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レンストファンがみるアバレンジャー 5話「アバレ治療! ジャジャジャジャーン」

第5話「アバレ治療! ジャジャジャジャーン」


アバン:カリスマ整体師、三条幸人

 ある女性がカリスマ整体師の三条幸人が行方不明になったとのゴシップ記事を読んで唇をかみしめます。彼の関係者でしょうか? 肝心の本人は恐竜やの開店準備にいそしんでいます。

伯亜凌駕:
「よっしゃあ! 今日も一日、恐竜や頑張ろう!」

 元気いっぱいの凌駕ですが、杉下さんが首を抑えて痛みの訴え。かなり痛いようで、渋い顔。一方、えみぽんは何故か朝から腕立て伏せ。

今中笑里:
「四人目の戦士アバレピンクになるために決まっているじゃないですか!」

 らんるに聞かれての応え。アバレピンクはレンジャーキーも存在するれっきとした戦士だからね、彼女の自作だけど……しっかり商品化までされたし。幸人が杉下さんの肩を見てみると、違和感から恐竜や以外でも仕事をしてるのでは? と尋ねますが。

杉下竜之介:
「なんともうしましょうか……」

 何やら誤魔化してますが、気にせず幸人が首をひねってから針を刺して痛みを取ります。鮮やかな手際に感心する一同。

三条幸人:
「整体漢方針灸指圧カイロ……一通りな」

 生体関係なら何でもできると豪語する幸人。……カイロってなんだろと思ったらカイロプラクティックていう代替医療が存在するらしく、海外では法整備もされてるそうです。なるほど。

 体が快調になった杉下さんは店番をみんなに任せて何やらめかし込んで外出します。なんだろう、伏線なのかな? 2,3週間は帰らないとのことで、長期出張のようです。

 遅刻しそうになったえみぽんをバイクで駅まで送ってあげる幸人。さっきの杉下さんの治療といい、やっぱ普通にいい人だよね子の人。

謎の黒服:
「カリスマ整体師の三条幸人さんですよね?」

 そこへ、怪しげな黒服が話しかけてOP。

Aパート:ギガノイド襲来

 侵略の園ではヴォッファがピアノのような楽器をかき鳴らしています。

無限の使徒ヴォッファ:
「トリノイド等という中途半端な物を繰り出すから、アバレスーツのアナザーアース人が出てくるのだ!」

 立て続けに失敗したミケラを嘲ると、今回は調子がいいのか、インスピレーションが湧いてきたのか、音楽をかき鳴らしていきます。

リジェ?:
「ついに生まれるか、ヴォッファのギガノイドが」

 丁度、目覚めたリジェin邪命神もヴォッファの姿を見て期待をしているようです。

無限の使徒ヴォッファ:
「出来た! アナザーアース版、ギガノイドスコア第1番!」

 命の実を与えて実体化させます。”ギガ”ノイドという名前に偽りなく、最初から怪獣レベルの巨大さを持っています。

無限の使徒ヴォッファ:
「行け、ギガノイド第1番! ……名前はそう、『運命』だ!」

 一方の三条幸人は大きな屋敷に連れて来られますが、なにやら憤慨しているようです。なんでも女性ドライバーの本多さやかの治療を行ったようですが、彼女から足が治ってないといわれてるようです。

三条幸人:
「外傷は軽かったが神経が圧迫され両足がマヒ、特殊な症例で小野病院も匙を投げたのを、半年前、俺はこの手で確かに直した!」

 女性からは回復は一時的なもので、すぐに立てなくなった、と反論。自身の治療に相当、自信があるのかそんなわけがない、と幸人は否定するも、彼の目の前で立とうとして倒れる姿を見せます。

本多さやか:
「半年前から姿を消したのは、他にも治療ミスがあるからなんじゃないの!?」

 どうやら医療ミスを訴えたいようですが、そもそもどの病院からも治療は難しいといわれたのを、一時的とはいえ立つところまで行ったんなら医療ミスとは言えないような。とはいえ、納得してない本多さんでしたが、エヴォリアンが現われたので幸人はその場を後にします。

 最初から巨大化した状態で現れた運命は、複数のビルをロックオンすると手に持った巨大なサイコロを投げます。出た目は『海』、するとロックオンされたビルが消えて伊豆沖に転送されるとそのまま沈んでいきます。何気に死傷者数がヤバそうな被害が出てないか?」

 最初から敵が巨大なので現場に到着すると速攻でブラキオを呼び出します。しかし、ギガノイドは容赦なくブラキオに攻撃、これがまさかのクリーンヒット。

爆竜ブラキオザウルス:
「変だブラ、力が入らなくてハッチが開けられないブラ」

 ハッチが開けられずにアバレンオーに合体どこか爆竜の発進もできなくなったアバレンジャー。さらにはアバレンジャー達がロックオンされて転送されるかと思いきや、駅の時計が鳴り始めると動きを停止。突如、時計に攻撃を加えてから地面に潜って逃げ出します。音楽がモチーフだからほかの音が気になるのかな。

アスカ:
「トリノイドだけではなく、ギガノイドまで……」

 エヴォリアンが着実に侵略の魔の手を伸ばしていることに危機感を覚えるアスカですが、彼の変身アイテムはいまだに破損したままです。

 アナザーアースに残っているジャンヌは不思議な機械で何かを捜索中。何やら反応していますが……?

