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天然ピンクダイヤモンドの販売計画 社外秘
天然ピンクダイヤモンド販売事業計画
◆計画の背景
希少性: アーガイル鉱山の閉山により、天然ピンクダイヤモンドは供給が大幅に減少。市場価値が上昇中。
市場価値の安定性: ラボグロウンダイヤモンドの台頭で無色透明ダイヤモンドの価値が下がる中、天然ピンクダイヤモンドの市場価値は堅調。
天然と人工の違い: 天然ダイヤモンド特有の内包物(クラリティ)が、「天然の証」として注目を集める傾向に。
◆売上計画
在庫として所持している天然ピンクダイヤ40カラット・約10,000ピース(価値約1億2,000万円)を毎年1,000万円相当(約670ピース)粗利率50%設定で販売し、10年で完売を目指す計画。価値が上がる毎に利益が増していきます。
◆高級ブランドとしての位置付け
「PINKDia's」ブランドを中心に展開:
ブランドロゴにピンクを基調とした洗練されたデザインを採用。
希少性と高級感を前面に押し出し、他の宝飾品と並べても遜色のないプレゼンテーションを実現。
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・ ナチュラルピンクコレクション
天然内包物が見える小さなダイヤモンドを収めたシリーズ。
「自然の証」「この石にしかない特徴」を訴求。
・ プレミアムクラリティコレクション
クラリティが高く、鮮やかなピンク色の高級シリーズ。
ジャンルごとの価格設定
濃い色ほど希少性が高くなるため、高価格帯に設定。
価格例
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◆ 販売戦略
ものづくりに重きを置く、当社ならではの展開が見込めます。定期的に完全オリジナルの新作を発表します。
商品ラインナップ
希少性を訴求するストーリー
・アーガイル鉱山の閉山: 天然ピンクダイヤモンドの産出停止による希少性を強調。
・ラボダイヤとの差別化: 「天然の美しさ」と「唯一無二の色合い」をアピール。
・限定感: 「あと何ピース販売可能」という数量限定感を訴求。
エントリーモデル: シルバージュエリーに小さなピンクダイヤモンド(約1mm)をセット(価格帯: 1万5,000円~3万円)。
ハイエンドモデル: プラチナや純金を使用した高級ジュエリー(価格帯: 10万円以上)。
◆ハイエンドプレミアムモデルの導入
「PINKDia's プレミアムライン」
特別な顧客向けに30万円以上のハイエンドジュエリーを展開。以下のラインナップで希少性と高級感を訴求。
1. プレミアムピンクコレクション
特別なピンクの天然ピンクダイヤモンドを使用したリングやネックレス。
価格帯: 30万円~100万円。
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2. オーダーメイドジュエリー
顧客の希望に応じてデザインを提案。ピンクダイヤを中心にカスタマイズ。
価格帯: 50万円~300万円。
3. ピンクダイヤアートコレクション
高品質のピンクダイヤを額装し、インテリアアートとして販売。
価格帯: 30万円~300万円。
特徴: 「天然の美」をアートとして楽しめるコンセプト。
ストーリー性のあるテーマ
・「四季」シリーズ: 春夏秋冬をイメージしたジュエリー。
・「星座」シリーズ: 各星座をモチーフにしたデザイン。
・「和」シリーズ: 日本文化を取り入れたデザイン(桜、富士山、扇など)。
カスタマイズジュエリー:顧客の要望に応じたデザインで単価アップを図る。
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※無色透明のダイヤは、あえてラボグロウンダイヤモンドを使用します。
コレクション(ルース販売):
色ごとに分類したピンクダイヤセット(5ピース~10ピース)を専用ケースに収納。
シリアルナンバー入りコレクターズアイテムとして販売。
限定コレクション:年1回、特別色や数量限定セットで販売促進。
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◆ 販売チャネル
公式ECサイト:カラーや価格帯で検索しやすい構造を設計。
業務提携: 純金事業で業務提携中のハピネス&デイ様の店頭にて販売 キャンペーンも
クラウドファンディング:限定版ケースや特別セットで先行販売を実施。※2022年にすでに実施済
法人向けOEM:委託及びOEM製造として、拡大します。例えば、有名人によるプロデュースなど
SNS販売:
InstagramなどのSNSで「かわいさと希少性」をアピール。
リアルイベント:
