レンストファンがみるアバレンジャー 12話「アバレノコギリ、京都を斬る!」
第12話「アバレノコギリ、京都を斬る!」
アバン:京都の怪異
夜の京都、いい感じに酔っぱらったおじさんがタクシーに乗り込みます。いざ、走りだそうとしたところで、地響きと金属のモーター音が鳴り響き、建物を破棄しながら巨大な回転刃が襲い掛かります。そして、それを見つめている謎の少女。
新聞やニュースで京都で起きている連続破壊事案を知る凌駕たち。アスカもちょうど、京都に来ており、爆竜の気配を見失ったと報告。エヴォリアンの可能性が濃厚となりました。
三条幸人:
「こいつもまだえみ豚だしな」
いや、えみぽん元に戻ってないんかい。まさかの豚のまま週を空けたヒロイン(仮)。しょうがないので、舞ちゃんと一緒に京都に出発です。タイトルコール。
Aパート:京都観光
侵略の園ではヴォッファもミケラも次こそはアバレンジャーを倒すと意気込んで制作に没頭中。ジャンヌはどうやら爆竜を捕まえたらしく調教のために不在です。
京都についたアバレンジャー一行、舞ちゃんも大喜び。アスカと合流しつつ、爆竜の気配を辿ると太秦映画村に。しかし、いざ到着すると気配が消えてしまいます。しょうがないので、舞ちゃんと一緒に楽しむことに。アナザアースに詳しくないアスカに凌駕は「ここは日本のハリウッド」と紹介します。いや、アスカはハリウッドのことわからんのでは……?
なんだかんだで楽しんでいる御一行。舞ちゃんが行方不明になるトラブルこそありましたが、探し回るのにかこつけて映画村の紹介です。残念ながら現在は28年までの大幅リニューアルのためにほとんど見れません。
古い撮影機具に瞳を輝かせるらんる、舞妓さんに連れ込まれる幸人、お化け屋敷で怯えるアスカと三者三様の過ごし方。ようやく舞ちゃんと合流したところで、例の巨大な回転のこぎりが映画村を襲います。急いで爆竜たちにも連絡です。
爆竜ブラキオザウルス:
「小さな命を守るため、愛と勇気の炎を燃やすブラ」
お、今回はデンジマンですね。急いで映画村に向かいます。
破壊の使徒ジャンヌ:
「アスカ、貴方が守ろうとしているこの世界を破壊しつくして、絶望の中で地獄に落としてあげる!」
ジャンヌも現れると爆竜ディメノコドンを呼び出します。仲間であるはずの爆竜が破壊活動をしていることに驚きを隠せないアスカ。
さらに追い打ちをかけるようにギガノイドの第3弾「時計」が完成して送り込まれます。爆竜とギガノイドの出現に京都は大混乱。ギガノイドは凌駕たちが、ディメノコドンはアスカが、分かれて対応します。
Bパート:江戸時代にこんにちは
アイキャッチはティラノ組。
ギガノイドは近くにあった東寺の五重塔(多分)をバリバリと食べ始めます。国宝がっ!? そのままアバレンジャーに謎の光を浴びせると、なんとそのまま消滅。通信も繋がらなくなります。
爆竜プテラノドン:
「ディメノコ、あんた争いごとが嫌いだったはずプラ!」
爆竜たちが言うには本来、ディメノコドンは争いを嫌う性格のようですが、ジャンヌに操られているせいか、破壊の限りを尽くしています。ブラキオもギガノイドと戦うも劣勢気味。
アスカの前に現れると、ディメノコドンが自らの洗脳下にあること、そして伝説の鎧を身にまとい、戦いを挑みます。
破壊の使徒ジャンヌ:
「素敵な旅をしてもらったのよ……片道だけのね」
消えた仲間たちの消息について尋ねられるとジャンヌは不安を煽る答えを告げます。
凌駕たちが気づくと周囲は映画村のような古い家屋が立ち並ぶ場所に。まだ映画村の中かと思いきや周囲の反応が変です。不審者として捕まりそうになって慌てて逃げ出します。本当の江戸時代に飛ばされてしまったようです。
街中を逃げ続ける凌駕たちは江戸城を発見したことで自分たちが過去に飛ばされたことに気付きます。逃げる途中でまさかの子連れ狼に遭遇、大五郎に助けられるという稀有な経験をしつつ、どうにかして現代に戻る手段の捜索に入ります。
現代ではディメノコドンにティラノが、ジャンヌにブラックが追い込まれますが、彼女の前にリジェにそっくりな謎の少女の幻影が。驚いてジャンヌが声をかけるも答えません。
逃走中の凌駕たちはえみぽんそっくりの笑姫に遭遇、そして彼女を追ってきたと思われる白馬に乗った武士、その出で立ちから凌駕たちは暴れん坊将軍を連想しますが……てしっかり本家BGMを使うんじゃない(笑)。
爆竜ティラノザウルス:
「現れたのはいったい誰テラ! この後、衝撃の展開テラ!」
ちゃっかり、「暴れんじゃあ」て書いてあって笑う。やりたい放題だな。
Cパート:上様……?
現れたのは上様そっくりの格好をした杉下さんのそっくりさんの竜之介。なんだこのオチ。笑姫のお目付け役のようで、彼女を連れ戻すためにやってきたようです。
しかし、そこで笑姫を狙った悪漢が現われたところで、次回に続く!
次回予告:第13話「アバレてチョンマゲ!」
姫様を守れ!?
感想
ニチアサ恒例の太秦映画村回。前半はほぼほぼ映画村の紹介のような感じでしたが、内容的には相手に爆竜が奪われてしまったという結構なピンチ回。とはいえ、爆竜コンバインしないと本来の力は得られないと思うんだけどそれでいいのか……? 他の爆竜も確保して合体させる予定かもしれないけど。とはいえ、あくまで洗脳されているだけで、爆竜の仲間なのでこちらから手出しができないというのは中々、厄介な相手です。
次回は後編、ディメノコドンは取り戻せるのか!?
今回はレンストカード紹介はお休み。