三条幸人:
「この骨がずれて神経を圧迫しているな。ゲートを開けないのはそのせいだ」

 当たり前のように爆竜を診断している幸人さんに吹く。確かに首の骨は重要な神経が集まってるからズレてりゃそうなるかもしれないけど。アスカの不在に首をかしげるらんるですが、なにやら消えた爆竜を探しているとのこと。1話冒頭の飛んで行ったやつですかね?

爆竜ティラノザウルス:
「あいつはあいつで、責任を感じているテラ」

 本来であればエヴォリアンと爆竜の戦いはダイノアースの問題、それにもかかわらずに侵略を食い止めることができず、アナザーアース人である凌駕達に戦わせていることに、責任を感じているようです。ちゃんと戦うために力を持っていたからこそ、余計に責任を感じてしまうんでしょうね。自らのダイノガッツを限界まで使って探しているようです。

三条幸人:
「甘いな。……だったらもっと早くそうしておくべきだ」

 結構アスカに手厳しいよね、幸人。というよりは子供以外には口が悪いというべきなんだろうか。あまりの物言いに思わずらんるが食って掛かるも、性格だと言ってどこかに向かいます。

三条幸人:
「治療だ、2人分のな」

 行き先を尋ねられて簡潔に応えます。彼の態度にらんるもカンカンです。

 幸人は本多さんの家に向かうと、ラリー用の車を強制的に拝借、彼女をお姫様抱っこで無理やり連れだします。

 爆竜を探すアスカの元には再びガイルトンの姿が。しかし、彼は2話で倒されたはずです。

ガイルトン?:
「この鎧は不滅の鎧、貴さまを倒すまでは滅びない!」

 再びアスカに襲い掛かります。

Bパート:荒療治

 アイキャッチはブルー組

 ガイルトン?と激しい斬り合いをするアスカ。しかし、変身できないのは部が悪いのか追い詰められますが、レッドとイエローが駆けつけてことなきを得ます。

アスカ
「違う……あの時と動きが全く違う。なぜだ!?」

 しかし、2人と戦っている姿を見て、違和感を感じます。視聴者は既にガイルトンが処刑されていることを知っていますが、ではあの中身は一体? その場に居合わせたことを考えると、ジャンヌでしょうか。

 そんな中、再びギガノイドが出現。えみぽんが慌てて通信を入れてくれますが、

三条幸人:
「そろそろ来ると思った。おあつらえ向きだ」

 待ってましたと言わんばかりにラリー用の車で爆走する幸人。隣に座っている本多さんは訳が分からずに混乱中です。

三条幸人:
「お前確か檸檬色が好きだったな。たった今、お前はアバレモンに決まった!」

 勝手に本多さんをアバレンジャーに入れるとそのままギガノイドに直進。隣で彼女が悲鳴をあげているのも構わずに、先ほどギガノイドが反応した音楽を爆音でかけると、誘導し始めます。

アバレッド:
「アスカさん、今のうちに卵を!」

 ガイルトン(?)に苦戦するアバレッド達ですが、相手を惹きつけている間に卵の確保を促します。こんな時にも関わらずにブルーがいないことをらんるは愚痴りますが、

アバレッド:
「信じよう仲間を、何か考えがあると思うんだ!」

 幸人は幸人なりに何か考えがあるはず、と凌駕。あれだけツンケンされてても、幸人の行動の芯には優しさがある、と感じているから無条件な信頼を寄せているのでしょうか。そしてついに、アスカは爆竜の卵を確保。ガイルトン(?)も行動限界なのか、苦しんだ末に撤退します。

 場面は戻って幸人組。街中を爆走して誘導しますが、止まっていたトラックを避けきれずにスピン。その際の衝撃で幸人も足を負傷してしまい、運転ができなくなってしまいます。それでもなお、迫り来るギガノイド。

