コンプレックス
コンプレックスは山ほどあるのだけど、私は自分の喋り声がとてもコンプレックス。
バンドをやっていたし、自分の歌を録音して聴く事はよくあるので、歌声には流石に慣れたし、わりと自分の歌声は気に入っている。それでも、最初にテープに録音した自分の歌声を聴いた時はかなりの衝撃だった。
脳内で聴こえていた声と全く違ったから。
「脳内ではあんなにうまく歌えてたのになんじゃこりゃ(笑)」の連続だった。今では脳内と耳から聴いた声の誤差が少なくなっているけど。
でもやっぱり喋り声だけは何回聴いても慣れない。「この人よくこんな低くてぼそぼそした声で喋ってるな、恥ずかしくないのか?」と思うほど(笑)
でもそんな私にも驚く出来事があった。
高校時代、卒業時にクラスで寄せ書きをまわしていて。
私宛の寄せ書きに「ずっといい声だと思ってました」とひとこと書かれていた。それを書いてくれた子とは殆ど喋った事が無かったので、お世辞とかでなく素直な印象だったのだと思う。
コンプレックスでしかない自分の話し声をいいと思ってくれる人がいるんだなぁととても嬉しくなったのを覚えている。
だから自分がコンプレックスに感じている部分も、人によってはそこが良いと思ってくれている事もあるし、それが生かされる場合もあるって事。
そう考えると少し希望が持てる。
さて、コミュ障というコンプレックスを何に生かそうか。。
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