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わわんだふるぷりきゅあ! 19話 感想

「キュアリリアン、誕生!」

アバンタイトル

 冒頭、回想シーンから始まります。遠足で来た高台では怖くて登れず、関係ないけどとんでもない顔してんなまゆ。
「私はどうして怖がりなんだろう」
 ドッチボールでは屈んで動けず、そのまま当てられてしまいます。
「皆が平気なことが、どうしてダメなんだろう」
 雷雨の夜、雷の音が怖くて布団にくるまるまゆに、ユキが布団の中に入ってきます。思わず綻ぶ顔。
「不思議、ユキといると怖さが和らいで……」
 夜中に目を覚ますまゆ。部屋を見まわしますが、ユキの姿はありません。ユキは屋根の上で覚悟を決めます。
「迷いはない、たとえ嫌われたとしても、貴方を守るためなら……!」
 互いに大事に思いすぎるが故のすれ違い、といったところでOP。

Aパート

 いろは達は逃げ出したガルガルを探しますが、地球に隠れている可能性もあってなかなか見つかりません。こむぎの鼻を使っても見つかりません。落ち込むこむぎを慰めるついでにことわざの話。動物を使ったことわざは国内外通して多いです。散歩してたらポストに当たったことがあるらしい。かわいい、前を向いて歩こうね。
 ハムスターは?とこむぎの言葉に悟君が開設。ハムスターはキヌゲネズミ科というらしい。普通に知らんかった。
「ネズミの仲間だから、窮鼠猫を噛む」

 窮鼠とは追い詰められたネズミのことですが、今回のガルガルに重なります。巣の中で怯えるガルガルに話しかける謎の声。新しい力を与えます。
 一方、まゆはいなくなったユキのことを心配しています。そんな中、お母さんからお手伝いのお願い。まゆのデザインしたコンパクトが売れているらしいです。
「かわいいだけじゃない、大好きって気持ちが伝わってくるもの」
 本職からもベタ褒め。しかし、肝心の彼女の顔は暗いです。猫のデザインはありきたりといいますが、お母さんは昔作ってもらったというブレスレットを見せます。昔から、何かを手間暇かけて作っては誰かにプレゼントしているようです。
「そういうまゆの優しい気持ちが、みんなの幸せを紡いで繋げていってるのと」
 それはきっと、ユキも一緒。嫌われちゃったかも、という彼女を母親は励まします。
「本当に私に、そんな力があるなら」
 決意を新たにします。
 場面は戻っていろは達。ユキと偶然出会います。鬱陶しそうなユキにこむぎもぷんぷんです。
「もう! 一緒に遊んであげないよ!」
 一緒に遊ばないのが罰だって思ってるこむぎ可愛いね。そうね、遊べないと寂しいもんね。しかし、いろははユキが猫屋敷が見える場所にることに気付く、離れながらも彼女はまゆを守ろうとしていることに気付きます。彼女を守るためなら、嫌われてもいいとまで言うユキの言葉を、こむぎは嘘だといいます。
「ユキだってまゆといっしょに遊んだほうが楽しいに決まってるわん!
 痛いところを突かれて顔を歪めます。いろははまゆと話すこように言うと、ガルガルの場所に向かいます。まゆも大きな音を聞いてガルガルだと判断。ユキがいると思って駆け出します。大切な人のためなら危険も顧みずに飛び込むのは変わってないようです。むしろ、変えれないんだろうな。
 プリキュアに変身しますが、ワンダフルたちの姿をみるとあったり撤退。話し合いは拒否です。猫屋敷家に近づいたのでアルソック発動。キュアニャミーが現れますが、これはガルガルも想定済みだったようです。
 誘き寄せられたと理解しつつ、臨戦態勢のニャミーをワンダフルが止めます。が、その隙を狙ってガルガルの能力発動。
「ガルガルがおっきくなった!」

 なんと、プリキュアを小さくしたところでCM

Bパート

 小さくなってしまい、一気に不利に。ワンダフルとブレンディは吹き飛ばされ、ニャミーとのタイマンに。勇ましく応戦しますが、何分、体格の差が大きすぎます。さすがに隠れるしかない。しかし、そこにユキを探しに来たまゆが。何とか守ろうとするもまゆの元に飛ばされてしまします。なんとか身を隠します。
 どうして来たのか、とゆきは問い詰めますが、
ユキに会いに来たの」
 怖い時、心細い時、いつもそばにいてくれたユキ、その思いに感謝を伝えます。でもそれはきっと、まゆだけではなくて、
「私も、まゆがいなかったら……」
 二人を邪魔するかのようにガルガルが飛び込んできます。急いで逃げますがまさかの行き止まり。自分を置いて逃げるようにいいますが、まゆはそれを頑なに拒否
「ユキがいなくなるなんて考えられない。これからもずっと一緒にいたいから」
 だから
「貴方は私が護る!」

 光りだす鏡石、それに呼応するかのようにコンパクトがシャイニーキャッツパクトへと変わります。
「私に、それが出来るなら」
 大切な人を護りたい。
変身です。鏡をのぞいた時に凛々しい顔になるのがいいですね。彼女の決意が表れてます。新しいプリキュアの誕生に、ワンダフルたちも大喜び。
 キュアリリアンはガルガルを諫めんと話しかけますが、ガルガルには届かず、ドングリを飛ばして攻撃してきますが、華麗によけて、ニャミーを悟君に預けます。心配する彼女にリリアンは微笑みます。
「私頑張る、見てて」
 初戦闘、ですが基本的にリリアンは終始回避に徹します。勢いあまって激突したガルガルは顔に枝が刺さり、痛みで余計に暴れだします。ですが、落ちそうになったところをリリアンネットで確保。優しく話しかけます。
「貴方はもう一人じゃないよ」
 その優しさに、ガルガルも癒されて元のきらりんアニマルに戻ります。かなり衰弱しているので、急いでニコガーデンに戻します。
 戦闘終了後、話しかけづらいのか、複雑な顔をしているユキにまゆから話しかけます。こむぎたちも後ろで応援してますが、なんでこむぎは素森鳥みたいなポーズやってんの?(笑)
「私、まゆのそばにいたい、ずっと!  一緒に居たい……」

 最後は消え入りそうな声になりがらも言った言葉にまゆは優しく抱きしめます。
「一緒に居よう、ずっと」

 涙を流しながら、猫に戻るユキ。まゆの腕の中で幸せそうです。その姿に微笑んで、締め。

次回予告

 まゆと仲直りしただけで、仲間になったつもりはないらしい。

感想

 ようやくというべきか、ついにというべきか。キービジュ発表から発表されていたリリアンがついに合流です。とはいえ、エピソードの中心はまゆとユキの話。互いに互いを思いやってるがあまりにすれ違っていましたが、お互いの想いさえ伝われば、大丈夫な二人ですね。
 次回は必殺技追加かな? 楽しみです。

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