おばあちゃんの今まで
おばあちゃんは二世帯住宅で一緒に暮らしており、
足が悪く家の中も歩行器でヨロヨロと歩く状態だった。
毎朝父が朝食を準備し、週に2回ほど父の妹が身の回りの世話をしに来、
リハビリや福祉関係の人が来る際は母が対応していた。
それでもベッドからの寝起きや、お手洗いは一人で出来たので
基本的には1人で暮らしていた。
3月13日、電話がかかってき、受話器を取った瞬間、歩行器ごと転けた。
すぐさま上にいた父と母が駆けつけ、病院に連れて行ったところ
肋と鎖骨が折れていた。
最初は綺麗に折れていると思い、老体なので手術するのも怖いし
このまま安静でいようかという話になっていた。
しかし一人で寝起き出来ない老人の介護を素人が自宅で行うのは無理ということで入院は避けられない
また、あまりにも痛がるので、大きい病院に行き、最新のレントゲンで撮ってもらうと、複雑な骨折の仕方をしていることが判明し、手術を受けた方が良いのではという事態になった。
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