Tillandsia紹介 ウスネオイデス

　題名通りティランジアを紹介していこうというコーナーです。
　今回は《ウスネオイデス usneoides》！
（スパニッシュモスとも呼ばれています）

　この品種はティランジアのなかである意味もっとも特異な姿をしています。

　次から次へ株を連ね、全体として細長い形状となっています。
　トリコームを見ると（特に太い種類は）銀葉種と言えますが、その姿ゆえに乾燥しやすく、水やりの頻度は緑葉種と同じくらい多くしても良さそうです。

　ウスネオイデスの太さは種類によって異なり、太さが1mm違うだけでも印象がかなり変わります。
　太く、トリコームの濃いウスネオイデスは柔らかく、どこか頼もしさがあります。
　細く、トリコームの淡いウスネオイデスは繊細で、少し儚さがあります。
（これは個人的な感想ですが、細いほうが価格が高い印象があります。細いほうが希少なのでしょうか？　あるいは、太いほうが丈夫で販売しやすいのかもしれません）

　ウスネオイデスは、けっこうツイッターなどのSNSの写真やテレビなどの背景にちらっと映っているのを見かけることが（他のティランジアに比べて）多い気がします。
　ティランジアのかなでも入手しやすく、比較的丈夫で育てやすい品種で、かつ点ではなく直線的な姿なのが理由かもしれません。（ただし乾燥には弱いです）
　理由はともあれ、インテリアとして映えることは間違いないでしょう。
　あなたのお家にもお一ついかがですか？