
タイは夏に突入。日本との生活コストを比較してみた。
2021年2月27日(土)タイは夏入りが宣言されました。
2月に夏?奇妙な感じだと思われる方も多いと思います。
私はタイには足掛け7年、駐在で5年間いましたので日本での生活とタイの生活を比較して話してみようと思います。
タイと日本の違いを下記視点で述べます。
①気候の違い
②生活習慣の違い
③性格の違い
さっそくですが、
①タイの四季は6月~11月までが雨季、12月~2月までが乾季、3月~5月までが暑季の三季です。
ですから2月の終わりから4月まで徐々に気温が上昇し、4月には最高気温が40℃近くまで上がります。
6月~11月が雨季という事で、1年の半分が雨が降っているというのは案外意外に思われるかもしれませんね。雨といってもスコールという降り方でザーッと降ってパッと上がる感じの雨です。時間的には土砂降りが15分程度続いてから急に止まるというイメージです。
12月から気温が徐々に下がり日本と同じようにタイの冬が来ます。
冬といっても最低気温は15℃くらいなんですが、この気温でもタイの北部のチェンマイあたりでは路上生活者が凍死しちゃうんですね。
タイ人は寒さに弱いのです。(普段が暑いからですね)
タイは1年を通しての平均気温が30℃程度なので日本と比べると熱い国といえますね。
最後にタイと日本(富山)との最大の違いは、雪が降らないということですね。除雪は必要ありません。雪のための交通状態もありません。
これは生活する上で大きな違いですよね。
②生活習慣の違いですが、熱い国なので普段着はTシャツと短パンとサンダルで過ごします。なぜサンダル履きが多いのか?タイは雨季にスコールが来るのでサンダルは濡れやすいですが乾きやすいという便利さのためだと思われます。
ですからタイでは日本のように冬に入る前に冬物の衣類全般を買い足す必要がないので衣服代は安く済みます。
食事面ですが、タイは飲食用の露店が多いです。
市場や路肩には食事、スイーツ、果物、お菓子、衣料品、様々な露店が並びます。
1食あたり30~40バーツ(100円~150円)で食べられますのでた辛いタイ料理でもOKの人は食費は安くあがります。
タイは気候が温暖で雨が良く降るので稲作は二期作ですからお米が主食です。果物も良く育つのでマンゴーなどのフルーツの種類が豊富です。
タイのマンゴー、パパイヤ、スイカは甘くておいしくて、しかも安いです。
タイでは水道水は飲用に向かないのでコンビニで水のペットボトルを買うとか家庭用には20リットルの大型容器を定期購入して飲用や料理用に使います。
露店屋台の水は何を使っているかは定かではありませんのでご注意に下さい。
ですから駐在1年目は下痢になる駐在員が多いです。
タイ料理の辛さと衛生面でのウイルスが主な原因だと思います。
駐在1年を過ぎるとたいていの人は免疫力がつきますが、下痢が止まらない人は日本へ強制帰国となります。(タイで生活できないと仕事ができません)
エアコン付きのアパートで安いものは家賃が2万円から35,000円程度。
バンコクではないタイの地方都市で日本人駐在員が住めるレベルの守衛付きコンドミニアムだと8万円~15万円程度です。(会社負担ですね)
タイ駐在員の給料ですが、日本本社からの出向の場合は日本の給料の2倍程度もらえます。(年収500万円なら1,000万も夢ではありません)
商社勤務の場合は駐在員1人あたり会社負担額は2,000万円~3,000万円だと聞いたことがあります。ですから海外駐在員はしっかり仕事ができないと勤まりません。
すでにタイに居住していて、タイの日系企業へ現地採用される場合の給料は、正社員と比較すると安いです。現地採用者で月給18万円程度であれば単身でまあまあの生活ができると思います。
タイは親日国なのでタイ人は日本に対しては優しいです。
タイ人は日本に憧れていて一度は日本へ行きたいという人が多いです。
しかしここで注意点を一つ。
タイには日本人専用のカラオケ、スナックが多いです。
娘のような若さの女性が駐在員に微笑みかけてきます。
そうなると日本で女性に相手にされないおじさんたちの鼻の下が伸びちゃいます。
休日の市場や観光地で親子のようなカップルが手をつないで歩いている光景をよく目にします。
恋愛に年齢差など関係ないのだとおじさんたちは思います。
しかし、でも、彼女たちの目的は『あなたのお金』なのです。
あなたは愛すべき男性ではなく、歩くATMなのです。
もしも男女の関係になってしまったら、3,000バーツ(1万円)を渡して、その日のうちに関係を清算しておきましょう。
これが現実ですので、タイや東南アジアで働いてみたいという男性陣にご注意申し上げておきます。
話がだいぶズレてきましたので最後の話に移ります。
③タイ人と日本人との性格の違い
タイ人の生活は明るいです。楽観主義です。
マイペンライ(問題ない)という言葉をよく使います。
日本人は先の事を考えて判断し行動しますが、タイ人はその時の気分で行動します。(私の個人的な意見です)
明るいタイ人と過ごすとネクラの人の性格が変わる可能性があります。
青空の下で生活する人といつも曇天や雪の下で生活する人とは気候で性格が決まるのではないかと個人的に思っています。
ですから日本に帰国した今でもタイへ行ってリタイヤ生活を送りたいと考えています。
いかがでしょうか?
タイが夏に入ったというニュースを聞いて、急に自分の中にタイランド愛がよみがえってきました。
アフターコロナは海外へ、そして東南アジアへ、そしてタイへ行ってみられるのはいかがですか?
オリラジの中田さんもシンガポールへ行かれました。
リモートの普及で生活の場所は自由に選べる時代となりました。
視点を変えれば思考も変わります。
頑張る若者、同世代のシニア層を応援します。
そんじゃまたね!
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