答えは子供が持っている
こんにちは😊育活のにじ🌈です😊
子供を持つ親の数だけ子育て本があるのではないかと思うくらい、子育ての本はあふれていますよね?
かくいう私も、その記事を書く一人なので、私の記事が、この世界の誰かのお役に立ったら、すごく嬉しいなぁ!と、素直に思います。
だけど、本当は
子供の数だけ育児本がある
その育児本をその子供に合わせて、親が作るべき
と、思ってます。
要は
「うちの子のトリセツ」
みたいなものですね✨😆
ただ、世の中には、自分が自分の子供の、「育児本」を作るほどの意識で子育てすることとして捉えていない方の方が多いのが現状です。
「子育て? 子供なんてほっといても勝手に育つでしょ」
「育児書? うちにはうちのやり方がある!」
「子育て本なんか、子供をまるで社員のように育てるノウハウのようね」
「ちまたにあふれる子育ての情報に振り回され過ぎそうで逆に怖い。育児書なんて当てにならない」
「考えたことない(自分の親が自分にしたようにすればいいのかなぁ)」
など、様々なご意見やお考えもあります。
「育児書」と、ひとくくりで言ってしまうと「すべて同じ」ように見えてしまうのが落とし穴です。
では、育児書コーナーの中にはどんなジャンルがあるのでしょう?
①実用書
これは、哺乳瓶や、ベビーベッド、ベビーカーや、洋服、食事など、赤ちゃんの体や、成長の特徴を踏まえた上で、研究開発されたものが、情報として載っているものです。
なので、時代と共に研究も進み、科学も取り入れられ、より、最新の情報が入手できるので、子供用品1つをとっても、昔とは大違いなものもあります。
是非有効にこの情報を利用してほしいですね😊
②成長段階別の書
これは、イヤイヤ期、第一次反抗期、第二次反抗期、など、いわゆる人間発達学に基づいた上での、成長の特徴を踏まえた上で、分かりやすい言葉で一般の方にも説明してある書の類です。
寝かしつけの本、食育の本、イヤイヤ期にどう対応するかの本、子供の性についての本などがあげられます。
こちらも、例えば、乳幼児期の睡眠のサイクルが大人と違うなど、ベースに研究結果があり、それを、実践に落とし込むと、こうすればより良い成果がありますよと、伝えているものです。
ですので、発達段階は、「うちの子にはうちの家のやり方がある」
では通用しないことも中にはあり、普遍的な人間の発達ルールですから、例外はありませんので、こういう情報も、取り入れて損はないかと思われます。
③教育本
これは、脳科学本に相当すると思われます。
生まれてから、シナプスの発達を促すと賢い子に育つというのは、有名な話ですが、「スキャモンの発達曲線」では5歳までには神経系が9割育ってしまう事が立証されていますので、それをうまく活用しましょうという情報です。
確かに人間には「臨界期」なるものが存在します。
例えば「背が伸びる年齢」
いつまでも伸び続ける子はいませんよね?(うちの息子には、この臨界期が延びて欲しいと身勝手に願いますが笑 無理なのです😭)
このように、体の細胞や神経が、発達していくにはこの年齢までという「期限」があるので、そこをうまく活用しましょう
という情報です。
④心を育む本
これは心理学系と、脳科学の本に相当すると思われます。
例えば一番多いのが「自己肯定感」という言葉。これはとても良く耳にしますよね?
自己肯定感を持つことにより、鬱病を克服する事の一助になり得る事や、自己肯定感によって、逆にガミガミ言い続けることによって、脳への影響がどうなるのかなど、様々な研究が今尚進んでいます。
自己肯定感が育まれなかった事による、少年犯罪や、様々な犯罪、アルコール中毒、薬物中毒、自殺、鬱病などの繋がりが多く研究されている中、このような悲しい出来事を避けるため、「自己肯定感」に代表されるような心の育児本も、多く出回っているかと思われます。
このように、巷でよく見かける
「寝かし付け方法」
「賢い子に育てる」
「イヤイヤ期、どう対応する?!」
などのタイトルの内容には、様々な研究結果と科学的な根拠のもとに書かれているものが多くあるので、一概に「間違っている」事ではないのです。
では、なぜ、「子育ては育児書通りにいかない」とも言われているのでしょうか?
