かわいい和菓子でこどもも大人もみんなが笑顔に
ココロまじわう和菓子屋さん
こんにちは、うわじま市民ライターのあやかです。
今回は、菓子舗こうのさんを紹介します!
お店に入ると温かい空間が広がり、ゆっくりと時が流れる。
そして、こうのさんの和菓子を食べると、心が元気になり、一緒に食べる人との話も弾む…!
こうのさんは、まさにココロまじわうトコロです。
菓子舗こうのさんとは…
JR宇和島駅から徒歩10分程。
商店街の中腹あたり、横道に入るとすぐに菓子舗こうのさんが見えてきます。
ご主人は、おじいさんの代から続く餅屋さんに生まれました。
和菓子屋で10年の修行を積んだあと、宇和島に戻って奥さんと2人でお店を始めて16年になります。
「裏方でコツコツと作業するほうが向いている」と、目を細めて笑うご主人。
温かく包んでくれるお店
ベンチに置かれたクッション、掛けられたのれん、ショーケース横のタペストリー…。
ご主人のお母さん手作りのパッチワークや作品がいろいろなところで出迎えてくれ、温かさが感じられます。
タペストリーは、もみじやサクラの大作もあるのだとか!
お店を訪れたときは、商品だけでなく、時期で変わる壁飾りにも注目です!
ご主人と奥さんが語る”作るこだわり”と”喜び”
菓子舗こうのさんと言えば、何といっても見ても楽しい、食べてもおいしい「上生菓子」。
ご夫婦に聞いてみました。
「上生菓子を作ることのこだわりはなんですか?」
「子どもも大人も喜んでいただけるように…」
と目を細めて優しい笑顔で答えてくれるご主人。
商品の製造と販売を担っている奥さんは
「『おいしかったけんまた来たよ』と言って来店してもらうことが喜び」
とにっこり。
また、
「今お店に通ってくれている人、知り合いから教えてもらって来てくれる人、そうした地元の人から愛されるお店でありたい」
とも、お話ししてくださいました。
いつもショーケースを覗くと「これもかわいいな~、どれにしようかな」と、何往復も目を動かして悩んでしまう…
その理由は、お二人の”こだわり”と”やさしさ”が溢れている商品だからだと確信しました。
宇和島でお店を開いて、地元の人の喜ぶ顔を想像して働くことの良さ…
それは、地元の人との繋がりが大きなパワーとなり、ずっと愛されるお店になっていけることではないか……お二人を見てそう感じました。
喜ばれる上生菓子のヒミツに迫る!
ここで疑問に思うのが、季節ごとのモチーフをどのように考えているのかということ。
お二人に聞いてみると、笑顔でお互いを見ながら
奥さん「私がこんなのがいいんじゃない?と言って…」
ご主人「僕が形にするだけです」
と返答されました。
そのやり取りからお二人の楽しさや絆が見え、こうやって16年間”愛される商品作り”をされてきたのだろうな~、と温かい気持ちになりました。
こうのさんが作る上生菓子は、どれも細部まで美しく、つい見入ってしまいます。
きっと、こうのさんの”喜ばれる上生菓子”のヒミツはお二人の思いや技術、人柄が合わさっているからなのだろう、と感じました。
疲れを癒すココロまじわうお店
この日、菓子舗こうのさんに伺った時間は15時半過ぎ。
お店の温かな空間と、お二人の穏やかな笑顔に心がリフレッシュできました。
この日は、食べたことのない上生菓子「コウモリ」と、家族が大好きな「生チョコ大福」などを購入。
1日の終わりに食べると、疲れをふんわりと癒してくれる、餡のほどよい甘さが染み渡ります。
菓子舗こうのさん 施設情報
住所798-0035 愛媛県宇和島市新町2-6-2
電話:0895-49-4003
営業時間:10時~18時
定休日:日曜日(月曜日に不定休あり)
今回は上生菓子をご紹介しましたが、他にも
昔ながらの飴・白玉だんご・みたらしだんご・水まんじゅう
などなど、時期ごとの商品がたくさん並んでいます!
紹介できていないことがまだまだあります。
ぜひ、季節の移ろいを菓子舗こうのさんの上生菓子や和菓子と一緒に楽しんでみてください。
2024年11月からは店舗工事をしているため、お電話をしてから伺ってもらえると良いとのことです。
忙しい合間をぬって取材にご協力いただいたご主人と奥さん、本当にありがとうございました!