レンストファンがみるアバレンジャー 11話「アバレサイキック。ブヒっ。」
第11話「アバレサイキック。ブヒっ。」
アバン:暗躍するジャンヌ
川辺に落ちている爆竜の卵、ジャンヌがその反応を見つけたようです。
破壊の使徒ジャンヌ:
「今度こそ完璧に操る。それこそが鎧を完璧に着こなした証……まってなさい、アスカ」
アスカへのリベンジに瞳を燃やします。
Aパート:トリノイドの洗脳塾
さっそく、タイトルコール。
恐竜やではアスカに謎の装置を付けて幸人が爆竜の行方を探っているようです。回収できていない爆竜の卵は残り4つ。大まかな方向性だけですが、ようやく1つが見つかったようです。アスカは爆竜の卵を確保するために再び一時的に離脱。強キャラゆえに出番が削られるのは何とも複雑だな。
えみぽんが帰宅しますが、なんだか表情が暗い。凌駕が尋ねると、なんでもクラスメイトに問題があるようですが……?
侵略の園ではミケラもヴォッファも不調なようで怪人が完成しません。
創造の使徒ミケラ:
「最初の時、アノマロカリスと一緒に出しといたトリノイド第3号の作戦が、そろそろいい感じになってると思うよ」
なんと、1話の時点でトリノイドが放たれていたらしく、潜伏していたようです。1~2号も同じ感じかな。楽しそうに笑うミケラですが、リジェは転送するためにキスができなくて悲しげ。大丈夫かこの子。
親友のわかなの様子をうかがうえみぽんと凌駕。なんでも、いきなり成績がよくなったと言います。しかも、テスト中に超能力を使ったらしく、怪しむ彼女。しかし、傍から見ればお父さん想いのいい子にしか見えません。彼女が塾に向かったのを追跡。
しかし、それを監視している怪しい仮面の男が。彼は後を付けている凌駕たちに気づきます。
わかな:
「テンサイキック様の邪魔をする奴は許さない……!」
怪しげなオーラに包まれた彼女が手を向けると2人は吹き飛ばされて壁にたたきつけられ、炎に包まれます。変身して事なきを得ますが、明らかにおかしい。
わかなが通っているのは大天才予備校というすごい頭の悪そうな名前をしてますが、108分校あり45万人の生徒を抱えるモンスター塾。もちろん、塾長はトリノイド3号のテンサイキックです。わずか数ヶ月でここまで成長させたのなら大したものです。
アバレンジャーも塾に潜入するために仮装します。……が、えみぽんからは「ちょっと無理が」と苦言。らんるはまだしも男子2人は確かにちょっと苦しい。えみぽんは危険なので待機になりそうでしたが、友達を想う気持ちを買って今回は一緒に行動です。校内見学を口実に潜り込みます。
教室には謎の青い大根が……天才じゃなくて甜菜ってこと? テンサイキックはそれを切り分けると生徒たちに食べさせます。そこから手をかざすと生徒たちの精神をのっとり、操り人形にします。すぐにらんるが専用の機械で洗脳を解除してえみぽんに任せて避難させようとしますが、
わかな:
「いやだよ、私、超能力をなくしたくない……!」
超能力を使ってテストで満点が取れたわかなは、再び悪い点を取るのを嫌がって逃げるのを拒否。
今里笑里:
「成績なんか悪くたって、優しくて素直ならそれでいいよ!」
勉強だけがすべてではない、とえみぽんが必死に説得するも、まじめにやってきた父親がリストラされたことを上げて反論します……まじか、明るい家庭だと思ってたら思いのほかヘビーな背景が。まじめにやったってバカを見る、彼女の言葉に周囲も同調し始めてえみぽんを責める方向に。戸惑っている間に再びテンサイキックが生徒たちを再び洗脳し、無理やり砂糖大根を食べさせます。甜菜じゃないんかい。
親友をつっかった非道な行いに激怒した凌駕たちも変身して戦うも、思いのほか強かったテンサイキック。瞬間移動でアバレンジャーを翻弄しながら、洗脳した生徒を使って苦しめます。えみぽんもいるので迂闊に手を出すこともできまぜん。
アバレッド:
「悪魔に魂を売っちゃいけない! そんなことで、掴んだ未来に価値はないんだ!」
アバレッドの説得もむなしく、サイキック攻撃で吹き飛ばされてしまいます。
Bパート:気持ちはピンク!
