NieR:Automata初見プレイ日記⑩
前回↓
さて、今回は兄を殺されて暴走した弟、イヴと戦っていきます。
機械生命体達の残骸を周りに纏ったイヴは、弾幕やレーザーなどの遠距離攻撃を多用してきます。
全体的に動きが不規則で、特にレーザーを避けるのが難しい。
こちらも遠距離攻撃を用いながら、隙を見て近接での攻撃も入れていきます。
HPを削りきったと思いきや、イヴの周りの残骸はさらに大きく、龍のようにうねる形へと変化し空へ昇っていきます。
するとパスカルさんから通信が。
「私達の村が…」と慌てた様子のパスカルさん。パスカルさんの叫び声で通信が途切れます。村に何かあったようです。
初めてパスカルの村に行った時に胸糞展開はやめてくれって思ったんだけど、まさか…と冷や汗をかきながら村へ向かいます。
村の入口に到着すると、暴走した機械生命体達が村の外からバリケードを突破しようと暴れ回っていました。
よかった、村の住民が襲われてたりとか、村の住民が暴走して倒さなきゃいけない状況になってるとかじゃなくて。
機械生命体達を倒すと、先程龍のような形になった機械生命体の集合体が現れたのでそちらも撃破します。
パスカルさんによると、
「ネットワークに繋がれている機械生命体が突然暴れだした」
「おそらく全体を統括しているユニットが暴走したのではないか」
とのこと。
なるほど、エイリアンが絶滅してから、機械生命体のネットワークを管理していたのはアダムとイヴだったということですね。
アダムが倒され、アダムの管理下にあった機械生命体は弱体化したものの、イヴの管理下にある機械生命体はイヴの怒りによって暴走してしまった、といった所でしょうか。
つまり、イヴを倒せばネットワークに繋がれている全ての機械生命体を停止させることができるということ。
イヴの場所をポッドが特定してくれたので、その場所に向かいます。
向かう途中、「ニイチャン…ニイチャン…」と咽び泣く声が通信に割り込んできます。
9Sによると、イヴが強力な電波を発して強制的に通信を行っているそう。
この強力な電波によって、機械生命体達が暴走しているらしい。なるほどね。
目的地マークに向かっていくと、そこはあの陥没地帯でした。
そして、瓦礫の上に座っているイヴを発見。
なんかすごいスカして座ってるけど君さっきまで兄ちゃん兄ちゃんって泣いてたよね?
イヴはこの世界に意味なんてない、兄ちゃん兄ちゃん兄ちゃん…と相変わらずの様子。
身体もさらに黒く侵食されていきます。
イヴと戦闘開始です。
イヴは腕に機械生命体の残骸を纏って暴れます。動きはそれほど激しくなく単調なので、隙を見て攻撃を入れていきます。
あと少しで削りきれるという所でイヴを機械生命体の残骸が包み込み、HPを回復させ始めました。なにそれズルじゃん。
9Sによると、ネットワークを通じて機械生命体達からエネルギーを吸収して回復を行っているらしい。
自らをネットワークから切り離し戦ったアダムと、ネットワークに頼って戦うイヴ。
対照的ですね。
9Sがネットワークをハッキングしてイヴをネットワークから切り離し、回復を止めてくれると言います。
機械生命体のネットワークは膨大で複雑であり、ハッキングは困難であると2Bのポッドは言いますが、2Bは食い気味に
「うるさい!9Sがやれると言ったらやれるんだ!」と反論。
最初は9Sが2Bに一方的に懐いている感じでしたが、今ではもうお互いに深い信頼関係が形成されているんですね。
9Sはハッキングを成功させ、イヴをネットワークから切り離すことができました。
引き続きイヴと戦っていきますが、2Bと9Sは激しい戦闘で消耗、身体の機能が破損し近接戦闘ができなくなります。
イヴも飛び回りながらおなじみの黒イクラを撒き散らす攻撃だけになり、遠距離と遠距離の戦いになります。
