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「遊戯王」 cs優勝電脳堺 解説


 皆さん、こんにちは。

 ゴウヨク  (Twitter @raioh14 )と申します

1月2日に開催された遊びっく杯miniにて電脳堺を使用し、6-0-1で優勝できました
32人規模とはいえcs初優勝なので嬉しすぎました
まず戦績を載せておきます
遊びっく杯mini
使用 電脳堺(43枚)

彼岸 先○後×先○
トーカー 後○後○
閃刀機械騎士 先○先○
全勝分け

トナメ
サンドラ 先○(Gツッパ VFD+朱雀 相手4ドロー)後×先○(WVFD トレミス+朱雀)
十二エルド 後○後○
幻影 後×先○(WVFD トレミス+朱雀)後○

6-0-1 優勝

ちなみに負けは上から、電脳モンスター0、Gツッパ後手ワンキルにニビル直撃、6ロンゴミです

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電脳堺は2021年1月試行の改訂の影響を全く受けなかったテーマです。
VFDが野放しになっているため、先行では

VFD+朱雀+墓地仙々(+青龍、玄武、娘々)+手札リソース

を基本とした、過去に類を見ないほど強固な盤面を作りながら後続まで確保することができます。電脳堺門-玄武の登場により様々な組み合わせからこの盤面に向かうことができるようになりました。
これこそ電脳堺が高いシェアを誇る理由であるかと思われます。


では電脳堺の弱点、敗因はなんでしょうか?大きく三つあると考えられ、
①事故負け
②相手の妨害総数は少ない(1〜3妨害)けれども後手の手数が足りずに負け
③VFD、5ロンゴミアント、崇高など4妨害以上に匹敵する強固な盤面を作られ負け

の三つです。①>②>③の順に負けに直結すると私は考えています。

そのため、確実な事故解消カード相手の妨害数を確実に削れるカード貫通力を自然に上げられるカードの順に探すことにしました。
その結果メイン採用に至ったカードが
・金満で謙虚な壺 2枚
・PSYフレームギアγ 3枚+ドライバー1枚
・電脳堺嫦-兎々 1枚

そしてメインからサイド落ちへと至ったカードが
・抹殺の指名者 メイン2 サイド1
でした。

さらに「43枚構築」へと至りました。


・金満で謙虚な壺 2枚

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#遊戯王ニューロン
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=15756&request_locale=ja


 このカード最大の魅力は、exを複数枚裏側除外する代わりに最大6枚までデッキトップからカードを探せる点です。

事故解消という点においてはこれ以上ないスペックです。もちろん後手の手数になるカードも探せるので、着実な後手まくりにも繋がりますね。つまり、負け筋①②の克服に直結するカードです。

裏側除外したexカードは娘々で戻せる点もgood

しかし、このカードを打ったターンはドローが行えないためスターダストチャージウォーリアー、アーケティスにより自然な手数増加を封じられます。採用を渋る大きな理由かと思われます。

ただ今回一番に求めたのは「事故解消」札であり、何よりもまずは動くことを優先しました。動ければ大抵VFD+朱雀+墓地仙々です。多少リソース維持に悪影響は出ますが、リターンが大きいです。

枚数は2枚に抑えました。先後問わず被って弱い、ゲーム中2度打てるカードではないためです。しかし、圧倒的な事故解消能力を有することも事実なので、メインには上限一杯入れました。

事実、本csでは先行7回中事故が0でした。43とデッキ枚数が多いながら事故率0に抑えられたため、金謙の存在が大きかったと考えています。

十二エルド相手の後手まくりにも貢献しました。6枚掘って緊急テレポートを加え、娘々を特殊してドランシアに攻撃。これにより、召喚権を温存しながらドランシアを消費させて、伏せの神の通告も踏み越えて、VFD朱雀まで繋げることができました。
 

・PSYフレームギアγ 3枚+ドライバー1枚

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#遊戯王ニューロン
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=12070&request_locale=ja

このカードには様々な仕事があります。

第一に相手の展開、その起点を強く潰しにいきます

深海のディーヴァ、レディデバッガー、瑞々、ライカ等成立してしまえば圧倒的なリソースと妨害を産んでしまうカードの効果を「無効」にし、さらに「破壊」することで相手のアクションを確実に潰してターンスキップを図ります。

負け筋②③を潰してます。

第二に誘発をもらいにいきます

γの発動はうらら、わらしを投げることで無効にすることができます。

しかし、γにはターン1制限がない、さらにこれらで無効にされた場合はγが手札に残るため相手は自身の動きを通すために0対1交換をするはめになります。さらにアクションを起こそうとすれば再びγが牙を剥きます。

