介護食、治療食を食べたことありますか?
この写真は私の今日のご飯です。笑
私は今、歯列矯正をしています。
久々にワイヤー調整の締めつけの痛さが耐えられず、固形物が食べられません。咀嚼するだけで激痛で冷汗です。
そのため、一時的に高カロリーの経口栄養剤(経腸栄養剤)を飲むことにしました。
写真はエンシュアリキッドです。
今の職場の介護施設に退去者さんが置いてかれたものが備蓄されていたので頂けました。
医療職の方で、普段患者さんや利用者さんに提供している食事を実際に食べたことはありますか?
私は脳外科病棟で働いていた時、
摂食・嚥下に興味をもち、講習や研修会によく参加していました。
そこでは、実際に患者さんに提供しているペースト食やミキサー食、エンジョイゼリーやプロッカ、アイソカルゼリーなどの半固形食など様々な食事形態のものを試食しました。
実際に食べてみて、「こんな味なんだ、こんな舌触りなんだ」と感じたのを覚えています。
ペースト食に関しては、矯正治療の過程で親知らずを全身麻酔の手術で抜歯することになり入院中食べました。
あのもったりして味があまりしない食事はなかなか食べ切れるものではありません。
あの時はお塩が付いてきました。
病態と提供されている治療やケアが頭の中で結びつくと看護は面白い
なぜこの治療食なのか、なぜこの薬を使っているのか、なぜこのケアが必要なのか。
私達医療職はただ闇雲に医師の指示の従っているだけではありません。
患者さんそれぞれの病態や体質、性格を踏まえ、エビデンス(科学的根拠)に基づいてケアを提供しています。
病態と医師の指示とそれに必要なケアが線で繋がったとき、
自分たちがやっているケアはこの患者にとって重要なんだ、役に立っているんだと感じられると思います。
でも、それに気がつけるようになるには経験が必要。
10年以上看護師をしていても、まだまだ経験していない分野は無知です。
たくさん学び、たくさん経験することは重要ですし、いろいろな看護師の看護感を知ることも大事。
辛いこともたくさんありますが、少しでも多くやりがいを見つけていきたいです。
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