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レンストファンがみるアバレンジャー 23話「アバレ電波ドギューン!」

第23話「アバレ電波ドギューン!」


アバン:前回のおさらい!

 前回のおさらいから。パキケロとディメノコが捕獲されてしまい、アバレキラーに理不尽なゲームを強いられる!

 超能力を持った子供の喧嘩をなんとか止めますが……。以前としてトリノイドが見つけられません。街頭モニターに映るプリプリンセスシスターズのCMを忌々しく見つめます。

Aパート:千琴の忠告

 侵略の園ではミケラがトリノイドの扱いに不満たらたら。バカにしたヴォッファと喧嘩する始末。そんな中、ジャンヌは漁夫の利を虎視眈々と狙います。

 仲代は囚われた爆竜に仲間にならないか、と持ちかけるも、もちろん拒否。仲間を信じているという彼らを嘲笑うとは言わないまでも、信じすぎるも良くない、と忠告めいたことを言います。

爆竜トップゲイラー:
「人間、お前は誰かを信じたことがあるケラ?」
仲代千琴:
「ないね、昔も今も……そしてこの先もな」

 仮にも相棒に当たるトップゲイラーに即答する千琴。

爆竜トップゲイラー:
「じゃあ、俺が俺がお前を利用しているだけでもいいケラ?」
仲代美琴:
「ああ、裏切るならいつでも裏切れ」

 綺麗事なしのお互いにただ利用し合うだけの関係。ここまではっきりとお互いに明言し合うのも珍しい。

仲代千琴:
「ときめきさ……」

 ゲームに求めるものは何なのか、という問いかけに、そう答えます。

 恐竜やに変えると店内がメチャクチャに。舞ちゃんが、町の子供と同じように超能力で暴れ始めたようです。心優しい彼女までそうなってしまったことに責任を感じる凌駕。彼のせいというわけではないのですが……預かった身としては複雑です。舞ちゃんが流した涙にもムカデンパンジーの分身体が。そこから、ムカデンパンジーは電波に乗ってTVを通し、目から子供達に侵入していると推測。とんでもない感染経路。それを聞いて、らんるがある方法を思い付きます。

 分身と本体が繋がってると判断したらんるは逆に分身が放っている電波を元に本人を割り出す機械を制作。そんなすぐに作れるものなのか。急いで、本体がいると思われる倉庫街に向かいます。しかし、それを待ち構えているアバレキラー。

アバレキラー:
「お前、人間を信じたいとかほざいてな……だったらこの先には行かないほうがいいぜ。この先には失望が待ってる」

 アバレンジャーを屠るだけ屠ってから、アバレッドにそう忠告すると「人間のを信じている間は勝てない」と宣言して去っていきます。

Bパート:信頼の代償

 アイキャッチはまさかのキラー組。あれ、ブラックのは……?

 倉庫に飛び込んだアバレンジャー達を待っていたのは、前回、話を聞かせてもらった関係者達。そこで、彼らの口から衝撃の事実が語られます。

芸能プロデューサー:
「せっかく、歌もヒットしたんだ、余計なことするな!」
テレビ局社長
「もういいからほっといてくれ!」
プリプリンセスシスターズ:
「仲代さんのおかげで私たちトップアイドルになれた!」
「それを今更やめろだなんて、バカ言わないでよ」

 彼女達がアバレンジャーに助けを求めたのは、彼らの捜査を邪魔するためについた真っ赤な嘘。全ては自分の立場や売上を守るために、彼らを騙していたとの告白。信じていた人たちに裏切られ、思わず膝から崩れ落ちるアバレっド、その隙をついてムカデンパンジーが襲いかかります。さらに、トリノイドが潜んでいる機械をスーツの中に入れ、アバレンジャーが攻撃できないように社長。あまりにもゲス。

テレビ局社長:
「視聴率だよ、視聴率でトップになるのが私の夢だった。そしてそれが叶った、今更、最下位に逆戻りなんかできるか!」

 視聴率のために子供に悪魔の番組を見せるのか! とアバレッドが激昂しますが、社長は完全に開き直ります。

テレビ局社長:
「視聴者は退屈している、刺激を求めているんだ。だから受ければそういうものを作るしかないんだ!」

このエピソードよく作れたな。職業倫理すらも放棄した社長でしたが、偶然移ったニュースに、自分の孫がほかの子供のように狂暴化していることを知り、絶望します。凌駕はゆらりと立ち上がると社長の胸倉をつかみ、ムカデンパンジーが潜伏している機械を取り上げます。プッツンすると結構、乱暴になるよね凌駕。それほどまでにショックだったんだろうけど。