通っても、通らなくてもγは相手に大きな負担と選択を迫れるため最も信用のおける誘発と判断しました。


第三に誘発含む妨害を貫通しにいきます

電脳堺の妨害貫通力は、はっきり言ってあまり高くありません。

貫通力を生むのは基本的に瑞々、老々、麟々、豸々の4種(以下電脳4種)で手札に何種類持っているのか、に依存します。極端な話、2種類なら1妨害貫通、3種類なら2妨害貫通といった具合です。

しかし、このカード群は3×4=12枚しかデッキに眠っていません。強貪、金謙のドローやサーチを加味しても1種類しか手札にこないといったことはザラにあるため、1種類でも確実に通すカードの存在は必須です。

指名者と合わせて、なるべく枚数を増やしたかったので3枚採用に踏み切りました。


主な役割は上記三つです。
他にも細かいメリットがあります。

特にドライバーが⭐︎6というのが大きいですね。自ターンの誘発貫通を行うと場に⭐︎6を供給できるため展開が大きく伸びます。

また1000+2500=3500打点を場に供給できるので残り4500打点以上、例えば瑞々+麟々+娘々(1600+1800+1500=4900)を供給したらワンキルです。

γとドライバーは「カード名の異なる光属性、サイキック族」モンスターなので墓地に2種を置いておくことで電脳堺獣-鷲々の①②の効果のトリガーとなります。

機会があれば仙々で2種を墓地に送り込む、手札コストで墓地に捨てておくことで鷲々を活かせます。

・電脳堺嫦ー兎々 1枚


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#遊戯王ニューロン
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皆さんが一番気になる点ではないでしょうか?しかし、このカードが一番のMVPと呼べるほど強力でした。

①②を合わせて1ターンで6+6=12レベル稼げる札なんですよ。電脳に触れたことがあるプレイヤーはこのありがたさに気づいてもらえるはず!

さらに、このカードのおかげでWVFD トレミス 朱雀の盤面にたどり着ける頻度が上がりました。今回のcsでは2度決めています。我ながら「何これすごい」って感じで、対戦相手も笑っちゃってましたね

さて詳しく見ていきましょう

まず①の妥協召喚効果です。
⭐︎6非チューナーをいきなり通常召喚できるため、ランク6、レベル9シンクロへのハードルをぐっと下げることができます。

これの何がよいかというと無駄なシンクロをしなくてよいということです。

このデッキは展開過程で非チューナーよりもチューナーの登場比率が多いデッキです。娘々は蘇生するとチューナー、展開を伸ばす強カードである瑞々と老々もチューナーときてます。

となると麟々以外の⭐︎6非チューナーを場に登場させるために、シンクロしなくてはならないシチュエーションが多いのです。

チャージウォーリアー作れば1ドローできるしよくない?と思うのですが、これが問題になることがあります。最も分かりやすいのがG適用下におけるツッパです。

例えば兎々+瑞々+麟々で考えます

兎々ns 瑞々対象兎々にGをもらったとして…

①朱雀落とし九龍回収
②麟々対象瑞々で青龍+玄武落とし
③兎々+瑞々で仙々をシンクロ
④九龍発動して朱雀を発動
⑤朱雀で麟々のレベルを上げて9×2 VFD

Gのドローを4ドローまで抑えてVFD+朱雀 墓地に仙々+青龍+兎々+玄武と豊富なリソースまで構えられます。青龍は使っておいてもいいと思います

また九龍+麟々+瑞々のような強ハンドで

九龍で朱雀発動 
瑞々対象朱雀に相手がγ警戒してGを投げないとします。
この場合瑞々効果で兎々を拾うことで、麟々対象瑞々にGを投げられても‥

①麟々効果で青龍+朱雀落とし
②兎々ns 兎々+瑞々で仙々
③朱雀効果麟々を9にup 9×2 VFD
④青龍効果起動 好きなのサーチ

VFD+朱雀 墓地に仙々+兎々+青龍 をしながらGのドローを3ドローにまで抑えられます
実践的なGケアプランです。

次は兎々②の自己蘇生効果です。

手札一枚使わなあかんし弱くない?と思ってました。

色々構築を見てきましたが、召喚権を割く電脳モンスターは娘々3または娘々2というのが多かったですね。私も今まで娘々3でした。手札コスト要らないし、除外戻せるし便利っすよ 違いない