アイキャッチはティラノ組
手も足も出ないアバレンジャー、えみぽんも洗脳され、窮地に。ティラノ達も心配しますが、助けようにも爆竜たちでは生徒を巻き込む危険性があり動けません。
爆竜を探しに向かったアスカの前にはジャンヌが妨害のために現れます。
テンサイキックに翻弄されるアバレンジャー、ついにはアバレッドがアバレイザーを落としてしまいます。さらに、超能力攻撃も加わり、追い詰められていく。もはやこれまでが、と思った瞬間、アバレイザーを抱えたえみぽんが果敢にも切りかかり、バイザーを破損させます。洗脳が解ける生徒たち。
アバレッド:
「なんかの時に、えみぽんが眼鏡をこうしたら、秘密の作戦あり! ていうことにしよう、て言ってたんだ」
万が一のために秘密のサインを決めていた凌駕とえみぽん。アバレイザーを落とす直前でそのサインに気づいた彼は、あえて武器を落とすことで、機会をうかがっていたようです。
今中笑里:
「その気で躍進、心はアバレピンクの今中笑里よ!」
強制的に食わせられたサイキック砂糖大根は食べるのが遅いという理由でまだ効いておらず、洗脳もされてなかったそうです。まさかの一芝居にまんまとはまったテンサイキック。能力を封じればこちらものと言わんばかりにダイノウェポンで攻め続け、えみぽんもアバレイザーで援護しつつ、最後はお約束のダイノダイナマイトで撃破。
巨大化したので、爆竜たちの出番です。
爆竜ブラキオザウルス:
「夢があれば、明日があればいいじゃないかブラ」
今回はシャリバンのOPからですね。だから戦隊じゃないんかい。サイキック攻撃に一瞬ひるむも、返しの爆竜電撃ドリルスピンで一撃で撃破。
自分が酷いことをしたことをえみぽんに謝罪するわかな。
三条幸人:
「知識があったほうが、人生楽しめるからな」
伯亜凌駕:
「ズルして上手くやってるやつもたくさんいると思う……。
でもやめようよ! だって綺麗なはずの君の魂に悪いもん!」
それぞれの考え方で諭す幸人と凌駕。えみぽんが思わず凌駕を叩くとなぜか彼の体が宙に浮かび上がります。なんと、サイキック能力が消えておらず、残っていたという衝撃の事実。
今中笑里:
「だったら、超能力でアバレピンクになっちゃうぞ!」
結果はお約束のEDの後!
Cパート:勉強も大事
威勢よく爆竜チェンジするも、まさかの子豚に変身。
三条幸人:
「お前、それじゃあアバレピンクじゃなくてアバレピッグだろう!」
もっと勉強しろ、とみんなに怒られたところで次回に続く!
次回予告:第12話「アバレノコギリ、京都を斬る!」
京都だ!忍者だ!映画村回だ!
感想
えみぽん主役回。コメディ色の強いエピソードでしたが、「真面目に生きる意味とは」というやや重めのテーマだったようにも感じます。彼女の明るさのお陰で明るい雰囲気が維持されてましたね。また、逆転に向けての伏線(ご飯を食べるのが遅い、眼鏡くいっの合図等等)もしっかりと張ってあり、意外としっかりとした作りだったと感じます。
次回は太秦映画村回、新しい爆竜も出るよ!
レンスト「RS-027 ダイノガッツ」紹介
今回紹介するのは作品の根本でもダイノガッツのカード。こちらは後々にメモリアルレアと称されるその作品を象徴するカード群の一枚。第1弾「英雄の再誕」に収録され、他のゴレンジャー~ボウケンジャーまでの作品のメモリアルレアが収録されている。テキスト欄の背景に各戦隊のロゴが入っているのが特徴。
カウンターのオペレーションカードで、効果は撃破されたユニットの破壊を阻止する効果。ダイノガッツの不屈の精神力を表現している。破壊されたくないキーカードを守ることができる。その代わりに必要パワー分だけ山札を捨てないといけないので、重めのユニットを守ろうとするとデッキがかなり減ってしまうのだけ注意。必要パワーも0なので序盤からもガンガン使っていける頼もしいカード。