私は何を見せられているのだ?藤浪さん。
阪神タイガースのジュエル。藤浪晋太郎投手。
私は彼の可愛らしさから『一億人の弟』と思っている。
だが彼はタイガースを嫌っているようだ。
私は、次の株主総会には出よう。
ざっと日本での10年、四死球は2イニングに一回。
MLBでは1イニングに一回。
明白に、ノーコンが進んでいる。
私は草野球でデッドボールを足に食ったことがある。痛くて立てなかった。軟球なのに。
150キロで、150グラムの硬い、唸りを上げた豪球が顔面を襲ってくるなど一発で選手生命どころか自然人としての生命を奪われるかも知れない。
※この禁忌投手をマウンドに送る監督。自チームの選手をバッターボックスに送らんとする敵の監督。どういうつもりか?打者が死んだら未必の故意になるのでは?
ハッピーハックで見ると
藤浪さんは
情 意 表 の 花
例えれば花・王子様・蝶々。煌びやかでブリリアントだ。
自分をチヤホヤしてくれないとブチギレルってやつだ。
場の空気を読めるし、人を和ませるホスピタリティも強い。
以前にダルビッシュさん・大谷さんが
情 知 裏 の山だと。
両者を比較してみよう。
メインファクターは情なので、他人の気持ちを慮ることができる。
サブファクターは花は行動で、山は思考。
花は、言い換えると蝶々であったりお姫様・王子様だ。
山は、どちらかというと鈍牛。内気で、前に出ることはない。
頑固だが、我慢強くコツコツと亀のように進む力は凄い。
プロ野球と言えば、アスリートの天才中の天才。そういう意味では、意=フィジカルの選手が多そうだけれど案外少ない。
あのレベルまでいくと、生まれつきの運動神経だけではやっていけないのかもしれない。
昔、江川投手が言っていた。例えばノーアウト3塁の場合、投手が考えていることは50項目あると。例えば、打球が一塁線に転がった場合はどうするのか?その打球が弱い場合は?などと、全てのパターンを一旦頭の中でシュミレーションせねばならない。まあ、打球が転がってから考えていては間に合わないからね。判断力よりは、記憶力が必要だ。
また、自分に足りない部分をどうやって補うのか?スタミナ・技術・新しい球種などいくらでもある。
しかも、投手全員がライバルになり自分が劣れば引退だ。前向きな欲望だけでなく、敗北の恐怖が前進の原動力となる。
引退すればただの人、チヤホヤされなくなる。
そのための努力だ。だが努力はあまり意味をなさず、小さなことの積み重ねだけが自分を高みに運んでくれる。とはイチローさんのお言葉。
超一流の世界では、積み重ね>才能だと言わんばかりだ。
積み重ね。そこには同じことを倦まず繰り返すの意味がある。
そういえば、昔は藤浪さんは大谷さんよりもモノ=才能が上と言われていた。
※イチローさんは虹。知 情 裏 だ。
だから彼の最大の武器は『思考』だ。
プロ野球において
長嶋さん・・ボールの中心を打て
王さん・・・ボールの中心より少し下を狙え
今岡さん・・ボールの(打者から見て)内側を打て
古田さん・・ボールの外側を打て
落合さん・・詰まれ
岡田さん・・上から押しつぶせ
ここの全員、超一流。
評論家さんには、脇を占めて・バットを短く持って・思い切り・コンパクトに・ダウンスイングで・ジャストミートで・・などと言われるが・・・
この辺りはイチローさんは、未だはっきりとは言っていない。
ただ、内野ゴロを狙って打っている。
ただし内野手が取りづらい打球。
ほとんどの場合、内野ゴロはツーバウンドした球を捕まえて一塁などへ送球する。
タイミングとしては、ポン・ポン・パシ。
ところがイチローさんの打球はポン・ポパなのだ。
内野手が体に染み込んだタイミング。それをずらされる。
となれば、送球までの動作に狂いが生ずる。ファンブルや送球ミスにつながる。
俊足が条件。
イチローさんは、これを狙ってやっている。
だから、一塁ベース上で腕のレガースを外しながら澄ました顔をする。
メジャーのファンからはこうだ。『あいつ、内野ゴロ打ってタマタマセーフで。あんな気取った顔しやがって・・』てなもんで笑われていた。
もちろん、イチローさん本人は完璧なミッションのコンプリートに満足している。
打者の思い通りの結果だから、ヒット。
ところが、しばしばそれを内野手のエラーにされる。
安打数を誇るイチローさんからすれば、誤審なのだ。それで何本損をしたことか?
