友好的な宇宙人があえてヒーローの姿を借りているのでは?」と好意的に解釈します。ギガノイドの相手は彼に任せよう、と言うもアスカがこれに猛反発。
樹らんる:
「私は、戦わなくて済むならその方がいいです」
アスカ:
「そんな弱気でどうするんです!」
樹らんる:
「そう言う意味じゃありません!」
らんるの言葉に思わず噛みついてしまうも、彼女の言葉にハッとします。最悪の雰囲気の中、パキケロナグルスが心配そうな声を上げるので中断。アスカは冷静になってから自分の行いを恥じます。
アスカ:
「どうかしている、今日の私は」
焦燥感から周囲に当たり散らしていることを自覚しつつも、返信する力を取り戻したのに、上手くいかないことに心の整理が追いつきません。そんな中、ある反応に気づいて驚きの声をあげます。
ギャラクシアンイグレック:
「目覚めよ、子供達。目を覚ましておくれ」
夜中、イグレットから子供達に向けてテレパシーでメッセージを送ります。翌日に仲良くなろうと子供達に誘いをかけます。
ギャラクシアンイグレック:
「良い子のみんなを、待っている。明日の朝、会おう!」
しかし、メッセージを送るイグレックの足元にはジャンヌの姿が。そう、子のイグレックこそが今回のギガノイド「英雄」でした。ミケラのどこかで見たことがある、というセリフが地味な伏線だったのですね。子供達を絶望に貶めるための作戦のようです。
そんな彼女の元にアバレブラックが現れます。果敢に戦いを挑みますが、やはり手も足も出ずに一蹴。
アスカ:
「どうして……どうしてダメなんだ!」
弱いから相手にするつもりもないのか、ジャンヌは鎧を着こなすまで見逃してあげると、悠々と去っていきます。自身の無力感に襲われ、悔しそうに地面を叩くアスカ。
翌日、イグレックとの約束を楽しみに絵を描いている舞ちゃんの横で、再び敗北を告げて幸人から辛辣な言葉を受けます。トリケラが嗜めますが、同時に、敵の目的を探ることすらしてなかったことに気づきます。
アスカ:
「全く頭になかった……」
復讐心に囚われるあまり、敵の目的すら聞いてなかったことに気づきます。みんなが揉めている中、舞ちゃんは凌駕に行き先も告げずに外出してしまいます。目的はもちろん、イグレックです。一方、えみぽんはパキケロナグルスが高熱を出していることに気づきます。とりあえず頭を冷やすことで対応。
子供達と共にイグレックとの約束の場所に向かうと、彼が現れたとニュースにも取り上げられます。すっかりお茶の間の人気者。彼は声援を向ける子供達に挨拶すると、目の前にあるビルを超能力で空中に引き抜きます。しかし、そのまま力を解除して落下。もちろんビルは粉々になります。絶句する子供達。それでも声音を一切変えないイグレック。
ついにギガノイドが本性を見せ始めます。
Bパート:正しき怒りを胸に
アイキャッチはティラノ組。
絶句する子友達を無視して、次の標的をガスタンクに定めると、同じように持ち上げ始めます。ニュース番組でそれを見ていた凌駕達は急いで駆けつけますが、アスカは足を止めてしまいます。
街に被害を出しながらも高笑いするイグレックの姿を見て、悲しむ舞ちゃんと子供達。そこへ、爆竜達が駆けつけるとアバレンオーに合体して立ち向かいます。
アバレッド:
「お前、正義の味方じゃないのかよ! 子供達のヒーロー、ギャラクシアンイグレックじゃないのかよ!」
凌駕の訴えにも耳を貸さず、一方的に殴り続けるイグレック。その姿を中継で見て、えみぽんが悲鳴を上げます。それを、ただ見ることしかできないアスカ。
爆竜ブラキオザウルス:
「アスカ、何してるブラ。お前は何もしないのか?」
しかし、そんなアスカにブラキオは訪ねます。自分には何もできない、と無力を訴える彼でしたが、
爆竜ブラキオザウルス;
「お前、情けない奴になったな」
ブラキオからまるで突き放すような言葉に、何も言い返せないまま、アバレンオーは追い詰められます。
伯亜舞:
「やめてイグレック! アバレンオーは悪い怪獣じゃないよ、正義の仲間だよ!」
必死にイグレックに訴える舞ちゃん。舞ちゃんの中ではアバレンオーは怪獣扱いなんだろうか。しかし、イグレックは彼女を嘲笑するかのように答えます。
