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5 私は幸せの洪水の中にいる ハッピーカウント 基本であり真髄 

 
5 私は幸せの洪水の中にいる ハッピーカウント
 
 『幸せの方が仕事も恋もうまく行く・幸せの感受性を高めよう』  
  プライベートが幸せな方が仕事もうまくいく

 オックスフォード大学のショーン・エイカーのチームが結論を出した。
 
   『プライベートで幸せな奴の方が、仕事の生産性・業績も高い。』
 
   成功したから幸せではなくて、幸せだから成功する。モテ男の方が稼げる?という、なんだか面白くない原則だ。
 
   私は、ずうっと『与えられたリソース(時間体力・持ち金)を全振りした方が仕事で勝てるよね』と思ってきた。
 
だが、それが間違っていた。残念だ。頑張るかどうかよりもバランス?
でももう、結論が出たね。

どんなに愛しても貢いでも、愛されない。そんなのを散々味わってきた。
 
  成功しても、幸せになれない。
  幸せなら、成功しやすくなる。
 
ハッピーカウントで得られるもの

 あなたの周囲にある『幸せ』を見つける感受性
   『前向き言葉』のボキャブラリーの拡大
   物事の良い面を探そうとする癖(特に不遇な局面・失敗や事故や喪失・破産・失恋などの時、それが発動すれば辛さは激減する)

これらを得られたら、相当に良いよね。だけど、やらないんだよな。


   あなたが自分の機嫌を取るためのリストが作れる。この際、100個とかメモして栞にしておきましょう。

   ムカつく旦那さんの美点を見つけることができる
これさえ毎日の習慣にすれば、あなたの人生は輝く

ハッピーカウントの方法

  嬉しい楽しいありがたい、良かったことをたくさん書く。

  大きなコツが一つある。それは数を追うことだ。イヤイヤ・ムリムリでも、とにかくたくさん書くことだ。実際にやってみるととても疲れるが。

ご面倒でもうんうんと唸りながら生み出そうとする努力は、して欲しい。その一方で、ゆっくりと目を瞑って深呼吸をし自分の内面に深く潜る日もやはり作って欲しい。
 コンプレックスや悲しみの記憶の蓋の下に、押さえつけていた多くの言葉があなたを待ってくれている。

そこには、真の宝が山のようにある。あなたにとって一番大切な宝だ。

  最低でも毎日10個、お休みの日には300−500個にチャレンジしてみて欲しい。

『いや、私にはそんなに幸せはない!』最初は誰しもそう思う。

でも、嬉しい・楽しい・感謝できる・気持ち良い・美味しい・快い・健康面・金銭面・人間関係面・成長面を5個づつ。それぞれ過去・現在・未来を掛け算すればあっという間に150個書ける。
 書き出してみて100個ぐらいまでは、実はあなたの本音ではない。表面的なええかっこしいだったり、恥ずかしさなどでどこか本当の本音ではないのだ。それを超えて行け。
 
捻り出すのに苦しくなってきてからが本番だ。潜在意識にダイブしていくわけで。辛い経験を思い出すのも普通。誰だって500個に到達するまでには、怖くなったり後悔で号泣したり怒りで体が痒くなったりするものだ。そこまで行かないとあなたの本質は見つけられない。『休みの日に喫茶店に行く』『公園の木漏れ日の中でうたた寝する』『猫の肉球を弄る。』『良い匂いのボデイシャンプーを探す』『好きなバンドの知らない曲をYouTubeで探す』『財布を落とした?久しぶりにおニューの財布を探せるじゃないか。』


不幸な現在地から幸せなB地点に行くには


 
 かつて、私は『不足を満たすことができれば・・・持っていないモノを獲得すれば幸せになれる』と思っていた。
 
試験に合格すれば・・独立すれば
資格を取ったら
ベンツに乗れたら
10kg痩せたら
まぶい女をゲットしたら
 
『幸せ』のはずだった。
 
確かに瞬間的には『達成感』というドーパミンを得られる。だが次の瞬間、新しい不幸が追ってくる。
 
何かを手にした瞬間、新しい忍苦や失う不安・不自由・リスクを手にする。
 
窮屈で怖い、足場の悪い高い場所にいることを知る。
 
到達や獲得は『不足しているから不幸な現在地A地点』から、『得たことも含めて不幸なB地点』に移動したに過ぎない。
 
増えた分、大きくなった分・高くなった分、満ちた分、不幸は大きく鋭くなる。
 
そうなら・・・意味がないじゃないか。
 
人の人生から見れば、くだらなくないか?
 
 
理想はこうだ。
 
『不幸なA地点から、幸せなB地点へ行きたい。』
 
頑張って努力するなら・・そうありたいよね。
 
 
それが無いと、どれだけ頑張ろうと『不幸なA地点 から 不幸なB地点』にしか行けないのだ。
不幸な独身のA地点から不幸な結婚生活のB地点になっても仕方がない。
 
今、幸せでない人は何を獲得してもどこへ行っても幸せになれない。
 
獲得や拡大は、今よりももっと不幸になる理由が増えるのだ。
 
カフェの経営。一店舗の時の不幸は、100店舗になれば1000倍にもなりうるのだ。
家賃などの固定費が増える。
自分の目が届かないことで、横領やセクハラなどのトラブルが多くなる。掃除や接客もレベルが下がるかも。
奥さんが別店舗で不倫するかもな。
店舗間を走り回れば、車移動に時間がかかる。ガソリン代も。
必要な売上額に追われることになる。
 
だったら、どうすれば良いのか?
 
このことについて、今から30年ほど前にこの点に触れた本を読んだことがある。
その本には、『B地点に行きたいなら現在地A地点を深く潜ることだ』と。その件は軽く流されてそれ以上の説明は無かった。
その効果は
1 B地点に行く邪魔を排除。
2 B地点に行けて、幸せを感じることができる。
 
当時から20年ほどは、全くその意味が分からなかった。
 
だが数年前、私は理解できた。欣喜雀躍を感じた瞬間。
 
それには、一つのステップを挟むことだ。
 
不幸なA地点 

幸せなA地点・・・このステップを挟むのだ。

幸せなB地点へ
 
 
幸せなA地点とは
 
不足の今・飢える今・辛い今、あなたは『ものすごく幸せ』でなければならないのだ。
 
そうできれば、獲得した後色々な苦痛に出会っても幸せでいられるだろう。
今、苦しいかもしれない。努力によって幸せになりたいなら、まさに今幸せでなければならないのだ。
 
じゃあどうすればそれが叶うのか?
 
幸せなA地点を獲得するためには?
 
それが『ハッピーカウント』。
 
親のために・子供のために・会社のために、あなたは生きているつもりかも知れない。

ただ、そのためにもあなたがしっかと普段から自分の価値観や信念を確保できていなければならない。

どんなことがあっても、あなたがあなたの価値観に照らして『今、幸せ』でなければならない。

その『今』は、将来における『今』に通じる。

どんな場所に行ってもどんな状況になっても、あなたは『今』幸せでなければいけない。

 
夢や目標があればなおさらに。


最後まで、お読みくださりありがとうございました。

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