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共通認識と精神疾患の誤診

🐻熊「熊です。最近はくだらない呟きが多かったので、
   ちゃんとしたものを書こうと思っています。
   一応ファンが居る妄想の」
🐺チワワ「うるせえ🔥」

🐻熊「ほほほ本編行きます」


共通認識

人間社会で生きていく上で共通認識の作り方より重要なスキルはない。

いや、先生たちは共感が一番大事と言っているけど、
と思われるかもしれませんが、
確かに共感はすごく大事だが、
共感したくて共感できるものではないので、
スキルとして本熊は考えていない。

もちろん、
共感しているように見せる方法はいっぱいあるが、
以前の記事にも書いた通り、
それ共感ちゃうからね。

🐺チワワ「私の関西弁を中途半端に真似しないで・・・」

何故共通認識が大事でしょうか?

人々が一緒に何か成し遂げる際に、
共通的な目標は必要だよね。

目標を理解すれば、行動することはできるが、
行動というのは「現状を変えていくこと」です。

目標だけ理解して現状に対する共通認識ができていないと、
現状に対する変え方に意見は分かれる。

少し抽象的すぎるので、具体的な例で話すと、
例えば今年度の売上を30%上げる目標ができた。

しかしこれだけだと、
「売上が30%上がれば、他のことはどうでも良い」
と解釈することもできる。

例えば、たくさん残業して案件を完遂しようとすると、
人件費が上がったり、社員の健康が損なわれたり、
家庭を顧みることができなかったりするような問題は発生する。

そうならないように、
例えば
・仕事/プライベート時間の配分に対する満足度
・現状の案件の利益率は妥当か
・仕事の付加価値は高いか低いか
・仕事を損なう要素(煩雑な社内手続きなど)はないか
といった現状に対する考え方/感想を共有し合う必要がある。

この共通認識は過去の記事でよく登場した「世界の分母」に近い。

現状に対する共通認識ができていない状態で、
目標を達成しようとすることは、
分母を無視して分子だけ考えることと同じです。

そうすると、様々な問題、犠牲が現れます。

会社の新人研修かよと思われる方も居るかもしれないが、
マイノリティにとって、これは死活問題となる。

現代精神医療の限界

小学生の頃、子熊の夢は心理学者、精神科医だったが、
共感力の鬼にサイコアレルギーを持っているので諦めました。

幼稚園から小学校三年生までは衝突が絶えなかったが、
精神医学に対する勉強からこの共通認識に対する重要性に気づき、
その後の社会生活は劇的に改善された。
※あくまで衝突はあまり起きなくなっただけ

自分の考え方、感じ方、
さらに一部のギフテッドが持つ不思議な能力によって
世界に対する解釈の仕方はマジョリティと違う。

これはギフテッドのみならず、
他の発達特性のマイノリティにも言えることかもしれない。

マジョリティの定義を一旦飛ばして、
ほとんどの職業のマジョリティの割合は変わらないはず。

精神科医もそうです。

これはどういう意味かというと、
精神科医はマイノリティと違う認知の仕方をしている。
当たり前だよね。

そして精神疾患に対する考え方は、
「あなたがマジョリティからどれぐらい離れているか」です。

現在は一部の精神疾患は上記のような考え方に該当しなくなったが、
上記定義を前提にするほうが色々リスクを回避できる。

「あなたの認知の仕方がマジョリティと違う」
≒「あなたの認知の仕方が精神科医と違う」
=「物事度合いによっては精神疾患の基準を満たしている」
もう運です。

「私には見える!私にしか見えない!」
「あいつは悪意を持っている!」
「あの人は嘘をついてる」
のような表現の仕方は様々な精神疾患として誤診される。
※統合失調症や境界性パーソナリティ障害、妄想性障害、発達障害など

「精神医学が進めばこのような状況は解消されていく」
という勘違いはよくある。

簡単な例で言うと、
かつては「ADHD」という病名はなかった。

でもADHDの患者は既に居た。
彼らはADHD以外の病名を付けられてた

では、精神医学が進んで、
ADHDという病名が誕生してどうなったかと言うと
①ADHDはADHD以外の病名として診断される(過去同様)
②ADHDはADHDとして診断される(Bingo)
ADHD以外の人がADHDとして誤診される(ここがポイント)

三点目の状況は全ての病気に存在しており、
かつ精神医学がいくら進んでも解消できない。
人間はミスをしたりサボったりするからだ

マイノリティは、
「自分はどのマイノリティに属しているか」以外、
「自分はどんな精神疾患に思われそうか」を意識する必要もある。
※自分は精神疾患に罹っていないと分かってる前提

自分の特性との付き合い方はもちろん人生における重要な課題。

一方、
マジョリティと共通認識を作ることは、
万が一の場合に地獄に送られないための免罪符となる。

また、
この共通認識の作り方を習得できれば、
マジョリティの世界でそれなりに穏やかに生きていける

内心はどうであれ
↑マジョリティ同士だって同じ思いでやってるからね

結果より目的

本当に自分にしか見えないものがあったとしても、
言ってもナンセンス中のナンセンスだ。
自分自身の言葉すらを理解していないみたいなものだ。

他人が見えるように工夫をしよう。

機会があれば、方法を記事でシェアすることも可能だが、
あまり意味がないと思う。

共通認識ができているかという結果より、
他人と共通認識を作ろうとする意思の方がよっぽど大事です。

その意欲があれば、自分で道を切り開けるでしょう。
逆にその気がなければ、熊の言葉は届かないのだ。

🐺チワワ「・・・・。」
🐻熊「な・・・なんだ!?」
🐺チワワ「キレてごめん」
🐻熊「今!?」

今回の記事はここまで。

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熱帯雨林の熊
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