ギャラクシアンイグレック:
「正義は力、強ければいいのだ!」
耳に障る甲高い声で笑いながら、街を破壊するイグレック……否、ギガノイド「英雄」。その姿に舞ちゃんたち子供達は悲しみのあまりに泣き出すと、その嘆きがジャンヌの持つ謎の機械に吸い込まれていきます。おそらくジャンヌの真の目的はこっちか。
破壊の使徒ジャンヌ:
「子供たちの夢を奪い、絶望の涙を流させるよ。その涙の力があれば、私はあの伝説の鎧を着こなせる」
全ては自分自身が伝説の鎧を着こなすため。あまりにも身勝手な理由に怒りを見せるも、自分は満足に戦うこともできない、と未だに動こうとしないアスカ。思わずブラキオも声を荒げます。
しかし、パキケロナグルスが彼を元気付けるために頭を必死に肩に打ち付けます。必死に自分を鼓舞しようとするその姿と、自分を励まそうとしてくれた舞ちゃんが悲しみに泣いている姿を見て、ついに彼の中の何かが弾けます。パキケロにお礼を告げると、恐竜やを飛び出していきます。
アスカ:
『そうだ、私は自分の怒りを、恨みを晴らすことしか考えず、だから勝てなかったんだ!』
この力は何のために。それを思い出した時、本当の意味で彼は力を取り戻します。
アスカ:
「これ以上、子供達に涙は流させない……爆竜チェンジっ!」
今度はしっかり変身バンク付き。
アバレブラック:
「無敵の竜人魂、アバレブラック!」
呼び出されたバーミア兵を高速で蹴散らし、そのスピードにジャンヌもこれまでの彼ではないことを知ります。
アバレブラック:
「マホロ、お前のことは忘れない……でも今は、お前のためには戦わないっ!」
嘆き悲しむ者を救うため、復讐を乗り越えて黒の戦士が駆ける。ジャンヌすら一蹴すると、まさかのイグレックが直接攻撃を仕掛けてきますが、ストームインフェルノで竜巻を起こして攻撃、さらにグランドインフェルノで大地を割ると、イグレックを叩き落とします。すげぇ、等身大でギガノイドを一蹴している。
アバレブラック:
「トドメだ、ファイヤーインフェルノ!」
最後は地割れから炎を吹き出してイグレックを撃退。本当に1人で倒しちゃったよ。
しかし、イグレックが倒される姿を見て、やはり悲しむ舞ちゃん。彼女の描いた似顔絵が風に飛ばされていきます。
伯亜凌駕:
「俺、本当のことを言うよ。これからも夢を裏切られることはたくさんあると思う。それでも、夢追い続けられる子になって欲しいから」
イグレックのことをどう伝えるのか悩む一同ですが、嘘偽りなく本当のことを伝えると決めたようです。アスカは力を使い果たしたのか、熟睡しています。功労者を労わりながら、一件落着、と思いきや。
爆竜ブラキオザウルス:
「ところが、呑気な状況ではなかったブラ。どう言うことかはEDの後ブラ」
Cパート:昏睡
なんとパキケロナグルスがすでに人間大の大きさまで急成長。凌駕たちは驚きますが、何とアスカが一週間も目覚めずに眠り続けている模様。心配に見守るみんなを映して次回に続く。
次回予告:第9話「目覚めよ! アバレサバイバー」
大自然で勉強会? パキケロナグルスも活躍!
感想
レンスト『アバレブラック』紹介
今回紹介するのは復活した黒の戦士、アバレブラックです。第4弾「四雄の覚醒」から参戦。グランドインフェルノを決めている姿が格好良く描かれている。レアリティはノーマル。
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必要パワー3のBP3000と劇中の活躍のわりに平均的な能力だが、ダイノスラスターはストライクと相手のコマノゾーンのカテゴリ数が自分よりも多ければ同じ数まで破棄させるという独特な能力。おそらく、ダイノスラスターで発動させる属性をカテゴリの4色(赤緑青黄)に見立てているとおもわれる。
自分が単色デッキで相手が混色デッキならば絶大な能力を発揮していくれる。レンストはコマンドゾーンにカードがないと出すことができなくなる設計なので、混色デッキ相手には活躍してくれるだろう。半面、混色デッキに入ると活躍が難しい。