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金か名誉か人格か

人生の何となくの目標

 
  何かを決断するときの指標の一つに以下のようなものがある

 
 知の表・意の裏  金・利益・実・花より団子

 知の裏・意の表  名誉・他人からの評価・恥を欠きたくない

 情        人格・利益や他者からの評価よりも自分がどうあるべきか。真実は自分だけが知っていればそれで良い。

具体的に言えば

 金の追求 風 川 月 星

 名誉を守る 火 太陽 海 虹

 自分の人格 空 花 山 雨


お母さんとの組み合わせにおいて・・

雨のお母さんと風のお子さんの場合

お母さんは、自分の利益しか考えないお子さんにうんざりする。

火のお母さんと山のお子さん

お母さんは、自分にかけられた疑いを晴らそうともしない我が子が歯がゆい。

月のお母さんと海のお子さんの組み合わせ

お金を損してでも、自分の正当性を主張するお子さんをバカだなとがっかりする。

お子さんが何を追求したいか?

お母さんの価値観と、お子様の価値観が激突するところだ。

子育てなら、やはりお子さんの価値観を重く考えて欲しい。

少しのお金のために人を傷つけたくないのが、情のお子さん。

現実世界では、情のお子さんが一番貧乏くじを引く。損をする。だが、それで良いのだ。上のお子さんには『思いやり』や『痩せ我慢』が勝利なのだ。

例えば、お友達がお子さんのおもちゃを誤って壊したとする。

なぜ壊れたかを、きちんと説明して欲しい。

新しいおもちゃを買い替えて欲しい。あるいは弁償してほしい。

それは不運だとして、責めることなく友情を優先し『気にしないで』と言って微笑む。後で一人で泣く。

どれが良いか悪いかではない。どれも正しい。

 例えば職業を選ぶとき、損害を受けたときなど意思決定の基準・優先順位が金・名・人格のどれかになるわけ。

 それがお母さんとお子さんが違っているのは当然だ。

友達におもちゃを壊された我が子に、

弁償してもらいなさい。
そうなった理由を細かく聞きなさい。
許してあげなさい。

などと、命令してはいけない。
また、お子さんの対応がコアコードに沿っているかどうかをチェックしてみることだ。

 毎回申し上げるが、お母さんが信じる正義はお子さんのそれと違っている。

 お母さんは、お子さんには『こうあって欲しい』と思う。それは当然だし、悪いことではない。だが、それは抑えて欲しい。ときにお子さんが偽善ぶったり銭ゲバに見えたり細かくて煩わしい嫌な奴とも思えるだろう。

 『私なら、こうするだろうけど。』とお子さんの判断に任せてみよう。

金を求めても良い。
名誉を求めても良い。
自分は人格者でありたい。

もちろん全部欲しい。ただ、どれが最優先になるかはコア=コードがお子さんが決める。


お子さんが育つのを、お母さんが捻じ曲げてはいけない。モグラの子をライオンに育てようとすれば壊れてしまう。
赤ん坊さえ無垢ではない。


最後まで、お読みくださりありがとうございました。



 



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雨から
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