イチローさんは、なんと言うだろうか?ボールの上を擦れ・・・
超一流の上のイチ流・・・恐ろしすぎる。
いや、それにしても上の皆さんの打撃への感性の違いよ。
デッドボールの理由
最近、フェイスガード付きのヘルメットが主流になりつつある。これも藤浪効果だ。
右投手の藤浪さんの投球は、しばしば右打者の丁度顔面に向かって切れていく。
球の回転軸は、投手から見て30度ほど左下から右上に回転。スリークオーター、彼のメカニクスからしてそこがスイートスポット。だったら、軸足のつま先をもう少し左にすれば?とか言うかもしれない。
それをすれば、ゴルフで言うシャンクを起こし結局は同じ結果になる。
今やメジャー新記録を作るほどのノーコン。
才能だけでやってきた・・のか?
早世の天才。そう言う意味では、斉藤さんもそうだったのかも知れない。
早い段階での成功体験は、新しい情報を掴むのには邪魔かも知れない。
山は、コツコツが宿命のようなものだから慢心しようが積み重ねる。
藤浪さんの情報(エビはない)
ダルビッシュさんに、やる気なさすぎと呆れられる。
人の言うことを聞かない。
本人曰く『高校よりプロの方が練習が楽。(メジャーはもっと楽)』
※つまり自分では練習しない?
『そのままではダメになる。』と福留さんや多くの先輩に注意される。
『イタリアのスーツ買いやがった。』金村さん。
花は、いつもチヤホヤされないと我慢ができないチャラ男。
藤浪さんは幸か不幸か、才能&練習嫌いでやってきた。おそらくは野球界でも練習時間は最短かも知れない。
素人の私からの対策提案。
今のままだと、素直に顔面デッドボールになる。このままでは、メジャー選手を破壊するクラッシャー世界一だ。ある意味、大谷さんよりも恐ろしい
メイドインジャパン。死神投手。
1 ジャイロボール
右手から放たれるとき、現状では手のひらの上方に投じられている。これだとメカニクス的には打者の顔面に行くコース。
だったら、右手の左に投げれば良い。手で壁を作る。
『だから、仕方なくスライダーばっかし投げて打たれるんだろ?』と怒られるなあ。
だけど、そうじゃない。スライダーは横回転。投手から見て平行に回転している。
ジャイロボール これが最適解だと思う。投手から見て垂直に右回りの回転を与えるのだ。拳銃の弾丸を考えて欲しい。火薬で押し出される鉛の球は垂直に回転しているのだ。なんのために?速度と方向性の確保のためだ。
漫画の茂野吾郎さんが投げる球がジャイロボールだ。
ジャイロボールの回転の角度が変わればスクリューボールとなる。
スライダーの回転軸を変えるだけで、デッドボールを避ける効果はそのままに威力ある直球と変化球を手に入れられる。160キロが170キロになりうるかもな。
2 筋肉強化
藤浪さんは160キロを投げる。だが、そのスピードを押さえつけるブレーキが足りない。そりゃあフォームもバラバラになるよ。
大谷さんもかつてはノーコン。だが筋トレでブレーキを手に入れた。
藤浪さんは、下半身が弱いと言われるが上半身も貧相だ。筋肉なんて一年で着く。上半身裸のモデルでも始めれば、やる気が出るだろうに。誰か雑誌社の人よ、頼む。
3 リプリンティング
武井壮さんが言っている、手足の位置を思い通りにするのにも練習が必要だと。
ビデオでフォームの数十箇所をチェックしながら練習せねばならない。
ゆっくり・じっくりとやるしかないのだ。それは、正しい方向での繰り返しだ。
ところが花にとっては、人に見ていないところでのかっこ良くないコツコツは最も嫌うところだ。
まあ、藤浪さんがこれ読むことはあり得ない。
そして花の人は人前での説教は大嫌い。それはメンツを壊されることだからだ。
だが、奇しくもジャイロボール投手の茂野ゴローさんの漫画の題名は『メジャー』なのだ。この漫画が藤浪さんの救世主になるかもな。
ゴローさんが活躍しているのもメジャー。
藤浪さん、ジャイロボールでメジャーを駆け上がれ!そして数年後には、また阪神タイガースに戻って来てください!
安心してください。あなたにはまだまだやれることはある。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。