太刀魚釣りに執念を燃やす男の話
趣味は色々あれど、皆さんはどんな趣味をお持ちですか？
私の場合は船釣りと登山（低山トレッキング）、そしてその体力を維持するためのジム通い。そして趣味とは言えないまでも、妻の母が田舎でやっている畑作業の手伝い及び季節ごとの山菜採りですね。
さてこの梅雨のシーズンに執念を燃やしている趣味は、地元である富山湾での遊漁船に乗っての太刀魚釣りです。
執念を燃やす趣味とはどれくらい好きなのかと聞かれたら、『死ぬほど好きです。太刀魚が毎日頭から離れません。』と、答えますね。
死ぬほど好きって大げさでしょ？
しかし、太刀魚の事を考えると、いてもたってもいられないんです。
釣りに行く前の準備が楽しい、釣って楽しい、食べておいしい。
三拍子揃っています。（笑）
この日曜日にも行ってきました。
富山市岩瀬漁港から出る『忠吉丸』、吉村船長の船です。
吉村さんは、普段は、はえ縄漁を営む漁師さんで、本業の合間に遊漁船を運行されています。
集合時間が午前1時半で出港が2時という知らせでしたが、同乗者が1時20分に集合したので1時35分に出港しました。
船長含め、8名での出港です。
天候は曇り、波はなしの絶好の釣り日和。
ただし釣れるかどうかの条件は神のみぞ知ることなのです。
富山湾の太刀魚シーズンは年に2回、この梅雨時と冬です。
この6月中旬から太刀魚が太くなってくる頃なので期待できます。
指5本、手のひらサイズの太さがあるものをドラゴン級と呼び、そろそろこのサイズが混じる頃合いでもあります。
気温、天候、風速、潮の流れ、釣りポイント、タックル、リール、道糸、針、餌、釣り方、陣取る船の場所、その他色々な要素で釣果が決まるのです。
遊漁船としてここ最近お世話になっている、吉村船長の忠芳丸をご紹介すると、私と同じ富山市岩瀬の漁師さんで、私よりお若い。職業柄、富山湾の魚に関しての知識と経験はプロ、遊漁船の顧客に対して分け隔てなく、懇切丁寧な助言が多く、人間的にも尊敬できる方です。
さて前回、5月30日（日）の太刀魚釣りの個人釣果は自己最高の45匹でしたので今回はそれを超えるのだと意気込んでの当日でした。
曇り予想でしたが明け方から小雨が降りだし、体も凍え、朝まずめもなかなか来ず。。。
日曜日のせいか、地元や隣市のプレジャーボートが多数、神通川の河口に集結してきました。
さて結果は？
結局、8匹と惨敗。。。。
竿頭（一番釣った人）は二けた行っていたようです。
でも私は満足してます。
釣れなくても？
前述したように、釣りに行く前の準備が楽しい、釣って楽しい、食べておいしい。
釣れても釣れなくても、この1週間全部含めて楽しんだからです。
そして次回は絶対リベンジするぞと心に誓い、次回の準備に入るのです。
次回の仕掛けをどう工夫するのか？
蛍光タイプのタコベイトがよさそうだ。
素材はどこで調達できるのか？
Amazonでググろう。。。。
などと、釣果を上げるための独自の調査・研究は継続するのです。
さて、皆さんにとって趣味とはどんなものですか？
この時代にはお金をかけない趣味とかがもてはやされているようですが、
むしろ私は、好きな趣味を見つけたら没頭してみるのがいいと考えています。
コスパがいいとか気軽に始められるとかではなくて、自分の本当に好きな事を趣味にしてみるということです。
自分の好きな事ですから、やっていて楽しい、非日常感を味わえる、新しい出会いがある、そこでしか味わえない達成感や満足感がある。
そして、好きな趣味は、自分の人生に味わいを加えてくれる。
そう考えています。
是非皆さんも好きな趣味を見つけて人生を楽しんで下さい！
そんじゃまた！
お勧めの電動リールはこれです。
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