ただ娘々の蘇生は兎々と違って⭐︎3の召喚に反応する蘇生です。自己蘇生ではありません。しかし、兎々はコストこそ要求されるが自己蘇生です。0から1を生めることが、対象をとってssする電脳4種を再び活用するキッカケになります。

墓地からの蘇生なので、環境的にはドランシア、コンキスタドール、パニッシュメントを貫通する要素になります。

0から1を生むだけではなく、展開の最大値を伸ばす札でもあります。

うらら等妨害をもらい手札に残ってしまった電脳堺4種誘発をもらい不発になったγトレミスで回収したサイキックや幻龍、娘々、腐ってるPSYフレーム系をコストに⭐︎6チューナーを場に供給できます。
太線の箇所はかなり重要です。

電脳4種の効果、青龍のコストで墓地に落として展開を伸ばしましょう。


具体例をあげると

青龍+瑞々+麟々

①麟々対象青龍効果で娘々と玄武落とし
②瑞々対象青龍効果で朱雀落として兎々サーチ→娘々蘇生
③兎々ns
④瑞々+麟々でアーケティス1ドロー(5回目の召喚特殊→ニビルもらっても墓地に⭐︎9あるので浮鵺城からの貫通が容易になりますね)
⑤兎々+娘々で仙々
⑥仙々+アーケティスでVFD 素材切って光宣言(ニビルケア)

ドロー次第で色々分岐はありますが‥

⑦青龍効果で老々サーチ 老々対象青龍効果で豸々→麟々ss
⑧老々+麟々でトレミス→老々コストに豸々回収
⑨豸々効果で娘々落とし、玄武効果で老々蘇生
⑩豸々+老々で浮鵺城で⭐︎9蘇生 VFD二体目

結果 WVFD トレミス+青龍(場) 墓地に仙々+兎々+娘々 手札に好きな電脳モンスター

となります。今回は兎々をサーチしてそのままnsするパターンですね

展開過程でスタチャ+アーケティスで2ドローして未使用の電脳4種、娘々、兎々、玄武、朱雀、緊テレを引くことで青龍のサーチ先を変えて、デッキに兎々がいるためにWVFD トレミス、果ては朱雀追加を目指しにいけるルートもあります。

アドリブで色々できるので試してみてください。

ロンギの上から⭐︎9シンクロ、ランク6組みやすいのもいいですね。
例えば、先ほどの九龍+瑞々+麟々ではロンギ下で、

①九龍発動朱雀 
②麟々対象朱雀 青龍と娘々落とし 
③瑞々対象朱雀 青龍落とし老々サーチ→娘々蘇生
④瑞々+麟々で仙々
⑤老々対象朱雀 兎々落として麟々蘇生
⑥老々+麟々でトレミス 兎々回収
⑦兎々ns 兎々+娘々でアーケティス 1ドロー
⑧アーケティス+仙々でVFD

結果 VFD トレミス 墓地に仙々+青龍2枚+兎々+娘々

と思ったのですが、⑦ができないことに気付きました!!兎々は幻龍、サイキック「しか」いない時にしか妥協召喚できません…

すみませんでした。単機VFDです!

戒めのためにあえて残しておきます。皆さんも実践ではどうかお気をつけて…

「追記」

投稿後、知り合いの方からロンギ下の展開案をいただいたので紹介させていただきます。先述の九龍+瑞々+麟々で…

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ロンギ下やし、娘々が⭐︎3非チューナーとして墓地に残るの失念してました。1ドロー目で引けなくても、無理矢理スタチャ作って2枚目を引き、幻龍かサイキック引ければそれはそれでVFD トレミスです。上振れ狙うのもまた一つのゲームですね。

ロンギ下3枚でVFD単機は固いのですが、その先を目指すとやはりドローに頼るしかありませんね。しかし、兎々採用で幻龍、サイキック何引いても大幅に展開が伸びるのは偉大です。

「だい」さん ありがとうございました!

