真理の沈黙 倫理とカント
カントの考え方
「超次元の話・・死後の世界などが仮にあったとしても我々は知ることはできない。結局、それは考えても無駄なのだ。人は五感から外部情報を得ることができるものしか測定できない。」カント
誰かが言った。科学はまだまだ完成していない。その不足を補うために宗教や哲学はある・・と。
倫理における十七か条の「万人幸福の栞」が、実に現実的で地に足の付いた『標語』であるのに対して、そのもととなっているはずの『七つの原理』がいかにも証明の利かない『超次元』のことばかりであり、栞との連結部は
ひとによって意見が違うであろう危うさだ。
丸山先生のご経験や思考を、批判するのではない。ときに透徹した、ときに頑迷な迷信。玉石混交のご意見を、丁寧に科学に押し上げていくことが後輩の立場だと思うのだ。何のために?それらを時代に風化させぬためでも喪失させぬためにも。
※ 演繹的 大前提から事実・結論を推論する
帰納的 具体的事例から原理を導き出す
このような反論は予想される
1 『別次元』などという誰にもわからない言葉でもってしか、人々に説明することができなかった。これは丸山先生の語彙力のなさというよりも、人々の知性的レベルが低すぎたから。
2 丸山先生自身が『編み出した』『発見した』という一種神話が必要だった。七つの原理そのものは、自ら発見したものではないことはご存じであったが自己流の命名をすることによって『偶然』を装う必要があった。
3 倫理法人会7万社が、これらに疑いを持たないことで丸山敏雄がすべてを発見したと言い張っても問題はないではないか。
以上
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