3 やらないから幸せになれない
斎藤ひとり先生の絶望
私は、そして貴女も幸せが欲しくて多くの本を読み・多くのスピーチを聞いてきただろう。
だが、そのほとんどは忘れてしまった。
覚えていても実行や継続はできていないものだ。
中村天風・小林正観・斎藤ひとり各先生は、それは素晴らしい思索家だ。
研究し・追求し自分のため皆のため、優れた理論を構築し伝え方もシンプルに『こうすれば・・誰にでもできる』と言われてきた。
斉藤先生のファンは多い。本を読み・講演会に足を運び・YouTubeを繰り返し聴く。それでも日常は変わらない。一歩でも踏み出せていない。
現状維持バイアス・面倒臭い・聞いてる時だけ楽しいからそれで満足・・・
確かに苦しい。芋虫が腸に変わる時・出産する時・通過儀礼はどれも苦しい。
だから、ハッピーハックの本やこの記事を読まれても誰1人として獲得できないだろう。
斉藤先生は75歳。残り時間を視野に入れておられる。体調をおしてまで皆のためにと声を枯らしてこられた。
だが、気がついておられる。皆が私の話を喜んで聞いてくれる。だが・・・
誰一人としてやらない。自分の弟子を名乗り、自分の近くに居てさえ『先生・先生』と慕ってはくれるが・・・やらない。
このことは、老知斉藤先生には大きなショックに違いあるまい。
『もうワシは語り尽くした。話を聞く時間があれば、一つでも実行せいよ!』
その悲嘆と焦りが聞こえてくるようだ。
中村天風先生のブチギレ
中村天風先生は『どんな大事に直面しても、心がいささかもそれによってあわてたり、あるいはそれを恐れたり、あがったりしない、いわゆる平然自若として、ふだんの気持ちと同じようにこれに対処することができる状態。』を絶対積極の心構えとして提唱された。ところが、あるファンが『先生の言うことを聞いたら商売が上手く行きました。』と喜びの報告だ。中村先生はキレて『アンタ、わしのいうことを何を聞いてたんや!』と怒鳴られた。
恐れるのが自然。ただ不幸な現実にあったときにガップリと受け止め、乱れぬような心構えを作れたら恐れる必要はないと。
小林先生の言われる『そ・わ・か』。見事に小林理論を整理・象徴される言葉だ。
元はありがたい真言を言うが、語呂合わせも美しいではないか?
その真言とは意味が違うわけだが、いかにも善き修行の匂いがする。
ご存知。『掃除をしろ。笑え。感謝しろ。』
仕事の疲れ、経営の濁りを感じる者には本当にありがたい『そ・わ・か』だ。
ハッピーハックの三本柱
ハッピーカウント
価値観を認め合う
強き/善きタネ
『幸せになれるという証拠を見せてみろ!だったらやってやってもよい!』
これは、私に投げられた言葉だ。
証拠は、見せられない。だが、説明をすることはできる。案外時間はかかるが。
当然、その人のコアコードに準じた説明をすべきなのだ。そして少し時間がかかる。
ただ、それができれば貴女の世界は動き出す。
ハッピーハックはモノの考え方やわずかな知識・そして具体的行動へつなげる。全ては貴女の中から。全てはインサイドアウトだ。
実はこの三本柱で、一番苦しいものがあり、これができれば後は楽勝だ。
だが、できない。
最大の理由は辛いからなのだ。厳しく・苦しい。
だから、読んだだけでは無理。
よって、より多くの人にその通過儀礼をクリアしていただく必要がある。
一回だけやればコツは掴める。
自力でできない人が多かろう。だからハッピーハックは講師/コーチの必要性を感じるのだ。
巨大なカオナシが小さく穏やかになる・・そんなプロセスだ。
そんなハッピーハックの入り口にして真髄の『ハッピーカウント』についての詳細は次回だ。
本日のまとめ
1素晴らしい思索者は、古今東西・世界中に居る。だが、人は成長できないもの。
2 できなくても良いのだ。何も求めなければ。だが答えはすでにある。
3 ハッピーハックなら、貴女を越えさせることができる。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
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