アーユーレデー?セミナー準備。
セミナーに向いている人
『この世は、残酷だった。』とは進撃の巨人でのセリフだ。人は巨人に食われるが、鴨を殺して食べるのも人間なのだ。
セミナーの発表者に向いている人は、ハッピーハックで言うところの
空・花・太陽・星の人だ。特に花と星の人。
これらの4コードは、人前に立つ天性を持っている。リーダーというよりは表現者だ。
Gacktさん・松田聖子さんや堂本光一さん・中居正広さん・新庄剛志さんがそれだ。
向いていない人は、その分頑張るべし。
セミナーの準備
本日は、セミナーの準備について。
一時間のセミナーには最低でも50時間かけるのだ。
たくさんやって、その中から選ぶことでクオリティは保証される。
手塚先生が4つのストーリーを作って編集者と一緒に3つを捨てる。残った1つでネームを切る。ブラックジャックは毎週そうやってできたそうだ。
※ブラックジャックは毎回完結。
たくさんやって、絞り込む。量が質を保証する瞬間だ。
とにかくチェックリストをたくさん作るべきだろう。
セミナーの目的と目標の再確認
どんな人を
何人集めるか
何を言いたいのか
参加者に何を伝えるか
登場人物の準備
誰に手伝ってもらえるか?
レジュメやパワポのチェック
例え話 言い換えなどのメモ
数字・文字のミスをチェック
会場使用について受講者様への通知
告知・問い合わせ対応・会場準備
いつどこでどんなキャパでやるか?それはなぜなのか?
決まったら会場予約と、告知の方法とそれに付随して問い合わせを受ける方法を実施する。
心配しなくても人は来ない。たった一人かも知れない。それは、今をときめく有名人誰もが通ったこと。100人を前に話すより、マンツーマンの方が効果があるかも。
以下を用意し始める。
サイト・メルマガ・メール・D M
スライドの作成
名刺入れ(参加者からもらった名刺を入れる)
名刺の準備
配布資料の印刷
会社案内
アンケート用紙
バックエンドの申し込み用紙
用意しても、結果的に使わないものもあるだろう。それで良いのだ。それが質を高める。
下見・リハーサル
下見やリハーサルは必ずしなければならない。
実際に現場でパワポを映したりするのだ。
会場周囲の駐車場・駅からの道のり・トイレの場所・公衆電話の場所・看板を立てられるかどうか・案内板の可否・証明のコントロール・受付の場所(参加者名簿・会場関係・スタッフ関係連絡先リスト電話番号)B G Mの用意。スマホ充電器数種・電気の延長コードが必要かも知れない。
掃除をしておくことも必要かも。箒や雑巾も。 飲み物を準備するか?
予期せぬトラブルを回避するためだ。
服装や身につけるものも当日のまま。靴やスーツや時計など
アウトソーシングについて
アウトソーシングは、慣れないうちはやめておこう。
全て、あなたがやるのだ。素人がアウトソーシングに手を出すとボラれるのがオチ。他所に何かを依頼するにしても、自分で全てを一度はやってみて理解してから。
コンテンツ周辺の調査
参加者の中には詳しい人もいるかも知れない。質問されたり、突っ込まれたりすることを恐れなければならない。赤っ恥は避けたい。そのために、発表することの10倍の量の周辺情報を用意しなければならない。調べ直すことで、情報の間違いやアップデートされた情報を見つけることもある。知情意の友人に資料をチェックしてもらうとさらに効果が大きいだろう。
これに一番時間を割いていただきたいものです。
会場の条件確認
椅子は戻すか?
時間は何時までか?
電気は消しておくか?
受講者へお願いすべきこと
タイムテーブルの作成
フレキシブルに。
当日のタイムテーブル例
10:00 鍵を預かる 荷物搬入 椅子机の並べ 機材のセッテイング 映写調整 配布資料・飲料 受付用意 サイン用意 入口用意
11:00 リハーサル開始
12:30 受付開始・集金・案内・誘導
13:00 司会の挨拶・講師紹介
講義
13:50 休憩宣言
14:00 講義
14:50 休憩宣言
15:00 講義
15:50 司会の挨拶 終了宣言 お見送り
16:00 有志の個別相談など
16:50 閉会、お見送り、片付け
17:30 完全撤退・鍵の返還など
※今時は細かく休憩があった方が、携帯電話の使用に便利だろうと思われる。
時間は常に厳守のこと。講話者のノリで伸ばしたりしてはいけない。
当日の持ち物
パワポ・スライド作成
名刺の確保
配布資料の印刷
アンケート準備
リハーサル
理想を言えば最初から最後まで通したい。
だが、多くの場合それはできない。
講話者のコンテンツを端折ることになる。
パワポは全部回しておくことだ。
※プロジェクターのトラブルは多い。パソコンなどは、余計なキーに触っただけでも映らなくなる。必ず受講者来場の前にテストすべきだ。また、使えなかってもホワイトボードや配布資料で代用する。
チェックリストコンテンツ
参加者リスト
もらう名刺入れ
こちらの名刺の用意
現金・小銭や急な出費
発行する領収証
当日のタイムテーブル
セミナーでのプレゼン資料
自社の案内チラシ
文房具 ペン・鉛筆・印鑑代・朱肉・
携帯電話及び充電器(受講者分も)
休憩用音源
運営マニュアル スタッフ用
スタッフや会場管理者連絡先
来場者向け看板
パソコン
プロジェクター
コネクタ
延長コード
お釣り用現金
印鑑
救急箱
紙コップ
ペット飲料
会場使用マニュアル
会場図面
会場書類・契約書
リボン
バッジ
雑巾
マジックテープ
サインペン
A4の白紙
持ち帰る用ゴミ袋
特にチェックリストが必要な人
ネットで、『セミナー用のチェックリスト』を漁ってみたが、使えるものがない。どれも、リアリティーが無くてごそっと抜けている感じだ。
それは、セミナーを完成させるためのパーツが人によって全然違うからだ。
月の人なら、チェックリストが少なくて済む。雨の人なら300項目ぐらい必要だろう。火・雨・山・虹の人は細かいチェックリストを作ろう。なあに、一生使えるものだ。
文中には触れなかったが、除細動器・救急病院の情報・居酒屋のキャパや交通手段・大人用オムツ・化粧品・搾乳機・各種アレルギー対応・膝掛けやスリッパの用意などやり出したらキリがないが、万一の時に役立てば素晴らしい結果だ。
目安とすれば100項目は、最低でも必要だろう。
セミナーをやるかやらないか?
セミナーをやってみて思うことは、『人は思い通りに行かない』ことが骨身に染みるということだ。まあ、映画監督のご苦労も分かる。だが、彼らはキャストにもお金を払っている。
セミナーは、受講者からお金を取っている。少なくとも交通費は負担させている。
いかに人は、あなたの思い通りにならないか?
これまで、あなたはご両親や彼氏彼女・友人を思い通りにしてきたのだ。お客気取りで。『若さ』という価値と引き換えに。
だが、大人がビジネスをするためには、ここを通らねばならない。
男性社会人は、このことを知っている。
セールスレター、書き直そうか?
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
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