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タイで事業を始める際に社員1号をどう見つけるか?
タイで事業を始める際に社員1号をどう見つけるかについて、最適な方法を教えます。
結論を先に言うと、
バンコク大手の人材派遣会社で募集条件を提示し欲しい人材を見つけよう。
現地法人の社員1号の条件としては、
大学卒である事。
日本語検定レベルがM2。(但し実際に会話して意思疎通ができればM3でも可)
日系企業で勤務した経験が3年以上ある事。(総務マネージャー経験者が最適)
工場建設地域の出身者である事。
その理由ですが、
バンコク大手の人材派遣会社には多くの求人登録者が居る。
知りあいからの紹介を頼ると何か裏がある危険性があるのでやめましょう。
現地社員はあなたと一緒に会社設立の手続きをやってくれる人材であり、会社の顔になるので総合的に考えて学卒が無難です。
当然日本語が話せること、あなたの言う事が解できないとあなたが困ります。日本式管理で進めたいなら日本式の管理の下で働いた経験がある方がスムーズに仕事が進みます。総務マージャーの経験がなくてもそのタイ人に専門分野のスキルがあれば後々役に立つので採用可です。
(人事、経理、製造、品質管理)
会社設立の手続きはあなたもタイ人も初めてなはず。
一緒に学びながら進める事ができます。自分の勉強にもなるはず。
タイ人は自分の得意分野でなくても自分のネットワークを駆使して問題解決を図ります。(総務の業務内容が分からなくても知り合いの総務マネージャーに聞きます)
工場が地方にあってバンコクから引っ越しさせるのはコストがかかるし、
頻繁にバンコクに里帰りするので会社を休みがちになります。
タイの田舎で日本語人材を探すのは確かにバンコクより難しいが辛抱強く探せば出会えます。焦らない事。社員1号が会社のキーマンです。
私の経験から具体例に話しますね。
社員1号は総務マネージャーで採用したいと考えていたのでバンコク大手の人材派遣会社へ訪問し、採用条件を提示し一旦帰国し連絡を待った。
派遣会社からは工場建設予定地は田舎だから日本語人材はまず見つからないであろう。だから英語の話せるタイ人を採用し英語で会話するのが良いと言われたが、私の英語力に自信がないのと、通訳とし採用すると社内でタイ通訳者の独断支配に繋が危険性を想定しあくまで日本語人材が欲しいと返事した記憶がある。
約3週間後に派遣会社から連絡があり、貴社への面接希望者が1名来たと。
最低3名と面接したいと要請したらその2週間後、3名準備できたと連絡。
私一人でバンコクへ飛び、面接実施。
一人目のタイ人が好印象だったのでその場で採用を決定。
(前半に述べた採用の条件に全て合致していたし何故か運命の出会いだと感じたので。)
本社社長からは自分もその人に面談したい、次回の社長訪タイ時には更に別の面接者を用意して複数人面接したいと指示が来た。
私は一人目を逃がしたら後悔すると思っていたので、そのタイ人には口約束だが採用する方針だと言っておいた。これは言ってはいけない事ですが(笑)
この社員1号はタイ工場の設立から共に私と働いてくれ現在も総務マネージャとして7年目を迎えています。文句の言いようがない素晴らしいスタッフです。
しかしこのような反論があるかもしれません。
その社員1号が結局仕事ができなかったらどうすれな良いのですか?
→タイの雇用契約は119日の試用期間後で本採用とできる規則があります。
ですから採用して120日目に契約解除し、再度募集をすれば良いのです。
社員募集はバンコクでしかできないのですか?
→社員1号が採用出来たら、工場面接予定地域での現地採用の手段は色々ありますので心配なく。ですからバンコク以外でも可能です。
改めて話の結論です。
バンコク大手の人材派遣会社で募集条件を提示し欲しい人材を見つけよう。
現地法人の社員1号の条件としては、大学卒である事。
日本語検定レベルがM2。(但し実際に会話して意思疎通ができればM3でも可)
日系企業で勤務した経験が3年以上ある事。(総務マネージャー経験者が最適)
工場建設地域の出身者である事。
中小企業が初めて海外で工場を建設する場合に一番重要な事は、現地人の社員1号の総務マネージャーをどう採用するかだと思います。
日本人トップの右腕になってくれる存在でもありますが、逆に根深い問題を起こす張本人にもなり得ます。ですから採用にあたっては辛抱強く、かつ慎重な態度で、自分が本当に納得できる人を採用しましょう。
もしだめでも、そのまま放置しておくのではなく、早めに退社してもらい、次の人を見つければ良いと考えれば気が楽になります。
それでは海外工場、現地スタッフと協力し合って良い会社作りを目指して下さい!
アフターコロナは、目指せ海外、東南アジアへ進出だ!
そんじゃまたね。
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