ふらふらと歩きながら射撃をすることしかできなくなり、HPバーが限界突破。この爆伸びHPバーティアキンでも見たけど、自分のが伸びるパターンもあるんだね。
お互い満身創痍になりながらも、イヴを撃破。とどめを刺します。
とにかく終始兄ちゃん兄ちゃんなキャラクターでしたが、そこまで兄に執着する理由がまだ見えてきていないので、これからの掘り下げに期待です。
イヴもそうだけどアダムについてもまだ詳しく説明されていない部分が多いので、この兄弟についての掘り下げもっと欲しいですね。
これで機械生命体の脅威は去った…と安堵しながら倒れ込む2B。
しかし9Sの様子に異変が。
慌てて駆け寄る2B。
イヴとの戦闘で2人とも目隠しが外れてる。
今までは目隠しがあったからかアンドロイド感が割とあったけど、目が見えると一気に人間みたいに感じる。
2人ともこんな綺麗な目をしてたんだね。
9Sはイヴをハッキングした際にウイルスのようなものに感染してしまったらしい。
このままでは暴走してしまうのかな。
バンカーにあるデータで巻き戻ることはできる、と9Sは言いますが、2Bはそれでは「今」の君は戻ってこない、と。
でもウイルスに汚染されたデータをバンカーに送るわけにもいかない、
「お願い…2B。僕は君の手で…」
と9Sは言います。
どこまで巻き戻るのかは分からないけど、2Bと戦った記憶を失ってしまうのでしょうか。
チュートリアルの時みたいに。
2Bは震えながらも、2Sの首に手をかけます。
首絞めだと9Sは長く苦しむし、絞める2B側も精神的に苦しいし、どうしてお互いに辛い方法を選んでしまったんだろうと思いました。武器で一思いの方が良いのでは…と。
しかし考えてみると、2Bは今まで敵を倒すために振るってきた武器で大切な存在を殺したくなかったのではないかな、と思いました。
もしそうだったとしたらなんて人間的な考え方なんだろう。合理的でも理性的でもない、いつも最善と思われる行動を選択するわけではない、まさに人間。
2Bはゆっくりと9Sの首を絞め、やがて動かなくなった9Sを見て、涙を流します。
感情を持つことを禁止しているなら涙腺機能なんか付けるなよ開発者。
義体の保護のために涙が必要ならせめて溢れないような設計にしてくれよな。
2Bが悲しみに暮れていると、周囲の機械生命体の残骸が共鳴し始めます。
まだ残っているのか、と2Bは武器を手に取り立ち上がりますが、背後で動き始めた機械生命体がそれを制止します。
「ちょっと待って!2B!」
この声は…一発で分かりますね、9S。
よかった〜〜〜。
どうやらデータを機械生命体の方に保存してあったらしく(工場廃墟での時かな?)、そのデータを元に自我が再形成されたらしい。
2Bはひどく安堵した表情で、よかった、と9Sに言います。9Sも、うん、と答えます。
そして2Bの語りが入り、エンドロールです。
エンディングは「A」。まあそうよね。
最後の方めちゃくちゃ駆け足で終わってしまった感じがするけど、まあそうよね。
知ってた!!!このゲームに周回要素が無いわけないもんね!!!ありがとう!!!
だってこの世界のことまだ何も分かってないもん。これから分かっていくんでしょ?でも鬱になりそう。でも楽しみ。
エンドロールが終わり、データをロードすると新たな物語が始まります。
また兄狂いか…。
!?
なんと、2週目では機械生命体側をプレイすることになるのか!?
操作できる!足おっそ!
この機械生命体を操作して、兄ちゃんを動かすために油を調達するようです。
油を運び兄ちゃんに油を差しますが、兄ちゃんは動きません。
と、それを眺める人物が1人。
空にはチュートリアルの時と同じ、並んで飛ぶ飛行ユニットが見えます。
NieR:Automata2周目、9S編スタートです。