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アフターコロナで必要とされる外国語は英語ではない。
皆さんお元気でしょうか?
さて今回はアフターコロナを見据えながら、どの外国語のニーズが高まるかについて私見を述べます。
ここ暫くの間、英語力の向上が必要とされて来ました。
ユニクロホールディングスや楽天さんでも、社内公用語は英語になったのは記憶に新しいですよね。
逮捕されたゴーンさんが日産の社長になったときに、これは英語力がないとまずいとなったわけです。
最近のニュースでは、どこかの県の教員採用試験でTOEICの点数が何点か以上で試験免除みたいなのもありました。
確かに英語力をあげようとする動きは本格化してきたと思います。
ですが、ですよ。
ですが、これからの日本のマーケットで英語力をアップさせておけば安心という世界が来るのでしょうか?
この点は、社会派ブロガーであるちきりんさんの書籍『マーケット感覚を身につけよう』にも指摘されていました。
アフターコロナで英語力はどれほど必要とされるのか?
私自身は中国とタイで約10年間過ごしました。
そして2020年の4月に日本へ帰国し、それから約1年が過ぎました。
私の肌感覚では、英語力の必然性は上がらない。
むしろその他の外国語が必要とされる時代が来ると考えています。
アフターコロナでの日本のGDPの伸びは先進国中で最下位という予想です。
それもビフォアーコロナでもすでにGDPは減少傾向でした。
アフターコロナで日本のGDPが爆上がりする可能性はないのです。
しかしそうは言えど、日本人は食べて(稼いで)行かねばなりません。
ならば何で飯を食って(稼いで)いくのか?
伸びるマーケット、需要が増えるマーケットを狙うしかありません。
しかも供給が少ない分野。
需要があって供給が少なければ、マーケットの大小にかかわらず利益が見込めます。
私は常々、日本が成長するためには必要なのは、東南アジアの活力をいかに取り込むかにかかっていると考えてきました。
中国という14億人の巨大なマーケット、東南アジアの中心タイでの活気。
上海、バンコクでの日常は、あらゆる面で東京を追い越していました。
これからの日本では望めない、巨大で活気あふれるマーケットが中国とタイにはありました。それを肌で感じてきました。
では今後必要とされる外国語は?
この話の流れで行くと、中国語とタイ語ですが、ここ1年間日本で過ごしてきて(富山の田舎ですが)、両国語及び英語が必要だとは微塵にも思いませんでした。
ちなみに私は中国での4年半、タイでの5年間、現地語を勉強し、話せるようになっていました。(今は相当、忘れましたが)
じゃあ、今後必要とされる外国語は?
ここで重要なのは、どのマーケットに注目するかだと思います。
私が注目するのは、外国人技能実習生のマーケットです。
ビフォアーコロナまでは、技能実習生の日本への入国は年々増加傾向にありました。
しかいコロナで航空機が運休となり、新規入国者数がゼロになりました。
技能実習生の動きが止まったことで影響を受けたのが、海外にある技能実習生送り出し機構、そして日本にある受け入れ機構(監理団体)、そして技能実習生の労働力を求めていた企業、農家、介護施設さんなどです。
送り出し機構も受け入れ機構(監理団体)も、技能実習生の動きが止まる事により受け入れ先からの収入がなくなることで相当淘汰(廃業)されていると思います。
ワクチン普及が進み、航空機が飛び始めると、間違いなく技能実習生が動きます。それもアジアの技能実習生が日本の受け入れ希望先へと。
日本の受け入れ先の需要に変化がなければ、淘汰された送り出し機構や受け入れ機構(監理団体)という供給側が大注目されるはずです。
そこに新たなビジネスチャンスが見えてくると考えています。
GDPが先進国中で最下位であっても、日本という一つのマーケット市場が縮小していくとしても、需要と供給で考えた時にどの外国語が必要となるのか?という視点で考えたいと思います。
現在、日本に来る技能実習生を国別でみると、多い順に、ベトナム、中国、フィリピン、インドネシア、タイとなっています。
そのなかで私が注目しているのは、インドネシアです。
その理由ですが、
①人口2.7億人(日本の2倍)
②国土面積が東南アジア最大で天然資源が豊富
③イスラム教徒が多く、日本でハラール食の需要あり
④親日国である
⑤賃金水準がタイより低い(ベトナムより高い)
これもちきりんさんが前述の著書で書いておられましたが、
将来、ビジネスや観光で訪日するインドネシア人が増えると考えれば、
彼ら向けの旅行会社や、留学や就職のサポート、(私の場合は実習生のサポート)、イスラム教の人向けの食事や生活支援といったビジネスには、大きな可能性が出てきます。今の日本で、インドネシアの人向けのサービスがどの程度、供給されているかと考えれば、インドネシア語ができることは、英語ができることよりも安定した職業につながるかもしれないのです。
あっちゃ~ちきりんさんに先に言われちゃった~
そうです、アフターコロナは英語よりもインドネシア語が必要とされ、それが新しいビジネスにつながると考えています。
とりあえず英語ではなくて、インドネシア語に注目です。
供給の少ないもので、大きな需要があるのは何かという思考です。
市場性の高い環境に身を置くという思考です。
私も3ヶ月ほどインドネシア語を自習しました。
私が自習したインドネシア語のノートがこれです。
興味があればチェックしてみて下さい。
アフターコロナが楽しみじゃ。
そんじゃまたね。
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