それは、
「性格」 「個」
が、あるからです。
人間発達学では、人間は上から下に成長していきます。頭から足に向けてです。それは、どの人間も変わりありません。
ですが、性格などは、個性があるので、同じ方法でしても違う結果になる事が多くあり、その事が
「言われたとおりにしたのにこの子には当てはまらなかった」
と、いう印象を受けるのです。
例えば、同じように親切にしても
その親切を、素直に受けとめる人もいれば
その親切をおせっかいと言う人もいる
その親切を下心があると批判する人もいれば
その親切に対して罪悪感を感じる人もいる
同じ「良いこと」を受けても、
受け手の捉え方(性格・資質)によって、七色に変化します。
それと同じです。
ですから、
兄弟でも同じように育たないし、男と女の育て方も違うし、
その子の専用の育児本を自分で、構築するのが一番早いのです。
他の科学的な部分は、先人の方々が、莫大な時間と時代と犠牲と経験とお金をと人生をかけて、すでに調べて下さっています。
こんな有り難いことが巷にあふれているのです!
それを、参考にしない手はありません
と、私は思います😊
では、自分の子供、その子だけの「育児本」は、どうやって作ったらいいのでしょうか?
そんなの、時間もないし、難しそう!😱
いやいや、面倒だ!😩
と思ってる方もいると思いますが、「本」を実際に、作ろうと言ってるわけではありません😅
とても、シンプルで簡単な方法で、「その子だけの育児書」ができます✨✨🎊🎊
次の3点をするだけのシンプルさです
①その子の好きなこと。惹かれること。目がキラキラすること。
②この子の嫌いなこと。不快、傷つく、嫌悪、怒る、泣くこと。
③その子が動くきっかけになるもの。心が揺れる動機。選択する価値観。
すこぶるシンプルでしょう✨✨✨😆
人は皆、数多くの「選択」をしながら生きています。
選択により、成功し、選択により失敗し、選択の連続で成り立ってます。
これは、大人だけではありません。
まだ、自立してないうちは、親の都合で引っ越したりして、子ども自身が選択できないこともあります。
でも、心のなかで
「それが、嫌なのか良かったのかの価値観を、選択しているのは子ども自身」です。
子供の頃の経験が、大人になった時に影響するのは周知の事実。
ならば、小さな頃から
「その子を知って、その子が何に興味を持って、どんな理由でそれを選んでいくのか」
知ることは、親にとって、重要なことなのではないでしょうか?
そして、その選択には、「責任が伴うこと」を、早くに教えることができるのですから、知らない手はありません✨😊
私の上の子は、ある職業を夢見て、その道を進むことを「選択しました」
その選択した時点から「その選択と行動の責任」を、伝えていきました。
なぜなら
子供が答えを知ってるから、それを選んでるのです。自分の心が惹かれるものを自分が知ってて自分が選んだのですから。
下の子は、自分が選んだ部活が嫌になり、辞めようとしたときがありました。
その部活に入ろうとしたのも自分、嫌になったのも自分。
「心」が感じることは、周りを誤魔化せません。
その時私は
「その子が辞める選択をしたきっかけ、動機」を尋ねました。
なぜなら、そこに、その子の
「選択の価値観」
が、必ず存在するからです。
その価値観を、聞いたときに、なるほどと思いました。
でも、同時に、息子を不快にしたその「原因となることは」一時的な存在だなと、分かったのです。
ですから、息子には「もう少し待てば、その状況は無くなるよ。その不快なことが事が無くなったとしたら、その部活は続けたいの?」
と尋ねました。
すると、その部活自体は、好きだったので、続けたいと言いました。
息子の中に答えがあるので、あとは、その
「動機となったものが、去るのを待つという選択をするだけ」
ということになります。
とってもシンプルです!
好きか嫌いか、
そして選択する動機
それが、
「子供が答えを知っている」
1番スムーズに進める「その子の道」だと、私は思っています😊✨💓
今日も、素敵な、「選択」をする一日でありますように✨💓🌈🌈😊😊