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日々姫のジレンマ

「うううううう~」

にぃにと稀咲センパイ!
なんかめちゃくちゃ雰囲気よかった!!!

「ふたり、過去に――ってかこども時代に共通の思い出あるなんて……」

会話内容、結構断片的だったけん……
どぎゃんきっかけで会ったのかとか、その辺もめちゃくちゃ気になるばってん――

「聞けん! そんなん!! 聞くの危険な気がするけん!」

「なにが危険なのですか?」

「ハチロク」

にぃにの過去……
ハチロクも気になってるんじゃなかとかなぁ。

「……にぃにと稀咲センパイ。なんか、よか雰囲気じゃなかった?」

「お話、弾んでらっしゃいましたね」

「よね! なんか、過去の……こども時代の共通の思い出の話で」

「はい。『幼い頃に会っていた』と」

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