三条幸人:
「ダメだ、運転を代われ!」

 ほぼ強引に本多さんを運転席に座らせます。できないと泣き言を言う彼女を、幸人は冷たく言い放ちます。

三条幸人:
「ダメなら2人で死ぬまでだ」

 しかし、同時に

三条幸人:
「クラッシュした時の恐怖を吹っ飛ばせ、その足は俺が保証する、何も考えずに本能に任せろ!」

 彼女を一念発起させるべく檄を飛ばします。その言葉に感化されたのか、あるいはギガノイドが迫る恐怖が優ったのか、覚悟を決めた彼女はハンドルを握ります。……ちゃんとハンドブレーキが引いてあったことに突っ込むのは野暮か()

 間一髪で脱出しましたが、本多さんはむしろ自らの足が動いで車を運転できていることに感動します。幸人に案内されるまま運転をしながら彼女は足が動かなかったのは自らの精神的な問題であったことに気づきます。

本多さやか:
「私、無意識に事故の恐怖から逃げようとしてたんだ。それを……」

 かなり荒っぽい方法ではありましたが、幸人がどうして自分をこんな危険な目に合わせたのか、という理由に気づきます。自らの命を危険に晒してまで。惚れちゃうやろこんなの。

 無事にギガノイドを誘導すると、そこには罠が仕掛けられており、巨大な輪を作った縄をかけられます。その縄はブラキオの首に繋がっており、彼も水中から姿を現します。

三条幸人:
「ブラキオ、踏ん張れ!」

 ギガノイドが縄を引っ張ることで歪んだ骨が元に戻ります。それを確認すると、幸人は車から降りると変身してブラキオの元に。それを見て彼の足が平気であることに気づく本多さん。最後はブラキオに鍼治療を行って完治。人間と恐竜のツボって一緒なんだろうか?(笑)。

 あっという間にに2人(1人と1匹?)を完治させました。これはカリスマ整体師。その手際の良さに仲間も関心しますが、ギガノイドに引っ掛けるほどの縄をどうやって、と周囲が不思議がりますが、

三条幸人:
「アメリカ国防総省のお偉いさんにちょっとした貸しがあってな」

 カリスマ整体師がどのようにしてアメリカ国防総省のお偉いさんと知り合ったのか気になりますが、それよりもらんるは本多さんと知り合いだったことを羨ましがられます。ファンだったのね。確かに彼女が好きそうな分野の人だ。

 怒りが頂点に達したのか暴れ始めたギガノイドを止めるために爆竜たちも出撃して合体です。しかし、ギガノイドの能力で南極に飛ばされるなど翻弄されますが、能力頼りなのか肉弾戦ではさほど強くなく、圧倒した上に逃げられそうになったのを、サイコロに「ドリルの中心」と刻むことで爆竜電撃ドリルスピンに強制的に直撃させるという方法で撃破。能力を逆手にとって撃破するのは面白くていいですね。

 事件後、恐竜やにやってくる本多さん。正式にアバレモンを襲名するとやってきたと爆弾発言。

本多さやか:
「だって惚れちゃったんだもん、三条先生に♪」

 幸人に抱きつくとそのままキスの態勢。

爆竜トリケラトプス
「ドヤ、どうなっちゃうケラ!? 幸人さんの唇、奪われちゃうケラ! 気になる続きはEDの後ケラ!」

 顔真っ赤にしてるトリケラ可愛い、ウブか。

Cパート:恋の行方

三条幸人:
「今は車に恋してろ」

 キスはあっさり拒否してカレーを勧めて終わり。周囲からは照れ隠しとはやし立てられながら次回に続く。

次回予告:第6話「アバレアイドル老け娘」

 内容も気になるけどタイトルが何よりも酷い(笑)

感想

 2週目の三条幸人回。基本的に彼はクールなリアリストを気取ってますがその言動の節々から優しさがにじみだしてるので好感が下がらないのがポイントです。医療ミスだと言われたのに本多さやかの治療に無償で最後まで付き合っている辺り、お人好しな性格が隠し切れてません。視野が広い凌駕はそれをわかっているので彼に信頼を置いてますが、最年少で若いらんるにはまだ分かりづらいかもしれませんね。

レンスト『RS-052 爆竜トリケラトプス』紹介

 今回紹介するのは三条幸人のパートナー爆竜『爆竜トリケラトプス』。アバレブルーと共に第1弾「英雄の再臨」から参戦。爆竜らしい雄々しい姿がイラストで描かれている。

鎧であり、盾であり、剣である。…これな~んだ?

 必要パワー3、BP4000のⅯユニットとしては平均的な性能を持っている。能力【超シールド強化】同色の自軍ユニットが破壊されたときに、代わりに自らが破壊される効果。サイズやタイミングが指定されてないので幅広く破壊されたくないユニットを守ってくれるので頼もしい。必要パワーも3とMユニットとしては軽い方なのもありがたい。ただ、彼もアバレンオーに必須な合体要因なので、そこを狙うと気軽に使えないのが欠点と言えば欠点。

前後エピソード

まとめ


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