全国縦断!ジッコワゴン 函館編感想(かなり真剣に書いたゆえ、半分以上ぶっ込んだ内容になってしまいました)
9/16、17日と 函館出身で普段は東京で活躍しているジッコさん、ムートン伊藤さんのプロジェクト「全国縦断!ジッコワゴン!」を観に行ってきました。
山崎まさよしさんライブの翌日です。
ムートン伊藤さんは、正直去年のclub COCOAでの東京サムライガンズのお芝居「STAND By WE」で初めて知り(失礼)調べてみたらあー、元ムートン(お笑いコンビ)さん(現在は解散)だったんだ!オンバト見てた、エンタ見てた!2013年に解散していたんですね…。去年はお話させていただきました。すごく演技力があって驚いた記憶があります。お笑いはほんと、演技力あってナンボですから。
今回は俳優さん、女優さん達との多人数コント(人数的には9人、男女混じるかんじ。ドリフの出演者がドリフだけじゃないコント、という表現が一番近いかな)。スタイルとしてはストーリー性のあるコントでした。女優さんたち(特に乃下未帆さん)弾けてましたね、今年も!
設定は、こういう設定どこかで見たことあるな、というものがありましたがそこからどう展開していくか、膨らませていくかによって全然違うものになるので、おもしろかったです。
ただ、私は東京03の単独ライブを観てきたばかりだったので、少し厳しめな目で観てしまいました。人数がいればいるほどそれぞれの公演に対するモチベーションも違って当然で、芝居とコントは違うしそこは仕方ないと思う。正直お客さんが少なかったし、ノレなかっただろうとも思う。でも、コントやお芝居ってやっぱりお客さんの人数や温度や空気、距離感を「感じて」臨機応変に自分を変えていかなければならない「生モノ」ですから。演者、お客さんで化学変化を起こすんです!
お客さんもホント盛り上がろう(泣)
私、最前列で面白いところでは大笑いしてたけど「イタイ人」みたくなっちゃってたので(悲)。
これ、どうやって宣伝打ったんだろう?私は知人から聞いて知ったのですが、私の周りには公演を知らない人しかいなかった。休日だったしアクセスも良かったし公演回数も多かったし、うまく宣伝出来ていればもっともっとお客さんを呼べたと思うのです…ジッコワゴンの皆さんが東京のどのフィールドで活躍されているのか(知名度、認知度、人気度)にもよるとは思いますが。函館人、意外とミーハーなので(笑)
今回は函館編ということで、函館で活動しているタレントさんも客演でコントに入ったり、さらにそれぞれの持ち時間があってネタをしたりしていたのですが…申し訳ない!今回に限ってはこれ、いらなかった!
ぶっちゃけてしまうと、昭司&ヒロさん。普段はミッションコンプリートというエンタメ集団で函館近郊様々なイベントに出演されています。MCはうまいです。特に今年の大沼湖水まつりの花火大会。花火が霧で全く見えない中、あのMCがあったからこそ花火が全く見えない花火大会がエンタメに昇華したと思っているので。ほんとに凄いと思いました。
でも、昭司&ヒロさん、ここは違った…ネタがおもしろくない…無理矢理突っ込んできた感があり違和感しかなかったです。で、気のせいかしら?お客さん少ないしウケないしで不機嫌になってない??私、笑いましたよ、「気を遣って」。分かりません、東京で勉強されてきた方たちなのかもしれません。でもだとしたら尚、キツいです。
もう1人、ウクレレ漫談の海老レレさん。申し訳ないが人前で披露していいレベルじゃなかった。笑いどころがなかった。気まず過ぎてどこを見て良いか分からず、多分終始口あいてました、私。フライヤーを見ると、普段は司法書士事務所を経営されていてその傍ら各イベントに出演されているとのこと。副業、めちゃくちゃ良いと思います。これからは肩書きを1つにしちゃうと確実に損する時代になりますから。でも、「誰のために」「何のために」「何がしたいのか」「どこを目指してるのか」は全部具体的なビジョンがなくちゃダメで、それが全く伝わらなかった。だから、何で3,000円払って私はこれを観ているのか?になってしまったんです(私はジッコワゴンに3,000円出したと思ってます。ジッコワゴンに対しても色々ありますが、あの人数とクオリティなら良いと思いましたしむしろ赤ですよね)。
自分が勝負するフィールドを間違えてはいけません。すごく失礼を言うと、自分の力量を知って、相応しくないと思ったらオファーがあったとしても断るべきです。そこは自分で見極められないとダメです。それとも普段はウケてるのかなあ???私は何度かパーティーの営業?で観させて頂いたことありますが、正直笑ったことがありませんすみません。
ムートン伊藤さんはジッコワゴンじゃなくても函館でお笑いライブをしてくれたりしているので、きっと「函館で頑張ってる芸人さんたちとも!」と思ったのかもしれない。または函館に来た時にはいつも一緒にやっているから、の流れだったのかもしれない。地震もあったし応援の気持ちもきっと、持ってくれてたと思うのです。
でも、ジッコワゴンはジッコワゴンだけにすべきだったと私は思います。
だって、考えるべきは「お客さんを楽しませる」ことのみのはずです。
観ている側が一番キツいのが内輪ノリです。
ジッコワゴンというエンタメに特化して欲しかったなー。
あと、東京に勉強に行って得たスキルを函館に還元してくれる方、たくさんいます。
すごく楽しいし嬉しい。
ただ、東京でやっているからと言って決して函館と「上下関係」ではありません。東京は「偉く」はありません。本当に「函館のためにー!!」ってやってくれてる方は、見る人が見ればわかります。いつでもどこでも、気を抜かない方が良いと思います。見てる人は見てます。
少し、と思ったら超辛口になっちゃった(笑)
ジッコワゴン、コントは本当におもしろかったし個々のスキルも高かったんです。それだけは確かです!終演後、ロビーにて物販あります、演者とお話ができますー!アナウンスがもっと強めにあれば、みんな速攻帰らなかったかも。若干区切りが悪かったので。
私はグッズ欲しかったので待ってましたが、グッズ売りにロビーに来た演者さんが「もう誰もいない〜」と嘆いていたので(^_^;)
是非また、函館に来て欲しいです。
で、そのためにはみなさんアンテナ張って、観に行きましょう。
あと、宣伝はもっと考えましょう!
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