「ダイヤモンドは添えるだけ」価値観が変わる純金ダイヤモンドジュエリーを作りたい。
現在、2023年8月です。
2023年、2つの大きな出来事により、宝飾業界は激震の年となりそうです。
ラボグロウンダイヤモンドの登場
ラボダイヤは、天然ダイヤモンドと同じ成分でありながら、研究室や工房で短時間で生成できる為、コストが天然の十分の一以下です。
人工的に作ったダイヤということなので、ジルコンやモアッサナイトの様に、比べてみれば分かるんでしょ?と思われたりしますが
全然分からない、本物のダイヤモンドなんです。
当初、このラボダイヤが出てきた時は、完全に天然ダイヤとの住み分けが出来ていましたし、扱う業者も少なかったのですが
今や
市場の半分がラボダイヤという情報もあります。(アメリカ)
当然、天然ダイヤモンドにも影響が出てまして
今年に入り相場は、3割以上の下落となりました。
特に、今まで高額でなかなか買えなかっ0.5カラットから3カラットの大粒サイズの急落が激しく
このまま続くと、低価格帯はラボダイヤ、高価格帯は天然ダイヤという
ダイヤモンドの新しい市場が生まれる予想です。
➡日本はもう少し先ですが
もうひとつは
金価格が1万円を超える
ということです。
2023年8月20日現在においては、金相場の最高が1グラムあたり9800円ですので、超えてはいませんが
もはや時間の問題か?と言うところです。
正直、ここ数年の金相場は、めちゃくちゃです。
思えば、2011年夏に金相場は5000円を突破して、しばらくは5000円前後が続いていたのですが
コロナショックで➡7000円超え
ウクライナ×ロシアで➡8000円超え
そして
今年3月、スイスやアメリカの超大手の銀行が破綻➡9000円超え
こんな調子で、上昇が止まりません。
これからも
世界情勢の不安、金資源の割合や世界人口の急増を考えれば
1万円を軽く超えて
信じられない相場になるかも知れません。
そして
これだけ金相場が高いと
当然、宝飾品のコストが上がります。
比較して考えますと
今から20年前の2000年位は、金相場が1000円でしたので
仮に、10グラムの純金ジュエリーを作っても、地金の原価は、10,000円ですので、工賃と合わせても20,000円で、販売価格は30,000から70,000円程度におさまります。
それが、金相場が10,000円になると、純金地金の原価だけで、1ケタ増えて100,000円、工賃は一緒だとしてもコストは110,000円になります。
ここから販売価格を考えると
180,000円から300,000円程度になるのではないでしょうか?
二十年前と同じジュエリーを作ると
こんなに違います。
当然、30,000円のジュエリーを買おうとするお客さん数と180,000円のジュエリーを買おうとするお客さんの数では、圧倒的に数が違いますし、180,000円のジュエリーはなかなか厳しいと思います。
そうなると30,000円の販売価格帯で売れるジュエリーを作る方向に行くのですが
地金をK10(相場4,000円)に変えて3グラムで工賃入れて20,000円位のものになるのですが、10グラムの純金のジュエリーとK10の3グラムのジュエリーでは存在感が違います。
なので
珍しい宝石を付けたりして、見栄えを良くして
付加価値をつけて
販売する方向だったりします。
ファッションジュエリーに完全にシフトするわけです。
ただ、金相場はこれからも上がると考えれば
地金メインのジュエリーであれば
貯金みたいなものだと
考えて
地金のみのものもしっかりと売れてます。
➡価値が計算しやすいもの
喜平のネックレスの人気がそれを物語っています。
まとめますと
ダイヤモンドの相場は急落
➡今後も、今より資産価値を担保できるか難しい。
・資産価値を求めるなら高価格帯
・ファッションとして楽しむなら低価格帯
金相場の上昇
➡資産価値は益々上がるかも
・ファッションとしても資産としても楽しみたい
こんな感じになるのではないでしょうか?。
ちなみに、資産価値と心躍る体験をイメージした純金のジュエリーはこんな感じに作ってます。
ただ、やっぱり
ダイヤモンドって特別なんですよね
晴れた日の太陽の光で輝く
ダイヤモンドの煌めき
おしゃれなお店で、偶然ピンライトがあたった時の
ダイヤモンドの存在感
ダイヤモンドでしか出せない世界ってあると思います。
逆に、今の世の中だから、安く買えるメリットを活かして
ダイヤモンドの付いた資産価値もある純金のジュエリーを作っていこうと考えております。
20年前だったら
ダイヤモンドの価格が8割、地金が2割のジュエリーが
今なら
ダイヤモンドが2割、地金が8割のジュエリーの
ダイヤモンドの煌めき+資産価値の心躍るジュエリーを作ります!
今後もデザインや商品をアップしていきますので、
引き続き宜しくお願いします。