人吉市×『レヱル・ロマネスク』コラボの ふるさと納税返礼品のご紹介です
みなさんこんばんわ。レヱル・ロマネスクシリーズの原案、シリーズ構成を勤めます、進行豹です。
今日はアニメ『レヱル・ロマネスク』の聖地、熊本県は人吉市に関するニュースをお届けいたしますのですが、その前に――
皆様はふるさと納税、してらっしゃいますでしょうか?
「名前は聞いたことあるけどしたことないや」という方のために簡単にご説明申し上げますと、
ふるさと納税とは
『自分の居住地ではない、日本全国どこかの自治体への寄付(ふるさと納税)を行うと、
(寄付した金額-2000円)が、居住している自治体に納めるべき所得税や住民税から控除される』というシステムです。
そのうえ
『ふるさと納税額の15%までの価値を有する返礼品を、ふるさと納税した先の自治体から受け取ることができる』
ので。
【なにもせずに居住自治体に所得税・住民税を納めるより、ふるさと納税して、ふるさと納税額の15%相当の返礼品を受け取った方がお得】
となる――そんなシステムでございますのです。
ただ、ふるさと納税できる(控除を受けられる)額には年収等に応じた上限額があったりしますので、
よりくわしいことは、
等、ふるさと納税について解説してるサイトをご参照いただけますと幸いです。
で。
なんでわたくしがいきなりこのようなことを解説しはじめたかと申しますと。
人吉市のふるさと納税と『レヱル・ロマネスク』とのコラボレーションアイテムが、
2022年のふるさと納税の返礼品として登場しましたためです。
人吉市×『レヱル・ロマネスク』コラボの返礼品は、全5種類。
すずしろパッケージの『レヱル・ロマネスクコラボ 栗んとうセット
紅パッケージの『レヱル・ロマネスクコラボ お米食べ比べセット』
かかあパッケージの
『レヱル・ロマネスクコラボ あゆの甘露煮セット』
りいこパッケージの
『レヱル・ロマネスクコラボ フリーズドライ味噌汁』
そして上記4品全てが詰め合わされる
『人吉ごちそうセット』
――となっております。
多分ここでしか手に入らないであろうレアパッケージの、人吉・球磨の定番ともいえるグルメな品々。
もしよろしければどうぞふるさと納税でのご入手ご検討いただけますと幸いです。
と、いうことで。
本日はふるさと納税の看板役をつとめることになったがゆえのすずしろの苦悩を、短いお話で書いてみたいと思います。
登場するレイルロオドは、すずしろとラン。
タイトルは『すずしろとランの宣伝会議』です。
こちらももしよろしければ、どうぞご笑覧いただけますと幸いです。
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【メンバーシップ限定記事のご案内】
『レヱル・ロマネスクnote』メンバーシップ
『御一夜鉄道サポーターズクラブ』
にご参加いただきますと、以下のあらすじのショートストーリーや、掲示板機能などをお楽しみいただくことができます。
ぜひご参加ご検討ください。
『すずしろとランの宣伝会議』
<あらすじ>
レイルロオドサミットの司会進行役を務めたご縁で、御一夜市のふるさと納税の看板役を任されることになったすずしろ。
しかし、それゆえの新しい悩みが発生し。
同じ悩みをかかえたことがありそうな、ランへと電話をかけるのです。
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「すずしろ」(万岡鉄道C12 67専用レイルロオド)
<出身> 旧帝鉄出身 製造は陽立製作所傘戸
<所属路線> 万岡鉄道 万岡線 (霜館駅~持木駅)
<能力・性格>
ごくごく平凡なC12レイルロオドとして製造され、ごくごく平凡だが堅実な乗務を重ねていた。
九洲で4年ほど走った後、鎌石を経て蒼森に転属したが、ここで一大転機が訪れる。THK(帝政放送協会)の朝の連続ドラマ小説の主役機に、すずしろのC12 67が抜擢され、蒼森を北開道に見立てたドラマ、『すずしろ』の放送が開始されたのである。
主人公である機関士に忠実につかえる健気なレイルロオド『すずしろ』は当初、人間の女優が演じていたのだが、その女優の急病により、急遽本物のレイルロオド、すずしろ本人が代役を務めることになった。
女優の演技の鉄道監修を務めていたすずしろの様子をみていた監督が「演れる」と判断しての大抜擢に、すずしろの秘められていた才能が開花。見事に最終回までの代役を務めきる。
それにより、南のハチロク、東のラン、北のすずしろ――と評されるほどの大人気レイルロオドの座へとまつりあげられる。
本人はスター気質では全くないのだが、とにかく演技力が素晴らしいので、もとめられるまま、ドラマの中の『すずしろ』像をファンの前では演じつづけている。
本質的には水回りのお掃除が大好きなあまり、給水装置工事主任技術者ならびに下水道排水設備工事責任技術者を独学で取得してしまうような、ややマニアックを性格をしているのだが、同時に、見かけによらず恐ろしく肝が座っていて、逆境に強い。
ので、レイルロオドたちが集まるような場では(その人気もあいまって)リーダー役を期待されることも多く。そしてすずしろは、役ならばどんなものでも、見事に演じきってみせる。
「ラン」(高嵜鉄道D51 840専用レイルロオド)
<出身> 日ノ本(ひのもと/日本) 旧帝鉄鷹取工場製
<所属路線> 旧帝鉄→高嵜鉄道横河線(高嵜駅→横河駅)
<能力・性格> 旧帝鉄の大傑作貨物機D51形の中での平均的な性能を持つ840号機の、しかし非凡な容姿に恵まれて誕生してきた超絶美形レイルロオド。
その外観から、経営難にあえぎまくっていた末期帝鉄の人気回復のための起爆剤として、キャンペーンガール的に全国各地をイベント列車として走り回り、数多のファンを作った。
帝鉄解体後のいまもってなお、日ノ本でもっとも有名で人気の高いレイルロオドである。
本来は貨物路線の横河線が、定期外旅客の収入だけでも黒字を誇れる健全経営で安定しているのは、ひとえにランの人気によるものである。
製造直後からそう望まれ、演じ続けてきたため、行動も言葉遣いも、完全に宝柄歌劇団の男役そのもの。
「プリンス・オブ・レイルロオド」の異名は、国外にさえ響き渡っている。
が、役(乗務)を離れると、性格・言動ともに一気に地味~に落ち着く。趣味はアマチュア無線と電子工作。
自作PCを組むのも大好きで、高嵜鉄道のの社用PCは全てランが組み上げたもの。群真名物常毛かるたも、大変に強い。