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孤独は『みじめ』なのではなく『自由』と考えるべき理由

現在62歳、再雇用中の身分で働いています。

定年後再雇用という言葉を聞いて皆さんはどんなイメージを持たれますか?

年代別に抱くイメージは異なるのだと思います。

定年はまだ先の事だという方、現在再雇用中ですという方、すでに仕事を離れて老後を穏やかに過ごされている方、様々だと思います。

では先ず『孤独』という言葉に対していわゆる世間での価値観ですが、

孤独と聞いて何を連想されるでしょうか?

①孤独死

②独居老人

③ゴミ屋敷

④ボッチ飯

以上の言葉が連想されるのではないでしょうか?

そうです、世の中の大部分の人は、孤独なのは寂しいとか、一人ぼっちはみじめだと考えるのではないでしょうか?

果たして本当にそうでしょうか?

ではちょっと視点を変えて『自由』という言葉を考えてみましょう。

『自由』とは何か?

誰からも何からも制約を受けず、自分の考えのままに生きることと言えます。

会社組織や社会の仕組み、あるいは誰か他人に縛られて生活をするのではなく、自分の好きなように生きること、それが『自由』です。

長年、組織に属して働いてきたサラリーマンが定年になり仕事をやめて家にずっといるようになると感じるのが『孤独』です。

定年後再雇用の身分になって仕事は続けているけれども、給料が下がり、肩書がなくなり、以前の部下が上司になり、若い上司から仕事の指示をされ、昔のようなチームを引っ張る仕事から、一人であるプロジェクトを任されて、会社の花形のチームワークから外されて感じるのも『孤独』かもしれません。

若い頃からずっと仕事ばかりで、町内行事に殆ど参加できず、定年になってようやく町内や地域の活動に参加できるようになって、いざ参加しようと思っても仲の良い友人や気軽に声をかける知り合いがいないときに感じるのも『孤独』かもしれません。

私の年齢になると、このような『孤独』を感じる方が多いのではないかと思います。

さて話を戻しますね。

『孤独』は『みじめ』なのでしょうか?

孤独死という言葉をあげましたが、亡くなった方は本当にみじめだったのでしょうか?本当は満足して亡くなられたのかもしれません。

独居老人とかゴミ屋敷の住人も、周りからみれば『みじめ』に見えるかもしれませんが、当のご本人たちは本当はどう思っておられたのでしょうか?

私たちは、自分の中で『孤独はみじめなものだ』とか、『ひとりでいるのは寂しいものだ』という思い込みが頭に刷り込まれているのではないでしょうか?

『孤独』は『みじめ』なのではない理由を述べます。

会社員がフリーランスに転身するのがトレンドであるからです。

ネットでも会社員はオワコンだ。今からはフリーランスの時代だ。という書き込みが増えています。実際フリーランス人口は増加しています。

日本は少子高齢化や経済状況により会社員の給料が下がり続けています。

会社という組織に属して働くという従来の常識は覆らされつつあります。

これからは個人で稼ぐ時代となります。

『孤独』とは『個人』であり、時代のトレンドなのです。

むしろ一人で働くことを選ぶ人が増えているのです。

今は『孤独』なのはトレンドなのです。

とは言え、これは対人関係を避けて自分から孤立して閉じこもる、引きこもる的な生き方を意味するのではありません。

ならば、前向きに考えて、『孤独』は『自由』と考えてみるのはいかがでしょうか?

先程、フリーランス的生き方について言及しましたが、今も組織やチームに属して仕事をしておられる方も多いと思います。

はたして組織の中で『自由』に生きられるのか?

はい、できます。

実際に仕事をする相手がいます。チームメンバー、また組織で、また取引先や顧客が存在するわけですが、求められる結果を出せば問題ないはずで、苦手な相手がいたとしても、仕事に必要な最低限の会話をすればよいだけです。

人間関係が不安と感じられる人は、むやみに他人を攻撃しなければ険悪ムードにはなりません。

会社のチームメンバーや取引先からあまり声がかからないとか、食事に誘われない、会話に加われないとしても、何か問題が起こりますか?

むしろ、自分は『孤独』なのではなく、『自由』な立場に身を置いているのだ。『自由』な立場にいることを相手が認めているのだと考えるほうが楽なのではないでしょうか?

『孤独』を恐れるのはあくまで自分の先入観がそう感じさせているだけなのではないですか?

すなわちこれが、

『孤独』は『自由』と考えるべき理由です。

私も定年後再雇用の身分になった時に、『孤独』は『みじめ』であると考えるようになりましたが、これじゃ残りの人生楽しくないと思って、『孤独』は『みじめ』なのではなく、むしろ『自由』と考えるようにしました。

この考え方に切り替えてからは、本当に平穏な日々を過ごしています。

じゃ『自由』に生きるとは付き合う人間はいなくなるのかという疑問が残りますよね。

だれしもが自分らしく生きようと考えています。

自分らしく生きるとは自分の考え方に基づいて生きる、すなわち自分の考え方を尊重するということになります。

その結果、自分に考えに合わない人は離れて行くでしょうが、自分の考え、価値観が合う人が、あなたの周りに残るのではないでしょうか?

会社でも、地元の町内会でも、友人関係でもしかり。

組織に属する場合も、個人で働く場合もしかり。

仕事もやめて毎日悠々自適な生活を送る場合もしかりです。

あなたと価値観が合うその方とは、ごく自然に付き合う事ができるので、人間関係で悩んだり、疲れたりすることがなくなるのではないでしょうか?

自分を偽らず自然体で接することができる人達とだけの関係が成立するので、彼等との関係においても『自由』を満喫できるのではないでしょうか?

友人の数が減ったと嘆くより、価値観が合い、心置きなく何でも話せる友人が一人か二人いる。その方が、気楽で自由で楽しい人生が遅れるのではないでしょうか?

自分の考え方を先ず第一義にして、その考え方を信じ、自分らしく生き抜くことが充実した人生を送ることになると思います。

『孤独』は『みじめ』なのではなく、むしろ『自由』なのです。

そんじゃまたね。

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