
NFT複数発行(エディション)の話
この記事の結論
・やったことない人は1回はやって欲しい
・価格もあるけど、わりとファンベース
前回のNFTの記事
NFT複数発行の話
この記事では、複数発行できるNFTを「複数発行」とひっくるめて呼んでいます。ミント無制限のオープンエディション(open edision)とかあるんですが、とりあえず呼び方をまとめてます。
背景とか設定方法とか
最近NFT界隈で流行ってるmanifoldでの複数発行をやってみました。
ranbutaさんが最近のManifold Claim Pagesをやってるアーティストの作品まとめを作成されていますので、チェックしてみてくださいね!
https://t.co/oU71cz3YWA
— ✌🐷✌ (@PigThePersona) December 6, 2022
Manifold Claim Pages監視用のDuneダッシュボード作ったぞ pic.twitter.com/vwR05ccoId
複数発行それ自体は前からあります。openseaでもできるし、ANIFTYでもできます。
manifoldで最近流行ってる理由は、下にranbutaさんの記事にも詳細ありますが、手数料無料というところが大きいと思います。ただ宣伝とかめんどいので通常は1枚絵ならFoundationがいいかな~と思ってます。
で、ぼくもクリスマスカードを期間限定、上限1枚/1ウォレット、価格0.0123ETH(約2,000円)で作成しました。
HAPPY HOLIDAYS 2022🎄🎁🎅✨💕
— 斎七(さいしち、sai7)🔰NFT (@sai7) December 4, 2022
Claim page is here↓https://t.co/7iZv8pwQZG
5120x2880 pixel 350dpi
Available on @manifoldxyz
Price: 0.0123ETH
Period: Dec.5th - Dec.24th (JST)
I wish you happy and healthy. thank you o((^▽^))o pic.twitter.com/LW1Tx3z1JZ
発表から3日間で16枚ミントして頂きました。ほんとうにありがとうございます!まだ持ってない方はクリスマスまでの期間限定ですので、もし良かったら検討くださいw
やり方はranbutaさんのツイートと記事にあります。
設定例 pic.twitter.com/WSXpy7jIiy
— ✌🐷✌ (@PigThePersona) October 24, 2022
幅広く売り方の対応ができます。例えば
・普通の複数発行エディション:ミント無期限、ミント数有限(20枚上限とか)
・ホルダー特典:ホワイトリスト設定あり、無料 or 値段低め
・季節モノ:ミント数無限、ミント可能の期限あり
今回は3番目の季節モノの形で利用しました。
価格についてはPawsさんの記事を参考にしました。ちょっと英語が難しくて全部は理解していませんが、安くても将来の購入者を見つけることができるかもという趣旨だと思います。たぶん。
About Open Editions...🐱💭
— Paws 🐾 (ฅ • ̀ω•́ )ฅ (@PxPaws) November 29, 2022
Paws has been seeing them more lately 👀
And has observed what Paws would categorize as 'mispricing' 🤔
Paws thought it'd be helpful to highlight some key considerations for those testing the waters
So...here's some food for thought!🧵
当然ぼくもそれなりの価格でいっぱい売れたら嬉しいんですが(笑)、実際はそううまく行く訳はないので0.0123ETHにしました。
戦略としては、将来の購入者獲得も視野に入れて安く提供する、安いとはいっても期間限定で1ウォレット1枚なので供給量は限定的、あとで2次流通に出したら儲けることができるかも、というラインです。
2枚欲しい人は別のウォレットで買ってくださいw
具体的な価格は、binzokoさんのクリスマスカードの価格も参考にしています。めちゃかわいいのに0.01225ETHです・・・!右下のサンタねっこちゃんもかわいいw
🎄⛄Claim page now Open 🎄⛄
— 🐱binzoko.eth🐱🎄⛄ (@Binzoko_NFT) December 1, 2022
🐱Neccochan's Christmas cards are now🐱
Available on @manifoldxyz
Price: 0.01225ETH
🎄Limited sales: Dec. 2 - Dec. 24 (JST)🎄
Claim page is here↓https://t.co/00X1I9wVUVhttps://t.co/XF9R10WCaS pic.twitter.com/vUL3efps9f
また、フォーマットについて一つの意見として、特別の理由がない限りは普通のERC721のほうが良いと思います。普段はあまり違いを実感することはないと思いますが、そういう意見もあるのでぼくはERC721が良いかなと思います。大半の人はあまり気にしていないと思いますが念のため。
It doesn’t feel like I’m owning an art for myself.
— Neko | Kiwami 極👺 (@KWM_Neko) December 5, 2022
ERC1155 is one art with many owners.
ERC721 art is individual unique piece even though they all have the same image. My NFT is mine. It’s not a shared piece between many owners.
注意点としては、コレクションページがERC721だと複数枚表示されますので、別途コレクションを作成してそこで展開したほうが良いと思います。
逆にいうと、コレクションページをスッキリさせたい人はERC1155が良いです。
分析
まだ販売中で途中経過ですが、16枚のうちNFTアーティスト仲間9枚、仲良くさせて頂いてる方々7枚です。完全にフォロワー外からのご新規さんは今のところ居ません。
告知ツイートのアナリティクス3日目現在、下記の通りです。自分のツイッターとしてはとても良い数字出してると思います。このことから、広めに見てもらってはいるけれど、実際買ってくれるのは知ってる人かなと思います。
補足として、買ってくれるのは知ってる人であると仮定すると、無料設定にしても枚数はそんなに増えないと思います。 あと無料だとありがたみも薄まるし自分のモチベーションも低下しちゃうので、少しは価格設定したほうが良いと思いますw

感想
事前の自分の予想は10枚行けばいいなと思っていたので、16枚はとても嬉しいです。また、1作品としての価格は自己最高記録です。(0.0123ETH×16枚=0.1968ETH)
安く設定しているとはいえ、お金出して買ってくれるなんてすごいと思います。ほんとうにありがとうございます。
複数発行をやったことないアーティストの方はぜひ1回はやってみて欲しいと思います。
分析にも書いたように、ファンベースかもしれないので、つよつよ絵師以外は思うように枚数出ないと思います。枚数予想と価格設定は慎重に行ってください。とは言ってもやってみないと分からないので、1回はやってみて欲しいです。
今後もやるかどうかについては、季節モノとかはやると思います。通常の1枚絵はFoundationかな~と思っています。
※manifoldではaridropとかで配布もできるので、使い方次第・目的次第かなと思っています。また、ギャラリーもあって普通の販売サイトとして使うこともできるみたいです。
あと感想として、謎の申し訳なささが少しありますw
安く買えるようにしているから、買ってね!と圧をかけているような気がして、申し訳ない気持ちが・・・w 確かに売れたらいいなと思ってるんですけど圧はかけてるつもりはないですw
(補足というかお気持ち表明)
今流行っている複数発行ですが、だいたい高いです!w
ぼくは借金もあるしお金持ってないしNFTの収支マイナスなので、0.02ETH以上は高く感じます。仲が良いとか、よほど思い入れがないと衝動買いできないです。
つよつよコレクターのみなさんは、複数発行は絵が素晴らしければいくらでもいいよと言ってるのを見かけますが、ぼくは手が出しにくいです。
0.02ETH以下でおながいします。。。w
また、圧かけられてる気持ちもあります。お金なくて買えないの。ごめんw
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