↓本編に戻ります↓

とにかく兎々のおかげで選択肢が増える、最終盤面が伸びる可能性を知ってもらえたら。ロンギ下3枚でVFD トレミスいける方法見つけた方がいましたらこっそり僕に教えてください笑


ちなみに墓地から攻撃表示で出せる1200打点というのもワンキルに繋がる大きなポイントです

・抹殺の指名者 メイン2サイド1


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#遊戯王ニューロン
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=14627&request_locale=ja

展開系最大の脅威は増Gです。しかし、このデッキは、先行ではGをツッパして4〜6ドローでVFD+朱雀 墓地に仙々、後攻ではGツッパしてワンキル(大抵10ドロー以内)が可能です。

先行はメイン戦においていくらドローされても、VFD+朱雀 墓地に仙々をケアして逆転されることはほぼ無いです。信じて

後手は、メイン戦においてはメインのニビル採用者が少ないことから十分にワンキルが成立してしまいます。ビヨンド+スタチャ全体攻撃(攻撃力0をサンドバックにする)がかなり多いです。

もしニビルが1か2枚採用されていたとしても10ドロー以内であるなら割り切れるリスクです。


そのため、主にGケアに用いる抹殺の指名者はメインから減らしても構わないと考えました。


では何故サイドに一枚入れたのでしょうか?
それはサイチェン後のGは、特に先行展開の過程で踏むとリスキーだからです。

サイドからはニビル、γ、スカルマイスター、ロンギ等Gで引き込むとこちらの展開を大きく阻害する札が大量に詰め込まれます。

GツッパVFD+朱雀に何も打たれなくても禁じられた一滴、コズミックサイクロン、壊獣、冥王結界波を引き込まれてはたまりません。

そのため、サイチェン後はなんとしてもGを止めるべきです。γも最低2枚は残すことが多いです。


もちろんサイド後、先行で抹殺3枚あればGだけでなくニビル、ロンギ、γも最大限牽制できます

今まではGケアに焦点をしぼって解説しましたが、他にもメイン2、サイド1とした理由はあります。

大きいのは先手、後手の被りを減らす目的です。

抹殺の指名者は正直被っても展開に繋がりにくく、兎々のコストになるわけでもないです。

冒頭であげた負け筋②③、つまりは後手まくりのことを考えるとなるべく後手で、展開に直結しない札が被ることは勝敗を分けてしまいます。そのためメインからは減らしました。

減らした理由ばかり書きましたが、メインに2枚「も」残したのはなぜでしょう。

まずは単純にうららがキツイからです。強貪止まるし、最重要である電脳4種のssも止まってしまいます。

また去年12月くらいからでしょうか、メインにγを採用するデッキ増加傾向がみられました。

γは4種の電脳モンスターのssを止めるだけでなく、破壊して手札から奪われます。うららで止めても再使用されるので、抹殺でそのターン中の発動を確実に止めてあげたいんですよね。

うらら、γ、おまけにGを止めたいので悩んで2枚残しました。

・43枚構築

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デブすぎん?と誰もが思うはずです。私もやっていいのかなーと直感的に不安になったのですが、考えれば考えるほど43枚にすると「サイチェン後」に優位であると考えました。

このデッキはそもそも複数初動デッキです。

対象を取られる側の電脳カード+4種の電脳ssモンスターの2枚が必要になります。さらにこの動きは、うらら一枚で簡単に止まってしまいます。そのため、サイチェン後にメインギミックを抜くことは事故、展開のどシャットに直結してしまうのです。

それやったら40にしてメインの事故率下げながら、「抜けるだけ」メインギミック以外のカード抜いてサイチェンした方が良くない?と思いますよね。

ここで冒頭の負け筋①②③を思い出してください。②③は後手まくりが厳しいという話でした。そのため勝つ確率を高めるためには、サイチェン後、後手を渡されるシチュエーションにおける負けをなるべく減らすこと、かつその際後手から可能な限り事故らないことが求められます。

そのため、最大限に手札誘発を投入して展開系の展開を止める、デッキタイプ問わずメインギミックを厚めに残して後手を戦うためにデッキを太らせる必要があったのです。

サイドには誘発が9枚入っていてメインサイド合わせて誘発を16枚も入れられるようになっています。

指名者系4枚、金謙2枚、強貪2枚、青龍1、娘々1の10枚の中で必要に応じて抜くことが多いです。当時は展開系が多い、厳しいと考えていたので誘発16で展開系後手を確実に勝ちにいこうとしたのです。

サイドに入っている割ものは5枚です。

展開系相手にどーしても後手勝ちたくて、また中速以下のデッキに対してはサイチェン後でも有利やろと思っていたので。中速以下を意識した札は減らしました。

中速以下を相手取るときは抹殺の指名者2、墓穴の指名者2、PSYフレームギミック4、増殖するG 1、金謙1、強貪1の11枚の中で必要に応じて抜くことが多いです。メインギミックには一切触っていません。壺も多めに残すことが多いです。

