かつうらビッグひな祭り。
2019.3.2
埼玉県越谷市から千葉県勝浦市まで特急ひなまつり号に乗車し日帰り旅行をしてきました。
JRのびゅうのパックツアーです。往復乗車券と特急券、食事がついて7300円。
勝浦には2月終わりから3月初めの桃の節句に、かつうらビッグひな祭りが行われます。千葉外房の勝浦市周辺に雛人形を展示し街を盛り上げています。元々は徳島県勝浦郡勝浦町で行われている勝浦ビッグひなまつりが発端で、全国勝浦ネットワーク(全国に勝浦の地名のつくところの団体、他は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)の案により、徳島県の勝浦町から約7000体の雛人形を譲り受け、千葉県勝浦市で2001年から展示をしています。もうそろそろで20回を迎えます。
JR東日本の南越谷駅からJR武蔵野線、京葉線、外房線を経由して勝浦駅までの臨時特急電車です。
この電車は大宮から始発です。停車駅は浦和、南越谷、西船橋、海浜幕張、蘇我、御宿、終点の勝浦です。乗車した南越谷を9:12発車し、勝浦には11:13に到着します。2時間の電車旅です。
車両はJR東日本E257系5両編成での運転でした。 勝浦方面へ向けて5号車、4号車、3号車、2号車、1号車になります。乗車の時南越谷駅は上り、東京方面(勝浦方面)が1号車、2号車、…と続き来る電車の号車と乗車位置の番号が違うので注意した方がいいかと思います。(駅係員の放送も欲しいと思いました)
座席は1号車の切符だったのですが先頭で待っていたので5号車から乗車。出発後に車内をベビーカーを押しながら進みました。臨時電車の時は車両番号に気をつけたいところですね。
南越谷を出て、武蔵野線内は先行列車の関係で40キロから50キロの比較的ゆっくりなスピードで走行しました。南流山を出ても空席が半分以上。総武線の止まる西船橋から多くの乗客。それでも半分埋まるくらいの混雑度でした。京葉線内からは90キロのスピードで快調に進みました。蘇我から先は外房線に入ります。御宿まで止まりません。通過する駅の跨線橋や、駅舎の屋根が水色でなんだか千葉に来た感じがしました。
蘇我からはJR東日本の社員や勝浦の方々が乗車されご当地銘菓の鯛せんべいや案内マップなどの配布がありました。鯛せんべいは硬い食感と甘い味がマッチして好きなお菓子の1つです。
JR東日本千葉支社の駅長犬や勝浦のゆるキャラカッピーなどの可愛いイラストで食べるのがもったいない。(1週間でなくなりました。)
蘇我から勝浦の車窓ですが外房の海は勝浦を超えないと海の車窓は楽しめることができません。
勝浦駅に到着。駅長や助役が集まり横断幕でお出迎え。駅のコンコースに上がると駅の中でもひな壇が展示。
駅の多機能トイレでオムツ交換をして11:30勝浦駅から徒歩10分程度で、メイン会場の1つである遠見岬神社へ、会場への道までの間の交差点に10段くらいあるひな壇が2つ展示。大きさに圧倒。そこの交差点から遠見岬神社までの間の商店街は歩行者天国になっていました。
神社への階段が60段ありその一段一段に雛人形が飾られています。約1800体。
遠くから見ても迫力があります。
多くの人が写真を撮っていました。また、御朱印帳に記帳を求めて並んでいる方もいました。
この雛壇たち毎日毎日スタッフの方たちが展示をするために出し入れをしています。雨や夜露の影響を受けやすいのです。地道な作業です。会場には募金ボックスがいくつかあるのでそこに幾らか寄付をしました。
商店街を散策。勝浦にはご当地グルメである勝浦タンタン麺があります。多くの店がタンタン麺を推して販売しています。
お昼は遠見岬神社から歩いて7分ほど、ホテル三日月にてブッフェ。日帰り旅行のプランのセットです。
値段相応な量と質でした。ツアーで行くとツアー料金に含まれています実質1000円程かな。(通常だと1600円)タンタン麺が食べれてよかったことの印象が残っています。会場は延々とひな祭りの歌が流れていました。
食事を終え、次の会場に向かいます。
ホテル三日月の前に大きな駐車場とバス乗り場があります。そのバス乗り場からもう一つのメイン会場である勝浦芸術文化センターküsteや隣町の興津会場、勝浦灯台などへの無料循環バスが出ていました。バスはフル稼働ですぐに来ました。三日月からküsteへのバスの所要時間は10分程。休日とひな祭りの関係で道路も混んでいました。歩きだと20分ですが急な坂道があるのでバスが無難かと思います。
küsteに到着。帰りの電車の時間も気にしながら見学。江戸時代の雛人形や、静岡から譲り受けた駿河雛人形の展示がされていました。それらの展示品を眺めて歩いて行くと、ホールの入り口があり中に入ってみると……‼︎
ホールの会場の階段を利用した大迫力の雛壇。何体あるんだ⁉︎⁉︎驚きました。写真で伝えづらいのが残念です。是非実際に見てください。約6000体の雛人形。会場までの通路の雛人形の全体を合わせると1万体以上ありそうです。
küsteの会場を見終わり、駅へ向かいます。先ほどの巡回バスに乗り三日月へ、時間に余裕を持って駅へ到着。
帰りも同じ電車の特急勝浦ひなまつり号。大宮行き。
15:48分の発車です。停車駅は行きと同じです。日が暮れる前の千葉の田園風景、夕日が沈む東京湾の車窓を望みながら新越谷到着。
とても良い日帰り旅行でした。また来年、再来年も行きたいです。次来る頃には子供の物心もわかってくるかな。
ホテル三日月
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