今さらですが、もし【金本位制】に戻ったら?
金本位制度は、1971年のニクソンショックで終わりを迎えました。
では
金本位制度とはなんでしょうか?
➡CHATさん
金本位制とは、「通貨の価値を一定量の金に固定する通貨制度のことです」。簡単に言うと、この制度では、国の通貨は金の特定の量と交換することが保証されており、その国の通貨発行量はその国が保有する金の量に基づいて制限されます。これにより、通貨の価値は金の価値に直結し、金の価値が安定している限り通貨の価値も安定します。金本位制の主な利点は通貨の価値の安定性ですが、経済の成長や金の供給量の変動に柔軟に対応することが難しいという欠点もあります。20世紀半ばまで多くの国で採用されていましたが、現在ではほとんどの国がこの制度を廃止しています。
通貨の価値を金の量に固定した制度だと言うことですね
そして
なぜ金本位制が終わりを迎えたかも書いてある通り「経済の成長」と「金の供給量の変動」に柔軟に対応することが難しいとのことです。
では、今さらながら
金本位制度に戻るとどうなるでしょうか?
今現在の
紙幣と預金の現金供給量は
数十兆ドルレベルだそうです。
➡CHATさんなので、100%ではないです。
➡不動産や株式を入れるとさらにとんでもない数字になります。
仮に
数十兆ドルレベルを
10兆ドルとし
日本円1ドル150円で計算すると
1,500兆円という計算になります。
◆反対に現在の地球上で採掘された金の量は
約20万トン(約6.43億トロイオンス)
あり
1トロイオンス、2000ドルで計算すると
20万トンの金の総市場価値を、1トロイオンスあたり2000ドルの価格で計算すると、約12兆860億2800万ドルになります。※これは金の市場価格が一定であると仮定した場合の理論上の価値です。実際の市場では金価格は常に変動しています。
ということは
約12兆ドルなので
1ドル150円で計算すると
1,800兆円という計算になります。
ということは
不動産や株式も仮想通貨も入ってませんし、数字もあくまで「仮に」が多いですが
現金と金のバランスは
金本位制度ではないのに
今でも
あれ?金本位制ぽいのかな
なんて思ってしまいましたが
どうでしょう?
➡ちなみにCHATさんに
何となく、金本位制になってるのでは?
と聞いたところ
現在、世界の主要な通貨体系は金本位制を採用していません。金本位制は、通貨の価値を一定量の金に直接固定する制度です。しかし、ほとんどの国では1970年代に金本位制を廃止し、現在は「不換紙幣制度」または「信用通貨制度」を採用しています。
1. 紙幣と預金の量:現代の金融システムでは、通貨の供給量は主に中央銀行による金融政策や商業銀行の貸し出し活動によって決定されます。これは金の保有量とは直接関係がなく、経済の需要やインフレーションなどの要因に基づいて調整されます。
2. 金の採掘量:金の採掘量は、世界の通貨供給量や通貨価値に直接的な影響を与えません。金は依然として価値の保存手段として利用されますが、通貨の価値と直接結びついているわけではありません。
3. 金本位制の特徴:金本位制の下では、通貨は特定量の金と交換することが保証され、通貨の発行量は金の保有量に制限されます。現在のシステムでは、通貨の価値は金の保有量ではなく、政府や中央銀行の信用、経済の健全性、政策決定などによって支えられています。
したがって、現在の金融システムは金本位制ではなく、金の採掘量と通貨供給量の間には直接的な関連性はありません。現代の経済システムはより複雑で、多くの異なる要因によって通貨の価値が決定されています。
ですって
真面目に否定されました
やはり、関係無くなっちゃってるんだそうです。
まあ
そうは知ってても
金本位制に戻ったらなんて考えるのも
楽しいのかなと
金本位制というからには
しっかり、金がメインになるわけだから
またまた
金相場は上がってしまう?
のではないでしょうか?