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国鉄185系で行く修善寺温泉旅行。帰りは新幹線N700系グリーン車

2019年1月下旬。東京から静岡県伊豆市へ

目的地は修善寺温泉。

東京12:00発の特急踊り子115号修善寺行きの電車に乗り修善寺温泉へ。前から気になっていた修善寺温泉と東京駅から発車する修善寺行きの電車。

車両はJR東日本185系電車。緑色のラインが特徴です。この電車は15両編成で前10両が伊豆急下田行きとなっています。後ろ5両が修善寺行き。なので行き先案内の電光掲示板は伊豆急下田・修善寺の表示となっています。

この電車はJR東日本の前身国有鉄道の時代、1981年に製造されたものです。なかなかカッコいいです。

東京駅を出ると東海道線内の品川、川崎、横浜、大船、小田原、湯河原、熱海。途中の熱海で分割作業を行います。少し停車時間があるので分割作業を見たい方は熱海で一旦下車してみてください。

熱海からはJR東海の管轄に入り三島、三島からは伊豆箱根鉄道の駿豆線内に入ります。

駿豆線は三島田町、大場、伊豆長岡、大仁、終点修善寺です。

伊豆箱根鉄道は名前の通り伊豆と箱根に路線があります。駿豆線と大雄山線。2つの路線は単独で路線があります。箱根方面は小田原から出ています。

終点修善寺には14:06の到着です。駅周辺は観光地ということもあり、綺麗で広い駅舎、タクシープール、バス乗り場が広く便利な印象です。踊り子号車内では高齢の方が多く見られたのですが、駅周辺には外国人の方が多く見られました。外国の誘致も頑張ってるんですね。

最終の目的地である修善寺温泉へは距離がありバスやタクシーでの移動が必須となります。駅から温泉街まで2kmあり、歩いて30分かかります。バスは1時間に5.6本出ていて利便性が高いです。


修善寺温泉街へ到着後はすぐに旅館へ、宿泊した旅館は◯久(まるきゅう)旅館。女将さんがとても優しく対応してくださいました。幼児がいるのですが、気にかけてもらい本当に助かりました。

旅館のインテリアは食事処や、廊下、湯上り処など至る所に間接照明が使用されていてお洒落な空間でした。食事は個室の食事処で夕も朝も食べます。食材は海鮮中心です。前菜で出てきた、カシューナッツ豆腐や、寿司のネタで最後にとっておくようなエビと玉子が一緒のなった海老玉子が印象に残っています。また地元のわさびが名産なので、刺身や〆のわさびかけご飯に使用されてとても美味しかったです。



温泉も気持ちよく、大浴場(内風呂露天風呂)のほかに、無料の貸切風呂が3つ(1つは修理中)と有料の家族風呂がありしました。屋上にある貸切露天風呂からは星空が綺麗に見えます。

二日目は修善寺の観光を。

旅館から川沿いを中心街へ向かって歩くと竹林の小径があります。修善寺の中でも名高い観光スポットです。絶景でした。

この小径の中心には横になれる丸型の大きなベンチがあります。そこで仰向けになり空を見上げてみると…

さらに絶景でした。この日は晴れていて青空とのコントラストも美しかったです。感動。

夏は夜になるとライトアップがされます。これも絶景なんだろうな。


修善寺温泉街の中心部に着くと、お土産屋や、食事処がいくつかあります。老舗の新井旅館は風格がありました。行ってみたかったです。近くには名産わさびを使ったソフトクリームを販売してました。注文をしてからおろすわさびをソフトクリームに乗せてくれます。わさびの辛さとソフトクリームの甘さが合います。また、修善寺温泉街に、無料の足湯は二箇所あり、川を眺めながら堪能できます。ソフトクリームを食べながらでも良さそうです。


修善寺には修禅寺というお寺があります。善と禅の違い。弘法大師空海が創建したと言われています。修行僧が集まるお寺みたいで、坐禅が体験できます。



帰りは踊り子号ではなく、各駅停車で三島まで、三島からは新幹線。こだま652号、グリーン車を使用して帰りました。こだま号の新幹線は各駅に止まります。三島を出ると熱海、小田原、新横浜、品川、東京です。14:23に出て東京15:16着。グリーン車は快適でもう少し乗っていたかった気分です。今度はグリーン車を使って静岡や浜松にでも行こうと思います。

こだま号はJR東海のスマホアプリEXアプリを使って安く乗ることができます。乗車日の3日前までに予約をすると普通指定席券と同じ値段でグリーン車に乗ることができます。


EXこだまグリーン早特。です。普通車指定席より安い…また座席を指定できるので好きな場所を選べます。


三島駅での伊豆箱根鉄道駿豆線から東海道新幹線への乗り換えの案内です。(スマートEXでの乗り換え案内)三島駅到着後、出口が2つあります。伊豆箱根鉄道の出口と新幹線の乗り換え出口があります。乗り換え出口の有人改札を通り、係員に伊豆箱根鉄道のきっぷとスマートEXでの乗車と伝え、通行券の紙を渡されます。200m程歩くと、新幹線の改札が見えてきます。改札手前に新幹線の券売機がありスマートEXの選択画面を押してお預かり番号を入力して購入したクレジットカードを挿入して購入完了し、切符が出てきます。その切符を改札機に入れず、新幹線の係員に駿豆線でもらった通行券と一緒に見せます。到着の駅でも係員に見せます。ちょっと手間がかかります。

グリーン車で安くて速くて快適な帰路でした。夕方前に東京到着。新幹線からの東京の車窓を明るい時間に見るのはちょっと新鮮でした。

今回も旅行を動画にまとめました。


◯久旅館のホームページ









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