ジュエリーフェアや高級百貨店でのポップアップショップ展開。
◆年間販売計画
スケジュール
1年目: ブランド構築と認知拡大。クラウドファンディングで初期販売。※2022年に実施済
2年目以降: ECサイトを中心に販路拡大、リピーター獲得
目標
3年後に2,000万円超え(コストは1000万円)※1ピースあたりの原価15,000円で約670ピース販売。
◆まとめ
天然ピンクダイヤモンドの希少性と美しさを最大限に引き出す工夫を施し、高級感とコレクション価値を訴求することで、10年間で在庫を計画的に売り切る持続可能なビジネスモデルを構築します。
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補足資料
◆天然ピンクダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの違い
1. 内包物(クラリティ)による証明
天然ピンクダイヤモンドは、天然石特有の内包物が特徴。この内包物が「自然が作り出した唯一無二の証拠」として評価される。
一方で、ラボグロウンダイヤモンドはほぼ無傷で均一な品質を持つが、自然の力を感じる要素に欠ける。
天然内包物が見えることで、「ラボダイヤでは再現できない天然の美」を強調可能。
2. 天然ならではの魅力
内包物が自然の形成過程を物語る「個性」として評価される。
内包物の位置や形状が「この石にしかない特徴」を生み、ストーリー性を付加。
3. 注目される背景
無傷のラボダイヤモンドとの差別化として、むしろ「天然の証」を重視する市場が形成されつつある。
◆天然ピンクダイヤモンドの価値が上がっているエビデンス
アーガイル鉱山の閉山により、天然ピンクダイヤモンドの供給が大幅に減少し、その希少性から市場価値が上昇しています。特に、アーガイル産のピンクダイヤモンドは独特の色合いと品質で知られ、投資対象としても注目されています。
例えば、2024年11月15日のフィナンシャル・タイムズの記事では、アーガイル鉱山の閉山から4年経過した現在でも、同鉱山産のピンクダイヤモンドの市場が活況を呈していると報じられています。記事によれば、アーガイル産のピンクダイヤモンドは過去20年間で主要な株式市場を上回る価格上昇を示し、1カラットあたり数百万ドルで取引されることもあるとのことです。
また、2024年10月の記事では、リオ・ティント社がアーガイル鉱山産の最後のファンシーレッドダイヤモンドを含むオークションを開催する計画が報じられています。記事によれば、アーガイル産のピンクダイヤモンドは全生産量の0.1%に過ぎないものの、白色ダイヤモンドの最大25倍の価格で取引されることがあるとされています。
これらの情報から、アーガイル鉱山の閉山が天然ピンクダイヤモンドの希少性と市場価値の上昇に大きく寄与していることがわかります。
◆ 天然ピンクダイヤモンドをより希少に見せる方法
1-1. シリアルナンバー付き保証書の付与
「天然ピンクダイヤモンド証明書」を発行。各ダイヤモンドにシリアルナンバーを付与し、「天然ピンクダイヤモンド」であることを保証。
内容:鉱山(アーガイル鉱山)の背景や天然性の証拠を記載。
カラット数、サイズ、カラー、カットの詳細情報を明記。
デジタル版証明書:ブロックチェーン技術を活用し、購入者がオンラインで証明書を確認可能にすることで信頼性を向上。
1-2. 特別なケース・展示方法
ジュエリーケースの工夫
ルーペ内蔵ケース: ダイヤモンドを拡大して観察できるケースを用意。
LEDライト付きケース: ダイヤモンドの輝きを際立たせるため、ライトを組み込む。
カプセル風デザイン: 透明なガラスやアクリルカプセルに入れ、立体的に見せる。
額装タイプ:複数の小さなピンクダイヤモンドをセットにし、高級なフレームに額装。特別なギフトやインテリアアイテムとして展開。
◆ カラーと天然の証をジャンル分けして販売
2-1. カラーの分類
アーガイル鉱山の公式カラーグレーディングを参考に、5つのカテゴリに分類 ※もしくは独自の色査定で特別を出す。
ファンシーヴィヴィッドピンク(濃いピンク・希少性高):超高価格帯。特別なジュエリーや限定品として展開。
ファンシーインテンスピンク(鮮やかなピンク):高価格帯。ジュエリーやコレクション用に人気。
ファンシーピンク(柔らかいピンク):エントリーモデル。ギフトや小さなジュエリーに最適。
ライトピンク(淡いピンク):カジュアルなジュエリーやコレクション向け。
ピンクオレンジ系(オレンジがかったピンク):ユニークで個性的なアイテムとして展開。
2-2. 天然の証として
天然内包物が見えるピンクダイヤモンドを特別に分類し、「ナチュラルシリーズ」として販売。
クラリティが良いものと内包物が確認できるものを分け、ターゲット層の選択肢を拡大。