2030年、金相場3万円時代を予想する。
今からそう遠くない未来の2030年
宝飾業界はこんな世界になっていた。
◆金相場が3万円を超える
2023年8月現在、もうすぐ1万円を突破しそうな金相場ですが、2030年は3万円を超えております。
➡2023年9月、1万円を突破しました
金相場3万円までの予想される出来事
これまで
コロナショック➡7000円
ロシア×ウクライナ戦争➡8000円
スイスやアメリカの超大手銀行破綻➡9000円
中国不動産バブル崩壊➡10000円
2023年1万円超え後の予想
中国×台湾有事➡13000円
中東問題➡15000円
国内で金購入に対する規制➡16000円
海の中の金の採取、商業的成功➡13000円
アメリカ、海の中の金の利権問題で規制➡17000円
金産出国同士の争いが始まる➡20000円
2027年2万円超え
世界中で金を国外に持ち出す事が禁止に➡22000円
人口は85億人へ➡23000円
東南アジア、アフリカの富裕層が増加➡24000円
錬金術で金を生成することに成功➡23000円
新たなウイルスの脅威➡25000円
月で金が見つかる➡24000円
インドの金保有量が世界第2位へ➡25000円
都市鉱山に眠る金に再度注目が➡23000円
世界各国で、金保有量のデータ改ざんが発覚、アメリカを始めとする調査機関が発足
金保有量の正しい数字を、「3割減」に統一
➡27000円
日本、アメリカで保有してある(と言われている)金を移送する手配をするも、アメリカに拒否される
これに伴い、世界各国でアメリカからの移送を試みるが、様々な理由から断固拒否
アメリカによる新しい金保有のルールと
新たな金本位制度の提案
➡30000円
結果、2030年ついに3万円を超える
世界情勢の不安、物価高、限りある資源ということ、そして爆発的に増加する人口に対して、紙幣や株、土地よりも安全資産である金に注目がいくのは、当然の流れなのかも知れません。
◆ダイヤモンドが当たり前の時代に
これはすでに始まっている事ですが、天然ダイヤと同じ成分でありながら、研究室や工房で生まれるラボグロウンダイヤモンドは、原石コストが天然の十分の一以下です。当然、売値も安くなり、アメリカでは既に半分がラボダイヤに替わったと言われるくらい、天然ダイヤの脅威となっております。
資産価値のあるものと無いもの、差がはっきり
2030年、天然ダイヤの相場は最高値を記録した2022年に比べ、平均で半分程度まで落ちました。傷の多いものやカットの悪いものは、さらに下がり、反対に、1000万円以上の高額帯は、最高値を更新しております。
そして、ラボダイヤは、ハイブランドが積極的に使用した結果、欧米を中心にファッションアイテムとして広く認知されました。ノンブランドの低価格帯の大粒で綺麗なダイヤを使ったジュエリーも、天然ダイヤジュエリーの10倍の人気となっております。
婚約指輪のダイヤに関しては、天然派とラボ派と2分している状況です。
◆ルビー、サファイア、エメラルドの復活
中世の時代、ダイヤの何倍もの高値で売られていたルビー、サファイア、エメラルドですが、2030年現在、ダイヤを超える資産価値がある宝石と言われ、価格が急上昇しております。
ラボダイヤと同様に、同じ成分で作った合成宝石の存在はあるのですが、天然の独特な元素の配列が織りなす色合いやクラリティ(傷)が、合成ではどうしても真面目な元素の配列になってしまい、わざとらしい宝石になってしまうのが、合成宝石が伸びない原因と言われています。
◆オーダーメイドは簡単に
2030年、3Dプリンターの発達により、直接低コストで、素材を金やプラチナから作成することが出来るようになりました。また、AIの発達により、お客様のイメージを瞬時にデザイン化するアプリも出現、お客様はお店にイメージを送るだけで、簡単に金やプラチナのジュエリーを作る事が可能になりました。
もちろん、石留などは、職人さんの力に頼る事になります。
価格も三分の一以下に!と言いたいところですが、金相場が3万円なので、オーダーメイド価格は、現在とさほど変わらない状況です。
◆プラチナは地道に
ひと昔前は、金よりプラチナの方が何倍も価値のあるものでしたが、2030年現在も、5000から10000円位で推移しております。金より圧倒的に量が少ないのに、価格が上がらない理由は、「宝飾品に使われるのが1部の国」だけ「工業用としての役割が減少」というところが原因です。また、金色の素材は金だけですが、銀色の素材は、銀など他にもあるというのも原因と思われます。
◆シルバー3000円を超える
2023年8月現在、銀の相場は1グラム115円程度です。最高値でも120円位な銀が
2030年、3000円を超えました。
理由は埋蔵量にあります。
銀の埋蔵量は、金の約8倍と言われておりますので、単純に、金が30000円なら8分の1の3750円なんですが、金と違い資産としての信用度がない分、少し低めとしました。
それでも現在の価格からだと約30倍になるので、大爆発の相場となります。
◆トレンドの中心はインドから
インド文化というと、現在は映画や食べ物などが有名ですが、経済成長と金好きの国民性から、踊るようなスタイルのジュエリーや斬新なデザインが、いくつも発表となりました。
新しいジュエリースタイルは、おでこに付ける「ピンディ」のカジュアル版や手首に付けるブレスレットのニュースタイルなどです。また、最先端のデザインと最先端の技術力、そして、コスト面での安さから、大人気となりました。
◆1金(いちきん)の登場
どんなに相場が上がっても、金が欲しいという願いを叶えるべく「1金」(海外ではONEGOLD)が登場しました。純度は約4.1%で地金の価格は約1,200円です。正直、混合する銅やステンレスの割合の方が高いですが、最後に金メッキをして、体裁を整えます。
◆金に替わる、新しい金属が現れる?
銀色の金属はいくつかある中で、金色の金属は「金」だけです。2030年も、金色の金属は「金」しかなく、唯一無二の素材として存在感を高めております。
◆終わりに
この文章を書いているのが、2023年8月26日です、金相場は、販売価格で9948円をつけました。
本当に1万円を超えようとしております。
➡2023年9月にあっさり1万円を更新しましたね
金相場の歴史は、1980年の有事で一瞬6000円を超えた以外は、2000年に入っても、1000円代が当たり前でした。それが、2005年に2000円を超えると18年間で約5倍の10000円まで上がるなんて、誰も予想していなかったのではないでしょうか?。
2030年の30000円は、今の相場から約3倍です、あながち嘘では無いかもしれません。
そして、金相場が上がる原因は、暗いニュースが多いです。
残念ながら
平和からかけ離れていけばいくほど
金相場が上がるという図式です。
黄金の魅力に取り憑かれてしまった人間は
すでに
破滅の道に進んでいるのか?
それとも
金という存在が、乱れた世界を正常に戻そうとしているのか?
答えは直接、金にみてください。
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