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特急電車しまかぜで行く、伊勢旅行

伊勢神宮へお参りに行きました。

近畿日本鉄道(近鉄)の代表特急。「しまかぜ」に乗車し伊勢へ。


しまかぜについて。

この特急しまかぜ(近鉄50000系)は2013年伊勢神宮の神宮式年遷宮という大きな式典に合わせて導入されました。
6両1編成で総工費は約18億5000万円。それが3本あるので約55億円の総工費。
先頭車の外観、フロントの窓は多面構成の角ばった形。
内装も素晴らしく、ハイデッカーで先頭車の展望席や革張りの座席。2+1の配列で、リクライニングも余裕でできる幅広いシートピッチ。食堂車もあります。また個室が2つあり、洋風と和風のコンセプト。半個室も3つあり団体での旅行も楽しめます。豪華な内装です。
各編成、名古屋・京都・大阪から伊勢市を経由し三重県の終点の賢島を1日1往復しています。木曜日だけメンテナンスのため運転はしていないです。旅行計画はご注意を。



東京から新幹線で名古屋まで新幹線で移動し、近鉄名古屋駅に乗り換え。名古屋駅はJR東海在来線、名古屋鉄道(名鉄)、名古屋市営地下鉄、近鉄と多くの路線があるので乗り換え注意です。30分ぐらい時間に余裕があった方が良いと思います。

しまかぜに乗車。クリーム色の革張りの座席が気持ちいいです。車内にはWi-Fi。便利です。接続するとしまかぜのサイトに飛びます。車内メニューや沿線情報を見ることができます。また列車の先頭と後方車両にカメラが搭載されており、スマホの画面で展望を見ることができます。しまかぜの先頭車両は展望座席になっていて、非常に人気の座席になっています。展望座席を取れなかった人でも前面展望、後面展望を楽しめるようになっています。(実際に座席で直接見たいですけど)
旅行を申し込む際、旅行業者の方から、しまかぜ自体の乗車券を取るのが難しいかもしれないですと、言われれていたのですが無事取れたのが旅行前に印象に残っています。
車内の食堂車、非常に人気で混雑していました。松坂牛カレー、伊勢エビピラフ美味しそうでした。買えなかったので、伊勢のお菓子赤福を買って座席で小腹を満たします。

しまかぜの停車駅は近鉄名古屋を出ると、近鉄四日市、伊勢市、宇治山田、鳥羽、鵜方、賢島です。停車駅が少ないです。三重県の県庁所在地、津市を通過します。伊勢市を出るとすぐに隣の宇治山田着きます。終点の賢島は2016年G7伊勢志摩サミットが行われた場所でもあります。

伊勢市で降車。JRと共同の駅になっています。

伊勢市につき腹ごしらえ、伊勢うどんを食べました。柔らかい麺がと濃口醤油の味が特徴です。写真は卵白の泡の中に納豆が入っていて、上に黄身が乗っています。食べ応えありでした。

伊勢市からは伊勢神宮の外宮へ

"そとぐう"でばなく"げぐう"なんですね。出発前に調べてて気づきました。


外宮の参拝が終わり、次はメインの内宮へ。

外宮から内宮までバス行こうと考えたのですが目の前にタクシー乗り場があり、タクシーで移動。タクシーの運転手さんが参拝方法を教えてくださいました。接客もとてもよく素晴らしかったです。タクシーの中で賽銭用の5円玉も用意してくださりプロフェッショナルを感じました。時間も節約できて、知識も増えました。観光にはタクシーも良いですね。



参拝方法もこの川で手を洗う、階段のと色々とルールがあります。外宮内宮ともに神秘的な場所で癒されました。

伊勢神宮の参道はとても賑やかでお店も多くあります。その中でもひときわ目立つ存在が…

周辺を支配する赤福。威厳があります。赤福の看板は至る所にあります。

旅行のチケットと一緒に配布されたクーポンを使用し茶屋でお茶をして駅へ。

帰りはバスで伊勢市駅へ。電気のバスでした。起動やブレーキが電車と同じで乗っていて楽しかったです。電気自動車で電気ポケモンのラッピングをされてました。

 

伊勢市駅から宿泊先の鳥羽駅へ。近鉄鳥羽線。山の中を走行します。利用した近鉄の名古屋線、山田線、鳥羽線は地図上では海沿いを走っているのですが、意外と海からは遠く海を眺めるということは少なかったです。

鳥羽駅に到着し、宿泊したのは戸田屋。海を望めるようになっています。その日は雨と宿泊した部屋が1階だったので景色は庭園を。

料理は美味しく最上階の展望レストランで楽しめました。レストランは床が少しずつ少しずつ回転して、景色が変わる演出があります。驚きました。

旅館には大浴場、温泉の貸切風呂、露天風呂があります。露天風呂はさざ波の音が聞こえます。

ホテルは駅からも近く、海からも近く立地条件も食事内容もとても良かったです。



次の日は大阪で大きな地震がありました。近畿の鉄道網はダイヤ乱れなど発生し運休や遅れが生じてました。帰る特急は動いていたのですが新幹線が大幅に遅れていました。帰れるか心配でしたがなんとか帰ることができました。むしろ帰れたことが幸運でした。あの大きな災害の後にも関わらず安全点検をして運行管理を務めた近鉄、JR東海には感謝です。

運転に関わる運転士、車掌以外にも線路を点検する人や、車両のメンテナンスにする人、運転を管理する人などなどと多くの方が、電車を安全に目的地に運ぶために運転させることに関わってることを実感する旅でした。

またしまかぜに乗車したい。近鉄は今度新型の特急電車を出すみたいなのでそれも楽しみです。





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