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町内へお別れの挨拶回りを始めて思ったこと。
古民家からリフォーム済み戸建てに住み替えるまで、あと2ヶ月となりました。
今週末に久々の町内役員会議が開催される予定なので、その前に関係へご挨拶に回ることにしました。
新年度の役員が決まってから、実は引っ越しするので。。。
町内の方々へなるべくご迷惑をかけないようにと。
先ずは町内会長、次に町内で親しかった友人、そして向こう三軒両隣の順で。
更に地元を離れている友人・知人にはSNSで連絡をしました。
最後に親戚関係です。亡くなった父の弟と、県外に住む母の姉妹には電話連絡をしました。
引越しの理由として説明したのが、
①家全体が老朽化し、住みづらくなってきたため。
②子供たちとの同居は見込めないため。
③我々夫婦の老後対策のため。
皆さんの反応としては、
①これから町内の世話役を期待していたのに残念。
②とにかく寂しくなるね。
③どこへいつ引っ越しするの?
④残った家はどうなるの?
⑤いい決断だと思うよ。
というものでした。
そりゃ生まれた家、育った場所を離れる訳ですから、私が一番寂しいと思うのは当たり前だとしても、挨拶に行った先々で私が町内を離れるのを寂しがってくれることはありがたいことでもありました。
かけてもらって一番印象に残った言葉は、山形の親戚のおじさんからのもので、『よくぞ決心した、いい判断だと思う。これからが人生の再スタートだよね』という言葉でした。
人生100年時代へ突入し、子育て期間よりも子供が巣立った後の方が長い人生を送ることになります。
築100年超の古民家である我が家は、父の店頭での商売が無くなったことや子供たちの成長に合わせて、今から30年前に一度リフォーム工事を行いましたが、子供たちが就職し、結婚し、県外で暮らすようになり、我々夫婦が使わない部屋が増え、メンテナンスをするにも掃除をするにも、ムダな空間ばかりが増えてきたわけです。
それにもまして冬は寒く、夏は暑い住宅環境が、60歳を過ぎると、結構身に沁みてくるようになりました。
夫婦二人でのシニアライフは健康で快適に過ごしたい。
住み替えは我々夫婦で相談し、決断しました。
決断の『断』は、断つことの方が重要な時代です。
世界情勢が一変し、もう後がない今の時代では、断つことはむしろ簡単だと思います。
慣れ親しんだ仲間と別れるのは辛い事ですが、新天地でゼロから自分の人生を再スタートさせ、新しい仲間と出会う人生は、きっと今以上に面白くなると思っています。
あいさつ回りを始めて、お世話になった方々との懐かしい昔話も飛び出し、
笑いあり、そしてお別れの涙あり。
心温まる、感動の時間を過ごすことができました。
そして最後に、『これからの人生をもう一度切り開く』という新たな決意を抱きました。
皆さん、色々とありがとうございました。
そしてさようなら、皆様のご多幸を祈っております。
そんじゃまたね。
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