第三者が転載NFTを見つけた時にできること(8/10追記あり)
前回のNFTの話
第三者が転載NFTを見つけた時にできること
今回のまとめです。
第三者ができることはあんまりないです。あとは自分が引っ掛からないように自衛として用心するくらいでしょうか。
もっと良いやり方や、他にできることがあれば教えてください。
今回の経緯
経緯を簡単にまとめます。
(1)twitterでAさん(以降、指摘者)がBさん(以降、転載者)に「この作品はpixivにあるけどあなたのアカウントか?」と指摘しているのを見かけた
(2)確認すると確かに同じ絵だった。NFTでは1つの画像を2に分けて売ってるようだった。
(3)気になってOpenSeaとFoundationの作品をチェックすると、作品毎に少し絵柄が違っていたため、転載だと確信。画像検索でオリジナルを探して、指摘者に連絡した。
(4)指摘者が転載者に追加で質問を投げた後、転載者はtwitterアカウント削除した。今日現在、OpenSeaとFNDはまだある。
できることをやろうと思った理由
転載者のtwitterはぼくもフォローしていました。制作過程のwipも上げていたので特に気にもしていませんでした。あとから考えたら、完成品の上から線をなぞっていたのかなあと推測しています。
フォロワー数もそれなりに居て(絵師やコレクターもいた)、NFT界隈に影響あるかなと思ったのでぼくができることをやりました。やったことは一番初めに書いた①通報と③根拠探しです。
通報について(OpenSeaのやり方)
右上にある、縦に並んだ「…」からreportでできます。
・アカウントのページでReportやると、アカウントに関する通報
・コレクションでやると、コレクションの通報
・個別作品でやると、作品の通報になります。
上記は第三者ができる通報です。オリジナルのコレクションがOpenSeaにあれば、それを記載します。OSに無ければ空欄。
著作者本人がやるときは専用ページあります。根拠資料提出とかあるらしいです。下記に参考になる記事リンクを貼ります。
通報について(Foundationのやり方)
FNDは左下の「…」からReportできます。オリジナルのURLまで記載できますので明確です。Counterfeit Artwork(偽物・贋作)から通報できます。
根拠集めについて
twitterはアカウント削除される可能性があると思って、いくつかスクショ取りました。「twitter 魚拓」で検索するといくつかスクショできるサービスがヒットします。(画像で保存されます)
オリジナル作品探しが難しかったです。今回は転載者がそのままNFTにしていた作品があまりなかったので、大多数はヒットしませんでした。一夜明けて気づいたのですが、左右反転して画像検索したらすべてヒットしました。
使用した画像検索サイトは下記です。Google画像検索は使いやすいですが、ちょっと足りなかったです。一番ヒットしたのはSauceNAOでした。
8/10追記:etherscanで怪しいウォレットにタグ付けしてもらって注意喚起
やり方は、転載NFTを見つけたら根拠集めして、yunyuliartさんに連絡する、です。
手動で根拠確認・怪しいウォレットとその関連ウォレットを確認でき次第etherscanでタグ付けしてもらえます。詳細は下記ツイートとmirror記事をご覧ください。
怪しいウォレットにタグ付けしてもらうと、アドレスの上に「アーティスト成りすまし」って注意喚起メッセージが出ます。
yunさんの記事でだいたいの対策が書かれています。というか僕のnote記事いらないのでは・・・?w
実際にぼくが連絡したツイートと証拠提出はこちらです。
https://mobile.twitter.com/sai7/status/1556967856126185474
etherscanでのタグ付けについては、下記の理由とメリットがあります。
まとめ
めんどくさいと思いますので、一般的に簡単にできるのは自衛です。
(A)制作者なら、作品にサイン入れとく(WIPも)
(B)買うときは、画像検索(左右反転も)
簡単にできて効果が高いのは上記だと思います。
NFT界隈が健全でありますように。
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