NFTをめちゃくちゃ分かりやすく解説
動画はこちら
https://youtu.be/MuC7Igt6AoU
NFTとは?
Non-Fungible Tokenの略であるNFTですが、中々イメージが掴めない人も多いかもしれません。聞きなれない英語ですし、日本語にしても分かりにくいので私たちの周りにあるものを例に挙げて説明してゆきます。
映画のチケット
これは紙でプリントされていてこれで座席を指定したり時間や場所を指定したりするもので同じものは存在しません。
紙にかく絵
これも全く同じものを2回書くことは不可能でNFTの仲間です。トークン化されていないのでNon-Fungible と言います。
どちらも全く同じものは存在しないというものでそういったものは私たちの身の回りにたくさんありますよね。そのようなものにデータがつくとNFTになるのです。
チケット画像にデータプログラムを追加します。これでNFTになります。
絵もデジタル化した絵の裏にデータを付けることでNFTになります。
NFTにできるもの: JPEG, PNG, GIF, MP3, MP4, PDF 他
NF から NFTへ
私たちの身の回りにあるあらゆる物にデータを付けることでNFTとなります。この形式にすることで、ブロックチェーンにつなぐことができコンピュータ間で取引ができる形式になります。
ブロックチェーンはデジタル通貨で取引が容易にできます。画像内にデータが組み込まれている為、クレジットカードのような認証も不要で簡単に取引ができます。
先進国に住んでいる私たちは気がつかないと思いますが、クレジットカードを使うには銀行口座が必要です。世界では銀行口座を持っていない人が約17億人もおりコンピュータの回線さえあれば繋がるブロックチェーン経由での決済が広まれば、17億人の人たちもインターネットでの取引ができるようになります。
物のNFT化というのは、17億人の人達も参加できる巨大なマーケットになってくるわけです。
猿の絵が数億円?
こんなニュースが駆け巡り多くの人がNFTを知るきっかけになったのではないかと思います。しかし、このケースの場合 ”猿の絵” の裏についているデータは超高級ヨットクラブの会員証です。高額で売り買いされているのは、猿の絵をモチーフにしたヨットクラブの会員証なのです。
現在NFTの種類としては、アーティストが販売する絵と会員証のようにアートの背後に付いているユティリティー(使い道)の販売がごちゃ混ぜになっています。なので多くの人はなぜこの猿の絵に何億もの価値がつくのか?と首を傾げますが、NFTの技術はまだ世に出回って間もないため今現在ごちゃ混ぜになっており、何とも理解しにくいのです。
進化するWEB2からWEB3の世界
インターネットが普及しとても便利になりましたが、私たちが今使っているインターネットは今大きく変化しようとしています。これまで物の購入には、クレジットカードを打ち込み決済しており決済データは銀行網のネットワークを使っていました。
しかし、NFT化したデータを利用することで、コンピュータから直接ブロックチェーンにつなぐことができ銀行が使うデータ網へのアクセスなしで決済ができるようになるのです。
銀行が使ってるデーター通信網に変わる新しいデータ通信網がブロックチェーンです。円やドルがデジタル化されれば、ブロックチェーンを利用することになります。日本では、XRPレジャーというブロックチェーンを使うことで既にコンビニから国際送金ができるようになっています。
ブロックチェーンを使うには、NFT化しなければなりません。これまでの銀行のデータ網のシステムとは回線が違うため、PNGをNFT化するということで新しい巨大なマーケットが登場するのです。
ウォレットとガス代
ブロックチェーンにつなげるには、ウォレットというソフトが必要です。これはコンピュータにインストールして使うものでこれをとおしてブロックチェーンにつなぐことができます。
NFTを売ったり買ったりする場合は、まずこのウォレットというものが必須ソフトになるわけです。
また、ブロックチェーンを利用するには、ガス代と呼ばれる利用料が必要です。クレジットカードでも売主側が手数料を負担しているので特にブロックチェーンだからガス代がかかるというわけではありません。
ただ、このガス代がネイティブ通貨の価格の変動とともに動くため、ETHの価格が上がればガス代も高くなり、ETHの価格が下がればガス代も低くなるということが起きてきます。仮想通貨の値動きが激しいため、去年と今年のガス代の桁数が違うというようなことから、中々手数料の高さに馴染めないのかもしれません。
まとめ
Non-Fungibleは意外と身の回りにたくさんあるものでありそれを単にデータ化したものがNon-Fungible Token (NFT)である。
WEB2というのは、これまで私たちが利用してきたクレジットカード経由の決済で銀行網でのデータ転送であったが、WEB3では、NFT経由の決済でブロックチェーンのでのデータ転送取引が可能になる技術である。このことで銀行口座を持たない人でも取引が容易にできるようになる。
決済時は、ウォレットというソフトがモバイルまたはコンピュータ上にあれば誰でも利用できる。ウォレットソフトはブロックチェーンにつなぐための必須ソフトである。
Gas Feeというのは、ブロックチェーンを使うときにかかる手数料で、クレジットカードを利用するときも売主の方が手数料を支払っており利用料としては似たものである。ただこの費用がETHの価格の変動に応じて変わるため急激な手数料の上昇も起こり、私たちの使うシステムでは馴染みがない為、今後しっかりとした理解が必要になってくる。
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