我が子が嫌い?それフツーです。
子供を嫌うことを恐れるな
お母さんになると、『母親のくせに』あんなことをするなんて・・『母親なら』こうすべきだった。などのつまらぬ非難がついて回る。
お兄ちゃんなら・・お姉ちゃんなら・・などと同じおせっかいだ。
他人に、『こうあるべき』と押し付けられたご経験は誰にもおありのはずなのに・・。
子供の存在は、母親にとって自分を動かす素晴らしいものであるとともに、とてもうざいものでもある。
一つには母親としての脳内麻薬がきちんと働いていない場合もある。
子供は強力な電磁波を発しており、これが元気をくれるのでいつも子供の近くにいたいこともある。
母親は脳内麻薬で子供が可愛い。それに加えて幼児は強力な電磁波を母親に浴びせている。
しかし、というか当然というか。
人間として当然に子供を嫌いになることがある
友人関係にも見られるのと同じように母親が性格的な意味で我が子供を嫌いになることだってある。
人間同士の好き嫌いの大きな理由に、知情意があるのだ。
『人間関係シート』を見ていただければ一目瞭然。
これで、お子さんが嫌いな理由がわかれば楽になる。
本人欄で、貴女のコア=コードを探す。
次にその行にお子様のコア=コードを探す。
左から右に好きから嫌いになる。
例えば貴女が『月』でお子様が『山』なら、お子様を嫌いで良いのだ。
もしこうなら、『グズグズと何をやっているのか分からない。何を言いたいのか分からない。何をニヤニヤしているのか分からない。』と貴女はお子さんに感じているのかも知れない。
※一般的に『四苦八苦』という言葉は使われる。その中の5・6番目に 愛別離苦・怨憎会苦 がある。文字通りだが『好きな人に嫌われ、嫌いな人に好かれる』とも読める。
私は、お釈迦は『好き』よりも『嫌い』の方が強いとおっしゃっていたと思っている。後輩の方々が、愛の方が憎しみよりも重要だろうと変更を加えられたと見ている。
ただし
お子様を貴女に気に入るように・あるいは貴女と同じように躾けようとすることはしていけない。
お子様が遅くて優柔不断に見えるのは、しっかり考えてしかも人の気持ちまでも斟酌するからだ。
是々非々で冷静にあるいは冷徹にものを言う貴女とは違い、優しくて思いやりがあり信頼関係を維持しようとする・・そういう思い・価値観・信念を持つ素晴らしいお子様なのだ。
お子様がお母さんの言うことを聞かない場合
逆にお母さんだから子供に好かれるのは当然・・・でも無い。
お母さんが『川』でお子さんが『花』だとしよう。
お母さんは、質実剛健・頑張って嘘誤魔化しのない仕事をしたいタイプ。
お子さんは、頭は良いが要領よく・できれば汗をかかずええカッコがしたいタイプ。花よ蝶よとチヤホヤされないと機嫌が悪い。
お母さんは『真っ当な努力』や正直さや義理人情を説くだろう。
このように人の本質的な価値観は母子と言えども別のものだと理解されたい。自分の価値観や正義と違うものを、人は理解できず怖いものなのだ。
お母さんはお子さんを嫌っていても良い。
異常でもなんでもない・フツーにあること。
お母さんが自分を責め出したら、ろくなことにならない。
迷いをお子様に見せてはならない。
それでも、お子さんへの褒め叱りはお子さんの価値観・コア=コードにそわせねばならない。
貴女の肉体から来た正真正銘貴女の子供でも、自分と違っていて、自分の思い通りにならなくて当たり前なのだ。
その理由は、コア=コードが違うからだ。
コア=コードの概略
シンプルに見て、人の特質は 知情意・表裏の5つからなると仮定しよう。
コア=コードは
メインファクター(主要因) サブファクター(副要因)レフトオーバー(残り)表裏の5つから構成される。
メイン知情意3つのうちの一つ・サブその残りの一つ・表か裏か で決める
例えば
情 意 裏 =『雨』となる
最初に来るメインファクターで説明すると
情は知を、知は意を、意は情をそれぞれ好きだ。
情は意を、意は知を、知は情をそれぞれ嫌いだ。
その細かい理由はNOTE別記事で。
好きとは、理解しやすく自分を苦しめないということだ。
嫌いとは、わからない・納得できない・自分を困らせる特質を持っていることだ。
どのような点を好きになるか嫌いになるかは、また別のところで。
まとめ
お母さんといえども、お子さんを嫌いでも良い。その最大の理由は、他の人間関係と同じ。誰しも気に食わないタイプをお持ちだから。
人間関係シートをチェックしていただき、好き嫌いの関係性を調べよう。
もしお母さんにとってお子さんが嫌いなタイプなら、それはそれで安心できる。
片方が強く嫌う・・そんな場合、相手からは強く好かれているものだ。
この際、ご主人やご自分のお母さんも調べて(数秒でできる)ご家族の関係性も見てみたら面白い、解決することもたくさんある。必ずやってもらいたい。
種の保存のために、好き嫌いはバラけていたり偏っていたりする。
好き同士・嫌い同士なんてのもある。表参照。
ご家族の構成で、知ばかりの中に意がいたり、意ばかりの中に情がいるとしんどいので気を配ってあげてほしい。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
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