伯亜凌駕:
「貴方達が魂を売った相手は、こういうやつだ……やられないうちに、とっとと消えろ……消えろぉ!」

 凌駕の怒りの叫び気圧されて逃げていく関係者たち。やるせない凌駕の顔が何とも言えない。怒りのままにトリノイドをぶん投げますが、時間稼ぎとプリプリンセスシスターズたちの幻影を出して翻弄します。

 しかし、ブラックがアンテナが相手の能力の肝だと気づくと瞬時に破壊。同時にダイノアームズを使った個人技で追いつめたのち、スーパーダイノボンバーのスーパーダイノダイナマイトで撃破。しかし、奮戦の連続で倒れこんでしまいます。

 健気にアバレンジャーを待つパキケロとディメノコ。千琴の言葉にも惑わされずに待ち続けます。アバレンジャーたちも最後の気力を振り絞って立ち上がります。ライドラプターで急ぎますが、ついに間に合わずに時限爆弾が発動、彼らの目の前で爆発。絶望に暮れる凌駕たちですが、彼らの前に無傷の2匹が現われます。無事だったのか、と一瞬安堵しますが、

アバレキラー:
「ばーか、そんなわけねぇだろうが……爆竜コンバイン」

 高笑いとともに現れたアバレキラーが2匹と合体、キラーオーナグルスノコドンとなります。仲間が助けに間に合わずに心が傷ついた隙を狙って洗脳したそうです。されたら嫌なことを見つける才能があるね仲代先生、最悪だよ。

爆竜ブラキオザウルス:
「立ち上がれみんな!仲間を救えるのは他にいないブラ」

 ブラキオの言葉に我を取り戻す面々。ゴーグルファイブの歌詞かな? アバレンオーに合体して対抗しますが、バキバキパンチ、クロスサンダーを受けて絶体絶命。追いつめられます。

アバレキラー:
「信じてたのに救われない、それを証明するゲームを、見事にお前は完成させてくれた。人間なんてそんなもんだ、信じるだけ無駄なんだ」

 それでも奮起するアバレッドでしたが、無情にもキラーオーの攻撃が振るわれる……直前、巨大化したムカデンパンジーが強襲。不意打ちでアバレンオー共々片付けてから漁夫の利を狙いますが、デススティンガーで弱らせたところにドリルスピンの連携攻撃であっさり撃退。結果的にアバレンジャーとアバレキラーを協力させるきっかけになってしまいました。

アバレキラー:
「今日のゲームは終わりだ……2匹の爆竜はいただいていく。また楽しもうぜ」

 完全にキラーの掌で踊らされた結果に、思わず叫び声をあげながら手を打ち付けるアバレッド。やるせない結果になりました。

Cパート:それでも……

 さすがに気落ちが隠せない凌駕。醜い人間の一面をまざまざと見せつけられてしまいますが、舞ちゃんの励ましになんとか踏ん張ります。

伯亜凌駕:
「それでも信じる……俺は、俺は人間を信じたいんだ」

 絞り出すような凌駕の言葉。テレビではプリプリンセスシスターズの1人が脱退の表明。1人でも改心してくれたのは救いなのか。何も言わない……何も言えない凌駕の背中を映してつづく。

次回予告:第24話「アバレ女子高生!ありえな~い」

 エヴォリアンのアナザーアース観光……?

感想

誰がここまでやれといったんだ(絶望。ニチアサとは思えないような壮絶な展開に、否応なしに凌駕と同じ顔になってしまいます。千琴の考えるゲームがあまりにも極悪で真顔になってしまう。トリノイドこそ倒しましたものの、アバレキラーに完全敗北となってしまいましたが、次回以降どうやって盛り返すのか。凌駕のメンタルは大丈夫なのか。次回はギャグ回かな?

レンスト「XG3-025[RS] 創造の使徒ミケラ」紹介

 今回紹介するのはトリノイドの創造主こと創造の使徒ミケラ。クロスギャザー第3弾「ザ・Wインパクト」にてヴォッファと共に参戦。レアリティはノーマルレア。エヴォリアンらしいおどろおどろしい姿が描かれている。

この世界での芸術は、より素晴らしい物となるんだなー。楽しいねぇ。

 必要パワー5でBP3000と必要パワーに対して能力はやや低めだが、能力【トリノイド創造】は山札から特徴3つを持つカードを場に出すことができるという彼の怪人創造を表現したカード。DAかつSユニットで特徴を3つもつカード、となるとかなり絞られてしまうので、何かしらサポートが必要。コマンドも3つホールドしなければならないので、気軽に使うのは難しいが、山札から直接、場に出せるカードなので、環境を整えれば活躍してくれるだろう。

前後エピソード

次回

前回

まとめ

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