「音楽との向き合い方」by きたとうま
冬場の教室でめちゃくちゃ寒いのに、
休み時間の度に窓を開けて換気するヤツいたよね。
それが俺です。
みなさんこんにちは。
R.a.F. のドラム、きたとうまです。
少し間があいたけど、また書いていきます。
先日、健軍のさくらマルシェでアコースティックスタイルで出演させてもらった。
音楽を始めてかれこれ15年くらいが経ったが、カホンでライブに出るのは初めだ。
野外だし、桜だし、カホンだし、祭りだし。
新たな経験。最高だ。
何年新たな経験が増えていく。
歳を重ねていくことには、新たな経験や、考えの変化、状況の変化が必ず伴う。
色々なことが変わっていく中で、音楽への向き合い方も変わっていく。
同じことをずっと続けているつもりでも、僕らは新しい経験に自ずと出会っていくようだ。
音楽をしていると一言に言っても、どの楽器をやるか、誰とやるか、どこでやるか、何をやるか、沢山の分岐が存在する。
自分が変わったら音が変わる。
相手が変わっても音が変わる。
変わっていく中で、モチベがなくなる時がある。
そんな時に思い浮かぶこと。
“何のために音楽をしているのか”
音楽でなくとも何かを続けていると、一度は必ず浮かんでくる言葉ではないか。
全てのことに意味があると思ってるから、
見つからなくて嘆いてしまう。
意味はないことは沢山ある。
でも意味のないことの中に、自分の意図を含ませることはできる。
例えば、音楽をすること自体に意味はないとしても、曲の中に自分の考えや、この部分でこんな風に感じて欲しいという意図を含ませる。
そういうことはできる。
未来に繋げていく意図を、縦の意図としよう。
友達に広げていく意図を、横の意図としよう。
織りなす布はいつか誰かの傷を癒すかもしれない。
“何のために音楽をしているのか”
それはきっと探し出すものではない。
音楽は手段なのだ。
その先にある何かへの道の一つ。
自分のしてることの意味がわからなくなったら、その先に繋がっている相手のことを見てみよう。
きっとそのために音楽をしているのだから。
“音楽で何がしたいのか”
音楽の部分に自分の好きなことを当てはめてみて。
そうしたらきっと向き合い方が見えてくる。
Rain after Frogs. きたとうま