HSPとギフテッドと料理
料理かな。
HSPとギフテッドの特性から
一番本熊の人生に役立ちそうなことは料理だと思う。
クックベアー
繊細な味覚、
豊かな想像力、
優れた記憶力、
アイデアの宝箱である発散思考によって
どんな季節にどんな食材があり、
産地によっての味の違い、
栄養成分の内容、
物理と化学の知識、
様々な調理法と調味料
といった物事を脳内で組み合わせるのが得意です。
作ったことがない料理でも、
写真を見るだけである程度作り方を推測でき、
先回りして「改善点」を考えてから本番の初回調理に臨むため、
初回から上手く行きすぎることも結構ある。
レストランで食べるときも、
調理工程を脳内で分析し、
その場でスキルを盗むことも多い。
そして、
繊細な味覚を持っているため、
同じ料理を何回食べても飽きず、
初めて食べた時と同じ美味しさを堪能できる。
デメリットも
妥協ができない。
これまじで痛い。
美味しい料理しか食べたくないわけではなく、
割とどんな料理でも美味しさを見つけて食べられるので、
偏食にはならない。
しかし自分で作る場合、
「料理を作るならベストを尽くすべき」と考えてしまう。
余裕がない時は、
「適当に作る」より「作らない」を選ぶ。
また、作り置きもできない。
作り置きにすると、
出来立ての香りがなくなり、
冷蔵庫の匂いが付き、
レンチン後の歯応えも最悪。
「我慢すればいいじゃない?」と思うでしょう。
しかし、
最初の一口、いや、
食べる前に見た目を確認した時点から完食まで、
本熊の脳は常に「ベストのイメージ」を持ってくる。
「完成したらこうだ」
「作り立てならこうだ」
「こんな違いがあるぞ」
と教えてくれる。
ご飯食べているだけでイライラする💢
この現象はHSPやギフテッドの完璧主義の正体です。
情報収集しすぎ+発散思考+潜在抑制機能が発動しにくいとこうなる。
料理とは何か?
さらに面倒なことは料理のあるべき姿を考え始める。
インスピレーションと世界と幸福とのつながりとか
色々考えちゃう。
細かい買い物は金と手間がかかる。
でも冷凍だと解凍時に若干鮮度は落ちる。
そしてその日のインスピレーションに従いたい。
こうやって忙しい時は毎日料理に追われる。
そして
「料理は芸術のため、作り置きにすべきものではない」
という強迫観念に縛られ続けている。
作り置きとか、
まとめて作るのはもはや料理ではなく、
ただの作業じゃ!
※あくまで本熊の感想です。
苦悩のあげく
結局金である程度解決した。
雑に料理してもクオリティが維持できる調理器具を買った。
解凍せずに調理できることでまとめて買い物もできた。
また、完璧主義の解決法は、
「創造の日」と「豚の餌を作る日」を切り分けて考えることである。
🐻「豚の餌ならこんなもんでいいでしょう」
🐷「それでも美味しいけど」
今回の記事はここまで。