ハガネを継ぐもの
ハガネ・・・
小西遼生さんのことだと思っていたが、雑魚の魔戒騎士の話らしい。
トップに君臨する黄金騎士ではなく、位の低い騎士をフォーカスしたストーリーのようだ。
今まで三人が主役だったものの・・・
ドラマ2シーズンと、映画やスピンオフとたくさん作られた作品。
二人が逮捕されて、心配してたんですが今回は一人でとのこと。
萩原聖人さん
若い頃は、ドッカーンと突き抜けた役が多く窪塚洋介のような。『カイジ』のカイジ・『冬ソナ』のぺで声優・俳優・さらには異次元の麻雀打ち。
最近は『ミリオン・ジョー』など悩み多き、善人のお父さんの役が多い。声が甘い。
恥ずかしながら、役者の演技に文句を垂れるのが好きな私。萩原さんは上手い。
昔は、細かい演技がカッコいいとされてた。今では、舞台俳優(遠くから見る人にもわかりやすく、声も大きく見栄も切って。藤原竜也さんや吉田鋼太郎さんのようにキレがある演技をする)出身の方が受けている。
アイコン的なキャラというのかな。ハッキリクッキリな。でも現実の人間の内面を表現しようとすれば、ファジーさも必要だろう。
その両方が出せるのが井浦新さん。
正直に言って、これほどの実力派俳優がメインキャスト出るとは驚きだ。ゲスト俳優さんは一流ばかりだったが。
コロナ禍で、俳優さんたちの仕事が激減している影響かも。
黒谷友香さんも、このドラマのメインキャストだが。
衣装とホラー
牙狼は、一話完結。だが大きなストーリーも流れているという二重構造。
ちょうどプロ野球のように、その試合にもドラマがあり年間を通してのストーリーもある。
私には、牙狼の脚本は面白くないです。男性の衣装や、怪物の造形に目を奪われる。映像を止めてじっくり見る。
雨宮先生がその全ての造形を発案したとも思えないが、それでもものすごい数のアイデアが生み出された。使い回しもほとんどないように思える。
殺陣
テレビドラマで?出して良いアクションじゃないだろう。アクション監督の技量もさることながら、俳優さんの体への負担が大きい。ワイヤーで釣られながら重そうな衣装を着て・・・肋骨が心配になる。
殺陣がまた、細かくて激しい。
鎧の召喚
牙狼は、仮面ライダーを踏襲している。『剣士』ではなくて『騎士』。仮面ライダーはバイクに乗るのが基本。牙狼は馬に乗る。
また、俳優さんも被る。
ライダーの変身シーンはかっこいいのだが、アイテムがプラスチック製でダサい。大人の事情と言うか、イケメンでおかんを釣ってオモチャを買わせるため。つまり大量生産のおもちゃがコスト低めに作れるように逆算しているのだ。
その点、牙狼の視聴者層の年齢は高い。夜中に尿意を催して起きちゃって、目が冴えて仕方なくテレビをつける・・・そんなタイミングのドラマなのだ。
5分50秒のがカッコいいです。
見栄を切るというのか、勝負の前の自己紹介。『やあやあ、我こそは・・・』
だが、今回は魔戒騎士の人数は少なそうだ。
ちな。ガーシーさんが『まっけんまっけん』て言ってて。
松平健 → 松山ケンイチ → 松田賢二 さんだと思ってたなあ。
見てない人は人生の損だと思うなあ
ゲスト俳優さんの豪華さ
殺陣の凄さ
鎧の召喚シーン
何よりも衣装や怪物の造形美
雨宮さんのアイデアと体力
心配なのはスポンサーだ。パチンコ業界も不況だと聞くが。
最初から見たいなら
『牙狼』小西遼生さん
『牙狼makaisenki』小西遼生さん
『牙狼・魔戒の花』中山麻聖さん
が一つの軸。
『牙狼・闇を照らす者』栗山航さん
『牙狼・ゴールドストーム翔』栗山航さん
が、もう一つのパラレルワールド。今回のはこの次に来る話か?
これ以外にも、雨宮先生の創作欲に任せていっぱいある。
設定は『北斗の拳』以上にガバガバだ。
小西遼生さんの牙狼が一番かっこいいと言うファンは多い。
南里美紀さん
栗山版ではレギュラーだったのに・・今回は無しのようだ。
残念でならない。ぶっちゃけ牙狼シリーズでは一番の可愛らしさなのに。ヒロインは普通、ど真ん中で可愛い女優さんを持ってくるものだが。オールインエンターテインメントさんと雨宮先生は、敢えてか?外してくる。
※肖像権は違反してるんだよなあ・・・大丈夫かなあ?
最後まで、お読みくださりありがとうございました。