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「自分がされて嬉しいことを、人にもしてあげなさい。」が、男女のすれ違いを生み出している気がする。


もうすぐバレンタインデーですね。今日はちょっと、柄にもなく恋愛のことを。



「自分がされて嬉しいことを、人にもしてあげなさい」


これ、子供の時に、よく言われた言葉でした。

優しさ、親切、思いやり・・・とか、そんなのが続いていたと思うんですが、忘れました。

けど、最近思うんです。この考えって、男女のすれ違いの原因なんではないかと。


例えば、私は、寿司が大好物です。けど、寿司で魚を釣る事は出来ないように。自分が「欲しいもの」と相手の「欲しいもの」ってのは、全然違うもの。自分からしたらとてもいいプレゼントでも、相手からしたらただのゴミになったりするんです(これ辛いですね)。


私たちはつい、「側に居る人は自分と似たような価値観や感覚を持っているはずだ」と思ってしまいます。が、まあ、実際は何もかも違う他人同士なんですよね。当たり前なんですが。

だから、嬉しいことも、欲しい言葉も、愛情を感じる態度も全然違う。それは、コミュニケーションのなかで浮き彫りになります。

自分がどれだけ相手に「やってあげた」「愛情を伝えた」と、思っても、そもそもの「欲しいもの」が男女で違うがゆえに、相手の本当に求めているものを渡すことが出来ない。けど、自分は「自分が欲しいものを」「自分が欲しい方法で」それぞれ相手に渡しているんで、自分ばかりが相手に良くしているように錯覚する。だから、「私はこんだけやってるのに!」とか、「いっつも要求ばっかり…」とか、すれ違ってしまうんだと思うのです。


(はい。非常に反省を込めています。はい(笑))



盲目的に「相手を愛する」というのは、結構独りよがりになりがちな、リスキーな行為だと思うのです。そんなロマンティックなのも素敵なんですが、ひとまず、「相手を知る」という冷静な視点が、相手にキチンと愛情を送れる手段なのではないか。と考えていました。


そして、結局、男女それぞれ何を求めているの?

ってことなんですが。

男性は、信頼され、尊敬され、評価されたい。

女性は、共感され、特別扱いされ、細やかに愛情を感じたい。

ってのがあるような気がします。

また、来週あたり細かに書いてみようかと思います。

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