負け筋の話がでました。
一番の負け筋は①つまり手札事故なんです。43なら事故ると思われるのですが、能動的に安定感をあげる金謙2を採用したことで実は事故率自体は下がってるんですよ。

43と分厚いためカードの被りもやや起こりにくくなります。

また、兎々が採用できてギミックの厚みも増して先行の柔軟性も上がっています。

43という枚数は
・事故率を少なからず上げず
・サイチェン後後手を戦いやすくし
・カード被りを減らし、1ターンの内に手札を可能な限り全て使い切れる

ギリギリの枚数と考えました。

・1月2日以降の環境考察

年末帰省したついでに参加したのが中野のcsです。強い人多くて本当に楽しかったです。
普段は主に関西圏でプレイしています。関西圏では1月第二週から十二獣、十二エルドが爆発的に増えました。驚くほど

はっきり言って電脳堺にとってはかなり不利です。ドランシア、コンキスタドールが表側のカードを毎ターンのように破壊してくるので電脳4種のssを毎ターン妨害されます。

ターンを跨げば、4〜6アーゼウス+ドランシア+伏せが成立してしまいまず勝ち目はありません。

誘発で展開をいなして、アーゼウス+ドランシアを目指すためにサイチェン後後手を取るプレイヤーも多いです。スロットの空き枠を活かして大量の誘発を投入される、どんなに読みを入れても先後の選択権は敵プレイヤー次第なのでやりにくい対面です。

十二、十二エルド蔓延る中、電脳堺で勝ち進むためには「表側で電脳カードを置く、置き直すギミック」を拡充させる必要があります。
キーカードは
「電脳堺都ー九龍」
「電脳堺門ー青龍」
「緊急テレポート」
「電脳堺嫦ー兎々」です。

魔法カード群は召喚権を割くことなく表側で電脳カードを置くことができます。

青龍はドランシアの効果発動タイミングをこちらで操作しつつ、破壊されても欲しいカードをサーチできます。

緊急テレポートは墓地から蘇生可能な娘々をリクルートできるためドランシア、コンキをもらっても召喚権等を使い容易に電脳カードを置き直せます。

前述しましたが兎々は娘々と違い自己蘇生できるため、電脳カードを置き直せるギミックです。

麟々対象兎々発動
チェーンドランシアで兎々破壊→麟々不発
兎々効果、不発になり手札に残った麟々コストで蘇生
老々、豸々、瑞々のどれかを兎々対象に発動

といった具合に貫通を図ります。

そしてこれらのギミックを能動的に探すための壺カードは多めに採用すると良いと思います。

皆さん金謙に抵抗はあると思いますが、上記カード群を探すアクションで思いの外ドランシア、コンキスタを貫通できると考えるのでオススメです。

関東圏ではドラゴンメイドの人気がいまだ根強いようです。

全国的に、
電脳、電脳相手に有利な中速及び低速デッキ、電脳メタにかかりにくい(主にγ、ロンギいなせる)展開デッキ

の三すくみの構図はいまだに変わらないのではないでしょうか。

強化されたドライトロンがこの構図をぶち壊すことを期待しましたが、直近のコロナ再燃でcsも公認も無くて動きが鈍そうです。

そのため、メインの構築はなるべく弄らない予定です。

三戦入れるかは悩むんですけど、ただでさえデッキが太いからカードの移動が難しいです。それに十二エルドとかやと伏せ置いて終わり!も多くて意外と打てるシチュが限定されそうで悩ましいです。γと違い、相手のアクションや妨害を通した上で押し進む受動的な札であること、も迷う理由です。

スカルマイスターとわらしはややパワーの低い誘発です。極端な話、展開系を潰したいならスカルマイスター→ニビルはやるべきかなとも思います。

わらし、スカルマイスターはドライトロンの分布が増えれば採用圏内です。ドライトロンは弁天よりも、そもそもドライトロンを場に出させないことが一番大事やと思うのでわらしが優先度高いです。

もしかするとドロール&ロックバードの方が強いかも。弁天も止まればイーバのサーチもドライトロンのサーチもそのターンできひんし。これか?これなのか?

•終わりに


色々書いてみました。頭の中の思考をなるべく書き出してみたつもりです。読みにくいとは思うのですけど、何か一つでも皆さんに引っかかってくれることを願っております。

初投稿で展開ミスあげてしまって焦った〜

これも展開系の楽しさと難しさですね。

ゴウヨク @raioh14



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